知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

カオスの時代に生き抜く方法

2022年01月06日 | スキルアップ
最近、情報の「断捨離」をしています。
きっかけは、ヤフーニュースのコメントを見ていて、気分が悪くなったため。

野党議員もそうですが、
 批判ばかりで、建設的な意見はほぼない。

マイナスの言葉を浴びると、
 マイナスのエネルギーに覆われる
ので、気分もマイナスになってしまいます。

 類は友を呼ぶ
というように、
 マイナスな言葉を発する人の周りには同じような人が集まります。

そんな人達の集まりには、参加したくないですが・・・

反対に、人生を上手くやっている人の周りには同じような人が集まっています。

有意義な情報は、お金を払ってでも、
 自分で取りに行く必要がある。

お金持ちの世界では、当たり前の発想です。

本当に価値がある情報やスキルを手に入れるためには、
 対価を払う必要がある。

本当に良い人材を集めたければ、
 ある程度の給料を払わないといけない。
それに加え、共感できる理念や、周りに良い人がいることが求められる。

カオスの時代は、
 答えが分かりにくい。
そもそも、
 答えがあるかどうかも分からない。

そんな時代においては、
 自分が正しいと思う道を、自分や仲間の助けを得て選んでいかなければならない。
その仲間がよい人物であれば、楽しくて、よい結果も得られる。

反対に、スキルも無いのに、文句ばかり言って、人をけなしてばかりで動かない人ばかりの会社は、
 働いていても楽しくないし、結果も出ないので、未来はない。 


会社が、よい人材を獲得するには、お金を出す必要がある。
給料や、社員教育のための経費など。

そのお金は、決して無駄にはならない。
投資と同じ発想で、
 この情報が自分の未来につながる
と考える必要があるわけです。

個人の立場でみれば、大学に行くのも、投資。
そこで学んだスキルを、将来に活かすために通う。

人格を磨くのも投資。
すぐに腹を立て、感情的になる人は、結果が出しにくく、チャンスも失ってしまう。


*****
ただ、何をしたらよいのかすら分からないほど、混沌としている場合は、どうしたらよいのか?
何から手を付けたらよいのか分からないほど、汚い部屋を掃除しなければいけない場合は?


昨年、実家の片付けをしていました。
戦中、戦後世代の親は、何でもため込んで、捨てることが苦手で、建物内、敷地内の至る所に不要な物があふれていました。

まさに、カオス。

仕事でも、何から手を付けたら良いのか分からないような、難しい案件もあります。
これも、カオス。

そういうときの解決方法は、これです。



シンプルですが、
 最高のスキル。

ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる。
2006年に初版を買って、そのあと、カオスに負けそうになる度に本棚から引っ張り出してきて、パラパラ見ています。

タイトルだけでも、救われます。
困ったら、目の前の簡単そうなことを、ひとつだけをやってみる。

そうすると、その部分だけきれいになる。
やる気が出てきて、もう一つだけやってみようという気になる。

ただ、ポイントは、やりすぎない。
 今日は、ここまで。
 この部分は、少し片付いたな
という
 成功体験で終了する。

そうすると、小さな成功体験が欲しくなるので、翌日、続きができる。

ちなみに、この作者はイエローハットの創業者。
 ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる。
はコラムのひとつで、
 人生は、すべて小さなことの積み重ね。
 志は高く、実践は足下から。
というテーマなので、
カオスの対処法とは少し異なりますが、
 志を高く、ひとつずつ、小さなことを実践して、積み重ねていくと、いずれ大きなことが達成できる
ということなので、根っこでつながっています。

この本は、
 広い心で他者を受け入れる
 無駄な努力はない
 益はなくとも意味はある
 ひと言の愚痴をいうこともなく
 真の幸せは義務の甘受のなかにある
など、
 心が洗われる言葉でいっぱいです。

ただ、残念ながら、
 今の世の中は全く反対の方向
に向かっています。

 他人をけなすことに全集中のメディア
 努力は無駄とみなし、検索で何でも身につくと考える
 益がなければ、やらない
 みんな愚痴ばかり
 義務は果たさず、権利ばかり主張する
 (税金は大して払わず、給付金は要求。格差解消を声高に叫ぶばかり。みんなで成長して稼ごうという発想はない)


これが、人や情報は選んだ方が良いという理由です。

ちなみに、実家はどうなったかというと、
 1年かけて、片付けました。

ゴミ捨て。 100袋くらい。ゴミの日に迷惑にならないように4袋ずつ。
粗大ゴミ。
不燃ゴミ。
掃除。 使っていない風呂(倉庫?)から、扇風機3台発掘。
洗浄。 漂白剤の威力を知る。 5本消化。
DIY。 壁のひび割れの補修。
庭。 庭師+YouTube動画を見て剪定。

仕事の合間の気分転換に30分程度、コツコツ片付け。
負けそうになったときには、
 ひとつだけ拾えば、ひとつだけきれいになる
という呪文を唱える。

1年後、敷地内全体が見違える感じになりました。

カオスは、
 ひとつずつ、時間をかけて解決する。

一気にやろうとすると、
 途中で挫折するので、成功体験で終わる程度で、やめる
のが重要です。

ドラマのクリフハンガーの効果もあります。
途中で終わらせるとか、次回をちょっと見せると気になって、次を見たくなる手法。
 「シーズン2に続く」みたいな。

きれいになり、
 もう少しやりたいな、ここを片付けるとどうなるかなという気持ちが沸いてくる
ところで、あえて終える。


ひとつずつ。
これが、カオスの対処法。

嫌なことも、難しいことも、どうしたらよいか分からないことも、負けそうになることも、
自分の手には負えないように感じることも、死にたくなるほど絶望に陥ったとしても、
 ひとつずつ、できそうなことをやってみる。

スキルが無いなら、できそうな資格を探してみる。
難しすぎる問題は、人に聞いてみる。
絶望に陥ったら、乗り越えた人の本を探してみる。そして、数ページずつ読んでみる。

全部自分の力で、一気にやろうとすると、潰れてしまうので、
 他の人の力を借りながら、できることを、少しずつやってみる。

本当に小さな成功体験を積み重ねているうちに、
 自信も生まれ、気がつけば、きれいさっぱり片付いている。

 少し、希望が生まれるはず。

こんな風に、いい本や言い言葉に囲まれていれば、
 希望が生まれ、気分が明るくなります。

今の世の中は、
 ひどい言葉や性格の悪い人達がいっぱい(にみえてしまう)
なので、
 気をつけていかないと、気分が暗くなってしまいます。

 楽しくクールに生きる
ためには、
 情報を選択して、気分を暗くする言葉は、そもそも入れないようにする
ことも大切です。

これだけ自由も、物も、お金もある国なのに、
 なぜ、自殺者が3万人もいるのか・・・
希望が持ちやすい国をみんなで作っていくために建設的な知恵を出し合えばいいのに、
 ネガティブなメディアや、攻撃的な人、批判や愚痴ばかりの人が、あえて息苦しい社会を作っている。

どんな問題も、解決方法はあると信じて、ひとつずつ実践する。
お金の稼ぐ方法も、悩みをなんとかする方法も、痛みを癒やす方法も。

他人のことを気にせず、とりあえず、自分の幸せを考えて、できることをひとつずつ。

他人を気にしすぎたり、干渉しすぎたり、攻撃しすぎる社会は、
 自分も攻撃される社会である
ということを忘れてはいけないと思います。
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