巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

御坊市 光専寺のビャクシン(イブキ)

2011-12-01 | 和歌山県

 御坊市の海岸際、紀伊水道を前にして在る塩屋町「光専寺」に立つ新日本名木百選にも選ばれたイブキの名巨木です。

国道42号線で御坊中心街を抜け日高川を渡りほんの少し南進すると塩屋の古い町並みが続く、国道から町並みを縫うように走る旧街道を走ると南端に近く、左手家並みの中に一目でそれと解る大きな木が見える。

光専寺の小さい境内からはみ出すように身を乗り出すイブキの巨木は、最近整備されたであろう白壁塀の一部が切取られた様に開口していて訪問者を迎えてくれる。

のたうち捻れて十数本の大枝が大空を覆い、其の迫力気迫に思わずたじろぐばかりの様相が見事で目が釘付けです。

樹齢約600年、目通り5.65m、樹高約14m和歌山県の天然記念物に指定されています。

いくらかの枝が払われた痕が生々しく残っていましたが樹盛は至って盛ん、まだまだ元気そうに見えました。

和歌山海岸沿いの寺院にはイブキの大木が多く見られますが、この迫力は何とも凄い。

撮影20009.6.13



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