メガネの度が合ってないし、何と言っても老眼が忍び寄ってきているので、ほぼ2年振りに、メガネを作り直す事にした。
近視が少し進み、老眼もハッキリと出てきているとの事で、プログレッシブというレンズにすることにした。上は遠くを見るため、中はコンピューターのため、下は近くを見るため、と段階的(プログレッシブ)になっており、昔のバイフォーカルの様に、いかにも老眼鏡が入っていますという事は無い。(ひょっとして当たり前!?、一応、老眼鏡初心者なので、その辺の事情分からず)
で、視力検査のとき、当然アメリカなので、アルファベットを読むのだが、どうしても「ヨ」に見える文字があり、私は、確信を持って「E」と応えていたのだが、後で考えてみても「ヨ」にしか見えなかった。
家に帰って、アルファベットを書き出してみたのだが「ヨ」に見える文字が無い。私がみたのは何だったのだろう?
小学校一年の下の娘が、今でも時々平仮名やアルファベットを裏返しに書く事があるが(私は、保育園の卒業アルバムに「さ
とう」の代わりに「さ
うう」と署名した忌々しい過去がある)、読む行為で、こんな勘違いをするなんてショックだった。
そして、もう1つ。
アメリカの住所は、最初に番地を言い、ストリート名と続くのだが、数週間前、住所を聞かれて、自分の番地(710、セブン、テンと呼ぶ)を言おうとして、「セブン」と言った後が続かず、「セブン」、「セブン」と繰り返した後、やっと「テン」が出てきた。
自分自身でも、狂ってきたのか、ボケてきたのか確信がないのだが、日常生活に困っていないので、一応、自動車業界らしく、正気率 99.74%(3σ)辺りではないかと、楽観的に考えている。
こんな事が立て続けに起こった直後に、極東ブログの「
[書評]幻聴妄想かるた+解説冊子+CD『市原悦子の読み札音声』+DVD『幻聴妄想かるたが生まれた場所』付(ハーモニー著・編集 )」を読んだら、呑気に楽観的に構えてもいられない。
それにしても、この「
幻聴妄想カルタ」は、凄そうだ。
私も、「むりやり私は天皇にされるところだった」と「レストランでうんこの話がしたくてしょうがなくなる」の間で生きているので、よく分かる。
「むりやり私は天皇にされるところだった」ほど高尚ではないが、小さい時に自分が天皇の御落胤では無いかという妄想をした事があるし(ああ恥ずかしい)、「レストランでうんこの話がしたくてしょうがなくなる」は、はっきり言って実践している。
「幻聴・妄想が激しい」と疲れるそうだ。文字がひっくり返ったり、番地がすぐ出なかったりしただけの正気率 99.74%でも、俺って大丈夫と不安になるので、正気率が90%位になると、日常生活を送る自信が無い。
取り敢えず、
シックス・シグマを目指して頑張るか。