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アメリカ民主党アイオワ州予備選

2020-02-03 07:48:31 | アメリカ政治
民主党大統領候補指名争い、明日2月4日(月)アイオワ州党集会で正式スタートとなる。2020年大統領選の幕開けだ。

その上今週は、火曜日にトランプ大統領一般教書演説、水曜日に上院でトランプ大統領弾劾裁判の採決と重要なイベントが続く。

民主党の大統領候補選びは混沌が深まっている。アイオワ州ではサンダーズがリード、バイダンが追う展開となっている。サンダースは自称民主社会主義者で2016年から若い世代に人気がある。しかし、民主党上層部は党員でもないサンダースを煙たがっており、候補者にしたくない意図が見え隠れする。残りの候補者もパッとしないので、つい最近立候補表明したブルンバーグ元ニューヨーク市長に期待する体たらくである。(ブルンバーグは元共和党員である)候補者選びが全国党集会までもつれて、決戦投票になる可能性が出てきている。

一般教書演説はいつも通りトランプ節が炸裂するだろうが、トランプ壇上の後ろの席で、無理やり弾劾決議をしたナンシー下院議長の表情が見物である。トランプから嫌味の利いたジョークが飛び出すかも。

トランプ弾劾裁判は上院での審議が行われていたが、先週末、追加証人、証拠採用を否決したことで、事実上無罪が決定。

下院、上院での弾劾審議を通して、民主党は何一つ証明出来ず、トランプ憎さだけで議会をいたずらに空転させた事がハッキリとした。今秋の大統領選を有利にするための弾劾発議であったが逆に作用しつつある。

政局は圧倒的にトランプ再選になびいているが、何があるの分からい世界なので楽しい一年となりそうだ。

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