知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

教育と学び

2016年12月03日 | スキルアップ
教育は、教師から教えてもらうもの。

学びは、自ら知的に成長するもの。

学校では、大人との関係、友人との関係を、
 学ぶ
ことが多い。

みんなとうまくやるためにはどうしたらよいか。
先生など大人との関係はどのように構築するとよいか。
先輩との関係は、どうしたらよいか。
かわいがってもらうには。
恋人を作るには。
苦手な科目をうまく乗り切るには。
しんどい体育で成果を出すには。

こうした「学び」が実社会でも生きてくるわけです。

学校というコミュニティでうまくやれるのであれば、
 会社というコミュニティでもうまくやれる可能性が高まる。

ただ、学校というコミュニティでうまくやれるようになるには、
 家庭というコミュニティが重要となる。

そのため、親の役割が重要となってくるわけです。


もちろん、親もどうやったら、コミュニティでうまくやっていけるかを
教えることができるわけではないため、
 不十分なところを失敗しながら自分で学んでいく。


ちなみに、この「学び」には限界はありません。
失敗し、つらい思いをしながら、学んでいく。
つらい思いをしないと、学べないので、
 学びのための対価(勉強代)
として、精神的苦痛、お金を支払う。




***
今回、大切な部下に辞めてもらうことになりました。
1から全身全霊で教えたので、できれば右腕になってほしかったのですが、
 僕の言葉で信頼を損なってしまった
ようです。
 好意は、憎しみに変わる。
 好きな人ほど、裏切られたと感じられたときには、憎い敵に変わる。
これは、人間の心理です。
そのため、修復は不可能。
きっかけは、お金でも、その段階に至ると、お金では解決できなくなる。
憎しみは、本人の体調面や仕事の面でも現れてしまう。
結局、他の従業員にも影響を与えてしまう。

正直、抜けた穴をどうするかを考えると胃が痛くなりますが、
 解雇するときは迅速に
 採用するときは慎重に
の原則に従い、辞めてもらうことにしました。
ただ、大切な人に辞めてもらうように伝えるのは、
 こんなにつらいものなのか
と、初めて分かりました。
口が渇ききって、お茶を何杯も飲まずには話せなくなる。

辞めてほしいと思った人に伝えるのも、いやなものですが、
 大切な人の場合は、つらさの性質が異なります。

ただ、優秀な人材なので、
 本人にとっても新たな気持ちで再スタートした方
がよい結果となるだろうという思いもあります。

今回は、
 従業員と夢を語るな
 従業員と友人になるな
 従業員に過度の期待を抱かせるな
という原則を学びました。

お金を払う側と受け取る側は、明確な境界線が存在し、
 その境界線をあいまいにすると、
 信頼関係が失われる危険性が高まる
ということです。

今回は、精神的にも、お金の点でもきつい出来事でしたが、
 だからこそ、この学びは、死ぬまで貫こう
と思います。

まだまだ、知的に成長しなければならないと実感したきつすぎる出来事でした。
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