一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

11月7日 平城遷都1300年祭「平城宮跡会場」フィナーレでした。    11/8

2010年11月08日 23時20分00秒 | 「所感」もろっもろ~

(近鉄奈良駅前看板) 2010/11/4  21:20撮影

 

■2010/11/8(月) 曇~晴

平城遷都1300年祭 メイン会場である奈良市「平城宮跡会場」が、

昨日(11/7)フィナーレを迎えた。 

私は、最終日会場に行くことはできなかったが、とんでもないほどの

人出だったと今朝、会社で聞いた。

ゴールデンウィーク前の4月24日から198日間、実に250万人の目標を大幅に上回る

363万人の人たちが、天平ロマンに酔ったということになる。

うちの会社も奈良県に多くの事業所・研究施設を抱えていることから協賛企業に名を連ねていた。

 

今回成功の要因のひとつが、 「箱ものイベント」にしなかったことではなかろうか。

「箱ものは作らない!」 そう知事が宣言した時、私は拍手を送り、真っ先にボランティアを

買って出た。  結果、黒字で幕を閉じることがでると聞いた。

 

100年単位の節目に当たったこの年、このイベントを身を以て体験できたことが

とても幸運なことに思える。

 

TV「ケンミンショー」では、そこらじゅうに転がっているとまで言われた

古墳や国宝建築物・木造彫刻の数々

平城宮跡はあくまで、中心部のシンボルであって

奈良県全体を会場と捉え神社仏閣を中心に多くの動員が図られたところが

特に良かったのではなかろうか。

 

「せんとくん」は、来年も引き続き続投だそうだ。

イベントは、終わった後が大事。

この1年だけのお祭りに終わらしてはいけない。

奈良県の真価が問われるのは、きっとこれからだろうから。

(寅)


「梅乃宿」蔵開き(第13回)二日目 -③ では、また来年。 11/7

2010年11月08日 00時05分55秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 会場受付の皆さん 「梅乃宿」蔵開き) 2010/11/7  am11:50


■2010/11/7(日)

今日は昨日と違ってじっくりステージを見物させて頂いた。
そして 高橋さん からバトンを受け継いだという新しい杜氏さん・北場さん とも
少しだがお話しすることができた。

岩手で修業されたと聞いて
「私も岩手が好きで、あさ開さんの蔵とか廻ったことあるんですよ」と私が話をすると
「そうですか~」と極めて静かな反応だった。

高橋さんとお話しできなかったのが、今にして思えば残念だが同じ南部杜氏の
北場さんには、高橋さんに負けない美味しいお酒を造っていただきたい。

私が北場さんと話をして、暫らくして北場さんに親子(お父さんは60代・
息子さんは30代とおぼしき)が、近寄ってこられて
「是非、参五馬力」粕取り焼酎を復活させて欲しい」と切なる願いをされた。

そういえば最近店頭で見なくなったが、絶版になってしまったのか・・・参五馬力は
と横で聞いている私も改めて知ることとなった。北場杜氏は、メモされていた。

現場の生の意見、実にリアルである。
私も店頭に立った時、これに似た生の要望を多々受けたことがある。
生の意見は、どれも検討の価値あるものばかり、できるできないを
早く結論付けるのでなく、検討してみることが新たな展開を生むものだ。

私が思うに奈良県の清酒蔵が作る「粕取り焼酎」は、味のレベルが高いと
思っている。 
熊本・人吉の米焼酎もレベルが高いが、プロデュースの仕方次第で
(イメージ浸透をどう図るか次第では)九州でも通用するのではないか
と思わなくもない。 それくらい味のレベルが高いと感じている。

今回、お客様のご意見を真横で直に聞けたのも貴重な経験だった。
最後におかみさんに御礼を申し上げ、受付の方々に挨拶して会場を後にした。

写真は、その時撮ったもの。

「また 来年で~す。」 

酒は世につれ、世は酒につれ。
かくして今年の「梅乃宿」蔵開き、充分堪能させて頂いた。

おしまい
(寅)