その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

クリ拾い

2014-10-13 23:51:39 | 暮らし

栗拾いのマナーを守りましょう。

金曜日(10日)、『夢屋本田』のお隣にある栗の木は、今年も沢山の栗の実を着けました。『夢屋国王』が子どもの頃は、3時のおやつなどと言うものは存在せず、独力でおやつを調達したものであります。春はアカツメクサの蜜を吸い、夏は赤スモモやグミ、クワゴに夏りんご、秋は何たって「クリ」であります。
必ずしも、友人宅にそれぞれ栗の木が植えてある訳ではなく、場合によっては、他所様の栗の木から、クリを拝借するのであります。(所謂、泥棒?)いえいえ、確かに他所様の栗の木ではありますが、悪ガキには悪ガキなりにクリ拾いのルールがありまして、樹上のクリ(イガ付き)を棒や石を投げて落としてはいけない。あくまでも地上に落ちたクリを拾うのがマナーなのでありました。
「(#ノ`皿´)ノコラー!!!」 当然、栗の木のオーナーからは、怒鳴り声を浴びせられるのでありますが、地上に落ちた途端にクリの占有権はオーナーでは無くなり、拾遺物扱いになるというのが、子どもたち共通のルール…民法でも許されている行為だと勝手に解釈しておりました。(正式には、樹上から落ちた途端に、占有権がオーナーの手から離れるという民法上でも保証されいる解釈ですが、元々落ちた場所は、オーナーの所有地だから、決して占有権が無くなっている訳ではないのであります。)
小学校へ通学する道すがら、栗の木を見つけては、ズボンのポケットがパンパンになるまで詰め込んで学校に通ったものであります。ご丁寧に、竹で作られた渋皮を剥くための道具まで持参してであります^^;

日立市では、叔父さんの自宅周辺で得意のカメラ昆虫採集をいたしました。「クロウリハムシ」…お天道様に照らされて、思いのほか綺麗に撮影されたと思っております。そして、学生時代から見つけたいと思っていた「ニジュウヤホシテントウ」も今回見つけることが出来ました。こいつは、運が良いぞ今週末も^^;
古くは鉱山、そして日立製作所や関連する下請け会社で賑わいを見せていた日立市も高齢化の波が押し寄せ、日立の叔父貴の自宅周辺も空家や荒地が目立つように成りました。しかし、空き地の藪には「アケビ」がたわわに稔り、何故かしらゴミとして捨てられたと思う里芋が自生していたりと、取り放題の食材の宝庫…オラなら、きっと鍋とカセットコンロだけで、1ヶ月は生き残れるなぁ…なんて考えた野生児『夢屋国王』でありましたとさ。

コメント
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