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我流ゴルフ理論(4)左腕の引き下ろし方

2009-12-13 07:28:57 | 我流ゴルフ理論
バックスイングの時、クローズに上げようとオープンに上げようと、必ずどこかの時点で、左腕は時計回りに回転します。インンパクトではファイスはスクウェアでなくてはならないので、反時計回りに戻さなくてはなりません。(私は右利きです)

フックになる人もスライスになる人も、左腕の引き下ろしと反時計回りのの戻しが、体の動きに追いつかない事から起こります。スライスは体はインパクトまで戻っているのに腕が遅れてファイスが開いたままなので、この遅れを腕ではなく体をより先に引っ張る(回す)事で、修正しようとします。そのため、ファイスは開いたままインパクトとなります。フックの人は、ダウンの途中で引き下ろし切らないうちから右手のアオリが入り、インパクトではファイスがかぶさってしまっています。

どのようにして左腕を引き下ろし、捻り戻したら良いのでしょうか。答えは、インパクトの直前までに引き下ろすと同時に捻り戻しておきます。基本的にインパクトするまでは、左サイド引きのみです。左足の踏み込みが終わる時点が左腕の引き終わりです。踏み込みはクローズ気味で、上体はインサイドからです。踏み込み終わり、引き終わりは、左手がインパクトの5CM位前で、インパクトに比べてほんの少し、クローズな感じです。

引き下ろすだけでなく、捻り戻す要領は、左手の小指の方から、薬指、中指の順(といっても一瞬ですが)グリップを強く握って行きます。ダウンスイングのどの辺からかは、個人の左手の腕力によります。普通の人(私も含めて)はダウンスイングの真ん中くらい、グリップが体の右になった所が目安になると思います。一番大事なのは、ダウンスイングでは右手を動かす意識をしない事です。結果的に右腕が適当に伸びて、右肩の突っ込みや右手によるフリップの防止になります。

腕の引き下ろす、捻り戻す早さで、下半身や上体の早さを決めます。腕の動きに体の動きを同期させるのです。逆ではありません。早く振ろうとするばかりに、特に下半身が腕より速く動いて、遅れたまま(スライス)になったり、右手をフリップ(フック)になったりします。

繰り返しになりますが、ダウンスイングの途中から左手の小指からグリップを強く握って行く事で、左腕の引き捻り下ろしが出来ます。

ゆっくりしたスイングでも、ボンヤリ丸く弧を描くように振るのではなくて、しっかり踏み込んで、左手を引き下ろし捻り戻してインパクトです。そうすると、右サイド、右手の出る幕が少なくなり、タイミングに頼るインパクトでは無くなります。

ちゃんと引き下ろせると,矛盾したように聞こえるかもしれまんが、左手を引き下ろした後の右手は自由に使えます。特にウエッジで、右手をこれも反時計回りに早く回してやると、スピンが掛かります。

左足の踏み込みと左腕の引き下ろし及び捻り戻しの同期が肝心です。尚、右で打ちに行くと方向性を失いがちですが、いくら強く踏み込んでも方向性がわからなくなる事がないので、方向性との共立も出来ます。


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