YS Journal アメリカからの雑感

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昨日の続き、もうちょっとシンプルにアメリカ政治の長期予測

2011-09-08 00:09:39 | アメリカ政治
昨日のエントリー「当たる訳もないが、アメリカの将来を長期予測」の続き。アメリカの政局の流れをどう見るかの軸を自分の中で、紛い也にも、完成させておこう。

オバマ大統領を誕生を頂点とする、思いっきり左に行った振り子が、長期的(20年とか30年、つまり自分の死ぬまで)に右に戻って行くだろう。よって、この流れを乱す様なノイズと、リバースするキッカケとなるアクシデントの2点だけを、注視してれば良いと思う。

難しいのは、ノイズとアクシデントが、表面上は同じ様に現れる事だけであろう。また、可能性としては低いが、ノイズをリバースのキッカケと勘違いした挙げ句に、その勢いで反対方向へ動く可能性がある事だ。(結局、何でもありという結論か?)

しかし、状況として一番悩ましいのは、オバマが再選され、上院、下院で共和党が過半数を取る構図になった時だ。本格的な政治的デッドロックになるだろう。議会(成立法案)対ホワイトハウス(拒否権)の争いとなり、現状維持の打開が出来ず、ズルズル4年間に渡り地合が悪くなるという最悪シナリオが考えられる。そのなった時は、振り子なんてのんびりした事を言えない状況になりそうだ。

全体として右へ振れているのに、無駄な時間が費やしている間に、財政再建の道が閉ざされ、アメリカが蘇れなく可能性が出てくる。(そうなると、日本はもっと大変そうだ)

来年の選挙の結果が出るまでは時間があるので、2010年中間選挙で明らかになった保守復活傾向が、オバマが民主党の大統領候補になった2008年以来続いている私の嫌な感じと、合致ししているのかを、更に考えていく事にする。(これじゃ、分析予測ではなく、只の自分の感情分析じゃないか!)


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