![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ec/548833acfc8c78ba275213a007ffd3e9.jpg)
学校校舎のすぐ脇、それも石垣に邪魔されるように根を延ばしていてどうにも窮屈そうな大楠です。
JR紀勢線御坊駅のすぐ近く、県立紀央館高校の東側、学校の校舎に隠れるように湯川神社があって「湯川子安神社」とも呼ばれ、安産の神、子授けの神として地域の信仰が篤いようです。
この地は元中世の豪族湯川氏の小松原館跡だそうで、水堀の一部も残りそんな感じが所どころに見られる境内です。
石橋を渡って境内に進むと境内一面を覆い被せるような大楠が強烈な様相で迎えてくれる。
根元の大きい洞を隠すようにして小さな祠・・・・、この楠自身が神としてあがめられているようです。
大きな傷痕が痛々しそうですが・・・樹齢/推定1000年、幹周約9m、樹高21m、「千年楠」と市民からもl親しまれているようです。
一段上に上って本殿脇から覗いて見ると全く別の楠のよう・・・。
まるで巨大なカブトムシが這ってでも居るように見えたりも・・、まだまだ上から見た分には元気そうに見えます。
撮影2009.6.13