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Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング

2018-06-22 21:12:30 | 本-言語関連
図書館から借りた『語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング (光文社新書)』を読了。
今月9日(土曜日)に日本語検定1級を受け、語彙力のなさを痛感した私。たまたま本書を手にしたのですが、まさに今の私にうってつけなのではと読んでみたわけです。
語彙って単に知っているだけではダメ。それをきちんと使い熟していくことが大事だというわけです。英語を勉強していても「コロケーション」なんて言いますが、日本語でも同じことですね。
「続柄」を「つづきがら」と読むなんて知らなかった…。ずっと「ぞくがら」と読んでいたからびっくりです(汗)。
本書をひととおり読んだだけで語彙力は伸びないと思いますが、読書する時には書かれてある言葉についてもう少し意識したいです。

語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング (光文社新書)
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光文社

日本の大和言葉を美しく話す

2018-06-12 20:25:43 | 本-言語関連
図書館から借りた『日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現』を読了。
本書はタイトルどおり、ジャンル別に大和言葉が紹介されています。本書で紹介されているような言葉がすっと出てきたら素敵ですよね。恥ずかしながら知らなかった言葉が意外と多かったです。全ページがカラーで、優しい感じのイラストが入っていたのも良かったです。

日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現
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東邦出版

話しことばの花束

2018-06-10 20:06:22 | 本-言語関連
図書館から借りた『話しことばの花束―ゆたかな日本語とめぐりあう幸せ』を読了。
本書は日本語に関する短いエッセイを纏めたもの。著者がアナウンサーという理由からか、主に話し言葉に関する話題です。日本語の話し方にも意外と深いところがありますし、その人なりの人格が表れますね。私も話し方には気を付けないと。
TVについてのエッセイがあったけれど、何だか同感できるところが多かったです。最近のTV番組、特にバラエティは品がないものばかりでうんざりしてしまいます。
エッセイの多くの最後には文献が掲載されていて、読んでみたいものも幾つかありました。

話しことばの花束―ゆたかな日本語とめぐりあう幸せ
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リヨン社

日本人のための日本語文法入門

2018-05-16 20:47:53 | 本-言語関連
図書館から借りた『日本人のための日本語文法入門 (講談社現代新書)』を読了。
軽い気持ちで借りたのですが、本書はなかなかの良書でした。国語の授業での「文法」というと何だかつまらないイメージですが、本書はそんなイメージを180℃変えてしまっています。普段は日本語の文法なんて殆ど意識していませんが、いざ本書を読んでみたら「なるほど…」と思いました。多少文法用語が出てくるけれど、例文で分かりやすく説明されていますので安心です。
別に日本語検定受検のために本書を読んだわけではありませんが、『日本語検定公式練習問題集 3訂版 1級』に本書に似た内容が出てきてびっくり。「文法」の領域は苦手ですので、本書を読んで正解だったかも。

日本人のための日本語文法入門 (講談社現代新書)
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講談社

TOEIC亡国論

2018-04-27 21:00:26 | 本-言語関連
図書館から借りた『TOEIC亡国論 (集英社新書)』を読了。
本書は1冊丸ごとTOEICをこてんぱんに批判する内容だと思っていたら、どちらかと言うと正しい英語学習方法に重点が置かれています。やはり昔から言われている地道な英語学習が一番なのですね。別にTOEIC自体は悪くないけれど、点数を取るためだけの勉強ではちっとも英語力は伸びないというのが著者の本音でしょうか。それと母語である日本語をきっちり学ぶべきとも書かれています。「日本語の文法を説明できますか?」と聞かれても私には到底無理だなぁ…(汗)。
本屋さんの語学コーナーへ行くと、TOEIC攻略本がたくさん置かれています。近くの本屋さんでも前はもうちょっと洋書のコーナーが広かったのですが、そこの一部がTOEICコーナーに変わってしまいました。それだけ「TOEIC信仰」が強くなっているのでしょうか。
救いだったのが、40代になっても英語学習を始めるのには遅すぎないこと。最近では早期学習が盛んですが、壮年期の方が有利なこともあるようですね。

TOEIC亡国論 (集英社新書)
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集英社

カネを積まれても使いたくない日本語

2018-04-05 21:03:54 | 本-言語関連
図書館から借りた『カネを積まれても使いたくない日本語 (朝日新書)』を読了。
本書ではおかしな敬語や、「とか」や「みたいな」に代表される曖昧な表現などが紹介されています。ちょっぴり辛口な文章もありますが、自分の日本語を見直すとてもいい機会になるかと思います。
どこまで敬語を使うべきか本当に迷います。だから必要がない場合にも尊敬語や謙譲語を使ってしまうことが度々。日本語検定の敬語の問題でも、敬語が不要とする答えが時々出てきます。
曖昧な表現も意識しなくてもけっこう使っているのでは?こういう表現を使った方がきつくないという意見も多々ありますが、使いすぎもどうかと思います。

カネを積まれても使いたくない日本語 (朝日新書)
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朝日新聞出版

しっくりこない日本語

2018-03-31 11:33:05 | 本-言語関連
図書館から借りた『しっくりこない日本語 (小学館新書)』を読了。
本書では敬語とか文法、意味を間違えやすい言葉など、日本語について扱っています。
毎年のように新しく出てくる略語にはびっくりしました。私は本書に出てくる略語を殆ど聞いたことがなかったし、ましてや使いません。ただし流行してはすぐに消えてしまうのでしょうね。
私も知らないうちに変な日本語を使っているのでしょうね。本書を読んで適切な日本語について再度考えさせられました。

しっくりこない日本語 (小学館新書)
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小学館

文化庁国語課の勘違いしやすい日本語

2018-01-22 15:52:18 | 本-言語関連
図書館から借りた『文化庁国語課の勘違いしやすい日本語』を読了。
「姑息」や「やおら」など、うっかり意味を間違えて使いそうな36語が掲載。辞書からの正しい意味の引用や近現代の著書からの例文が掲載されていて、説明がとても分かりやすいです。私もけっこう勘違いして使っていた言葉が幾つもありました。やっぱり日本語って難しいですね。この中から今後日本語検定に出題される言葉があったりして…。

文化庁国語課の勘違いしやすい日本語
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幻冬舎


ここ神奈川県某所でもかなり雪が積もってきました。今日は出勤日でしたがこの悪天候のために、正午で仕事は切り上げとなりました。もしいつもどおりの午後2時半で退社だったら、大変なことになっていたでしょう。明朝はどうなるか分かりませんが、この分だと電車やバスが遅れたり止まったりするでしょうね。あまりにも大雪なら出勤は諦めます、ホント。

わが子に伝える「絶対語感」

2017-08-01 14:49:46 | 本-言語関連
図書館から借りた『わが子に伝える「絶対語感」―頭の良い子に育てる日本語の話し方』を読了。
本書は小さな子どもを持つ親向けに書かれているようですが、そうでない人でも読める内容。話し方は人を表すとか同じ本を繰り返し読むなど、誰にでも共通する事柄も含まれています。
ただ、お母さんの話す言葉が子どもに影響するとは書かれていますが、お父さんはどうなのでしょう?たしかに胎児の時はお母さんの影響がかなり強いでしょうが、特に最近では子育てに積極的なお父さんが増えていますから、お父さんから言葉を学ぶことも多いはずです。

わが子に伝える「絶対語感」―頭の良い子に育てる日本語の話し方
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飛鳥新社

アナウンサーの日本語論

2017-07-20 20:50:53 | 本-言語関連
図書館から借りた『アナウンサーの日本語論』を読了。
本書は大まかに言いますと著者のアナウンサー人生と日本語論の二部構成。私はタイトルにもなっている「日本語論」に期待していたのですが、前半もアナウンサーという職業について知ってまあまあ良かったと思います。
高校生あたりまでだと学校の授業等で音読はさせられたけれど、大人になるとそういう機会はめっきり少なくなりますね。英語を学習していると英文の音読をすることもありますが、和書はそうそう音読しませんね。たしかに黙読よりは音読すると頭に残りそう…。
後半では現代の日本語について語られているけれど、アナウンサーらしく実に厳しいことが書かれています。私も知らないうちに間違った日本語をたくさん使っていると思いますよ、ホント(汗)。特に「~とか」や「~ですけど」などに代表される曖昧表現は、物事をはっきり言えない現代人の特徴そのものですね。

アナウンサーの日本語論
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毎日新聞社