
参道の巨杉並木の奥にひっそり息づく九州第二のケヤキの巨木。
何処をどう走ってここまで到着したのか??
<神社参道入口辺りからの景観>
多分、熊本小国から県道で山中を駆け巡り、黒川温泉郷近くで国道422号線へ、温泉に入るでもなくそのまま道成りに東進、途中久住で県道30号線に乗り換え、長湯温泉郷の先で左折、久住連山南東斜面、棚田に三々五々民家の建ち並ぶ社家の地に立つ。
籾山八幡社は景行天皇が「土蜘蛛討伐」にあたり、戦勝を祈願された三神(志我神、直入物部神、直入中臣神)のうちの「直入物部神」(なほりのもののべのかみ)を祀ったのが始まりとされる古社です。
そんな古社らしく参道入口より鬱蒼とした巨杉群・・・・
本題のケヤキも然ることながら、この巨杉達も素晴らしく、南国大分にも係わらず、海抜の高い山中のため雪でも降るのか?枝が大暴れして居た。
大ケヤキは神門への石段手前に大きく立ちはだかるように諸手を大空に突き出すように伸ばしている。
根元の重量感以上に枝分かれしてる部分の重量感たるや超ド級の迫力です。
主幹には注連縄、根元には小さな石祠、このケヤキの巨木は髪の依り代、それほど深い杜では無いのに霊力が漲ってオーラを感じる。
推定樹齢800~1000年、目通り9.0m、樹高33m・・・大分県の天然記念物指定。
主観裏に痛みは見られるものの樹勢は旺盛、まだまだ大丈夫。
撮影2010.5.1