YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

ブルーバード いきものがかり

2011-01-30 08:52:30 | 音楽関連
自分にとって人生の応援歌と言うと、渡辺美里の「My Revolution」が不動の位置を占めている。

大学を卒業して、勤め始めたものの面白くなく、鬱々していた時に、皮肉なのだが仕事関係の知り合いが、デビューアルバム「eyes」を紹介してくれた上に、テープ録音までしてくれた。

18歳なのに抜群の歌唱力と、若いゆえの危なっかしさがぐちゃぐちゃになった、もの凄く良いアルバムであった。30になる前にドラッグかなにかで死んでしまうのではと思わせる刹那さがあった。翌年に「My Revolution」が大ヒットとなった時に、最初から知っていると言うオタク的な喜びと、曲の良さ、そして転職が現実的になっていた自分の状況などが混然一体となって、人生の応援歌と言えば、これがやっぱりこれになる。

その後、渡辺美里は、死ぬ事も無く、歌手としては成功したが、印象に残る歌は無い。年と伴に太ってしまい、挙げ句の果てに「ドラえもんの主題歌」をおおらかに歌い上げるに至り、自分の中では、どうでも良いおばさん歌手に成り下がってしまった。

私の年代当たりでは、「My Revolution」を人生の応援歌としているひとが多いのではないかと思う。家内も、昔友達に誘われて(騙されて?)連れてゆかれたアムウェイの説明会の締めで、この曲が掛かって頑張ろうと盛り上げられたと証言していた。「一発当てよう」系の人には、ばっちりの不朽の名応援歌であろう。

いきものがかりを気に入っていた家内が、お正月に日本に帰った時に、ベストアルバムの「いきものばかり」を購入してきた。今日、娘を学校に送るのに家内を運転していったのだが、たまたまこの CD (2枚目)が入っていて、何と無く聞いていたら、結構良いではないか。

そして、「ブルーバード」を発見したのである。日本ではアニメの主題歌だったりして売れていたようだが、そこは、アメリカ在住22年という事で、お許し頂こう。

蒼いのだが、シンプルなメッセージにぐっときた次第だ。若者だけにこんな感情を許しすのは勿体ない。恋愛の歌の様だが、勝手に気に入ったサビだけで、ちゃっかり自分への応援歌にする事とした。(老練さがでているか?)

飛翔(はばた)いたら 戻らないと言って
目指したのは 蒼い 蒼い あの空

イカロスは太陽に到達する事さえ出来ず、麻雀の青天井にさえ数学的限界がある。しかし、はばたいたら戻ってはいけないのである。私の人生も、Open End で良いのだと、勇気づけられている様だ。

メンバーの水野良樹って子、洗練されてないけど良い詞書くねー。

YouTube で探したが、適当なのが無く、鉄ちゃんがアップしている電車のイメージビデオで、オリジナルが聞けるので悪しからず。




探しいるうちに、こんなの見つけました。大爆笑。人生もいろいろと忙しいが、この位「突き抜たら」大丈夫でしょう。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿