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久しぶりのゴルフレッスン、決断の時

2011-05-26 12:05:52 | ゴルフ
自宅勤務の利点を最大利用(悪用)して、今日の午前中に5ヶ月ぶりのゴルフの個人レッスンを受けた。昨年暮れから教えてもらっているインストラクターで、今回が3回目。(過去のレッスンの様子は、これこれ

同じインストラクターによる個人レッスンと言っても、半年で3回なので、行き当たりばったりとまでは言わないが、向こうも細かい事は覚えていない感じだった。ウォームアップで球を打ちながら、これまで教えてもらった事と、自分なりに何をしてきたかをお喋りして、思い出してもらう様に仕向けておいた。

まずは、ビデオ撮影でフォームをチェック。相変わらず、インパクトは良い。右上腕とシャフトが綺麗にインパクト直前から直線になってきた。インパクトのシャフトアングルとスパイン(背骨)アングルも良く、最初に右手グリップを直されて努力してきた成果がでている。

悪いのは、アドレスの姿勢と左手のグリップ。

アドレスは、元々前屈みの癖があるのだが、何とアドレスとインパクトのスパインアングルの差が13度。アドレスからトップまでは屈んだままで、トップからインパクトにかけて立ってきて、インパクトでは何とか理想(?)の角度になるのである。右上腕とシャフトを真直ぐにしてインパクトを意識して、器用に立ち上がっている。

インストラクターも、インパクトが肝心なので、悪くは無いが、安定しないので、アドレスをインパクトと同じ姿勢にしていこうとの提案があった。(青木とかジャンボも、アドレスは前屈みで、インパクトのスパインアングルとは全然違うので、そんなに悪くないのではないか、密かに思っている。逆に、伸び上がる力を飛距離に結びつけれるのではないかと考えている)

次に左手のグリップであるが、ストロンググリップにいるので、左腕のローテーションを使えてなくて、コックのみになっており、パワーを損しているとの事だった。左腕をローテーションさせないので、アドレスからコックだけでクラブをピックアップする事になり、フェイスシャットでテイクバックしている。始動ではアウトサイドに外れるのだが、途中で器用にスイングプレーンに戻していた。

クラブを持たない状態で、左手をアドレスのポジションに垂らした時に、本来は、左手がスイングプレーンに対して、垂直でなければならない。私の場合、手の平をプレーンにおく様な形になっている。既に左腕がローテーションしているので、テイクバックでは、コックのみとなるのである。

どのようなミスショットが多いか聞かれたので、ミッド、ロングアイアンで低い弾道のフックが出ると答えたら、ローテーションさせていない左腕がたまに回ってしまう事でインパクトでフェイスがクローズになる事が原因だと言われた。その通りだと思う。フォローでは、クラブフェイスはキチンとプレーンをなぞる様になっているので、左腕が回らないわけではないのである。

正しいグリップ(アドレスも)で、何発が打ってみたが、シャンクばかりで絶望的な感じであった。

絶望的なシャンク連発を見て、左手グリップに関するインストラクターからの提案があった。修正しても、しなくても、どちらでも良いと言うのである。修正する利点としては、左腕のローテーションが使えるので、距離が伸びる事と、時々出るフックが出難くなるというのである。これは納得。

今のグリップである程度安定しているのでいじらずに、ショートゲームなど力を入れてスコアを良くする方向(どっちにしろ必要だが)でいくのが、修正しない選択。左のストロンググリップで、左腕をローテーションさせないプロの代表格はトレビノで、このグリップが悪いというわけでは無いとの事。

理想の形は理解出来るが、左腕がどのように左肩からぶら下がっており、どのようにローテーションが出来るかは、個人差があるので、自分で決めるしかなさそうだ。インストラクターは、私が自分自身で答えを出さないと納得しない事を察している様だ。左肩の柔軟性のなさから、必然的に今のグリップになっているのが、悲しい所ではある。

帰ってきて、本、雑誌でストロンググリップで有名なプロの写真を、色々と探してみた。確かにトレビノは、言われた通り。彼は今の時代にゴルフしてたら、直されまくっているだろう。あとは、ポール・エイジンガー、デイビット・デュバル、忘れてはならないのは、カプルス。

カプルスは、コックだけでテイクバックしているが、インパクト後に左腕をローテーションさせている。ストロンググリップでも、左腕をローテーションさす事は不可能ではなく、飛距離も出せる様だ。(デイビット・デュバルも同様)

グリップとアドレスは密接に関係しているので、グリップを暫く試してみて、どちらにするか決めた上で、最終結論を出すつもりである。


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2 コメント

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Unknown (Micky)
2011-05-26 13:41:58
今、世界ランキング1位のリーウェストウッドも手を返しませんね。

私も特殊な場合以外は返しません。

まあ確かに距離は損しますけどアイアンでグリーンに乗る確率は返す場合より高いと思います。

特に私の場合練習はほとんどしないので手を返さないシンプルなスゥイングは楽です。
Unknown (ysJournal)
2011-05-26 18:06:15
Mickyさん
最近ドロー、フック気味の決定的原因が分かってホッとしてます。左手のコック、引き方を上手に意識出来そうな気がします。


今の時点では、いじらない方向で考えてます。今週末にラウンドするので、積極的なコックの利用とカプルスの様なリリースで、左を心配しなくて良いスイングを目指すつもりです。

飛距離はやっぱり欲しい。

一応、ローテーションも試すつもりですが、やっぱり、左肩に負担がかかる上に、上手く出来そうにありません。

リーウェストウッドは、返さないけど、左肘を抜き気味なので、カッコは悪いですね。

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