僕がこの樹を訪ねた二年前のまだ芽吹き前にはご覧のように枯れ木同然、、一部残った僅かばかりの枝だけがなんとか生の証を残していた。
以前紹介した帝釈始終のコナラより10分ばかし西方に走った小さな山里の民家庭先に立っている。
なんとも哀れな姿に見えるが広島県最大の丹波栗で目通り5.4m、樹齢500年・・、このまま朽ち果てるには余りにも忍びない。
家人の話によると、2008年夏過ぎ、急に元気が無くなり枯れた大枝などを撤去、樹勢の回復を願っていると聞いた。
その後ネットで少し元気を取り戻し幾分葉を茂らせた姿も見かけたような???
以前、主幹の大きな裂け目にはミミヅクが棲んでいて良く顔を覗かせたとか??
今はどんな様子なのか気にかかる栗の巨木です・
ちなみに全国では三位の栗の木です。
撮影2009.4.18