YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

あと数時間で初回の大統領選討論会

2012-10-03 18:46:27 | アメリカ政治
さて、あと数時間で、第一回目の大統領候補による討論会が行われる。合計3回予定されており、今回は国内問題(経済が中心になると予想されている)、次回はタウンホール形式で一般市民からの質問に答えるフォーマット、最後は外交問題となっている。 (副大統領候補による討論会は一度だけ、大統領候補討論会の一回目と2回目にスケジュールされている)

世論調査で劣勢に立っているロムニーのパーフォーマンスに注目が集まっている。伸るか反るか、瀬戸際な感じを強調する報道が増えている。一方で、オバマ陣営は静かな構えである。

下馬評としては、ロムニーが大胆な事をしなければ挽回は難しいという見方が、親ロムニー、反ロムニー両サイドから出てきている。一方でオバマサイドは、余裕を見せる形で討論会に掛けてない雰囲気を醸し出している。

ロムニー、オバマとも手練の政治家であるので、決定的な失言をする可能性は低い。

だが、最近オバマは、テレブロンプター(原稿無し)の演説やインタビューでは、結構危なっかしい発言が増えているので、ロムニーなり、(可能性は低いが)インタビュアーの質問の仕方によっては、トンでも発言を可能性は高いような気がする。

現職大統領なのに部外者のような発言も垣間見られるので、無責任さ、使命感の無さをアメリカ市民に見抜かれるかもしれない。