
宇佐市10号線分岐より駅館川、恵良川沿いの国道387号線を南下すること約30分、山襞を流れ出す谷川に沿う山里の院内町。
南西部一連の山々は「耶馬・日田・英彦山国定公園」の一角を占め、変化に富んだ山岳、渓谷などの名勝地として知られ、行基菩薩草創の「龍岩寺奥の院」から「院内」の名が起こったと言われ、また九州地域に多い「石造めがね橋」が集中している処としても知られて居ます。
そんな龍岩寺への途中、国道387号線から県道27号線に入って直ぐ、左手前方に二本の大杉が聳え立つ村の鎮守「藤群(ふじむれ)神社」が見える。
大杉は県道に沿うように日本が並び立ち、県道側から見ればまるで巨大な鳥居に見えなくもない。
九州の地でありながら九州の屋根「九重山系」への道筋、雪が有るのか??裏杉よろしく箒状に広がった枝を持つ。
向かって左側の一本・・・、目通り6.6m,樹高32m・・・途中枝分かれ部分で特別なボリュームが有り、樹勢は良好。
片側の一本jは少し控えめな目通り5.9m、樹高32m・・・樹齢は共に推定400年。
空高く聳える二本の杉は地域のランドマークとしても慕われ大切にされて居る。
撮影2010.5.2