YS Journal アメリカからの雑感

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副島隆彦の「野村証券破綻」と板垣英憲の「天皇家の金塊16京円」

2011-12-25 00:25:46 | 雑記
まずは、副島隆彦の「野村証券が潰れる」(いつまで、残しておくのやら)は、勇み足のようだ。野村証券が公式に否定している。


そして、もう読むだけにしたつもりの板垣英憲大先生であったが、金の事で余りにいい加減な事を度々書いているので、副島隆彦の勇み足に刺激されて一言。

いい加減発言の引用始め

天皇家が中国台湾の「李家」(イルミナティ13家の1つ)に預けていた「金塊」の1部(16京円相当)を引き出して、東日本大震災の復旧復興と米国経済再生に半分ずつ提供することを決め、すでに実行しつつある。日本国内では、日本銀行を頂点に、「3つのメガバンク→地方銀行」に流して、中央・地方の大企業・中堅企業に配分して、東日本大震災の復旧復興に当てているという。

引用終わり

天皇家の金塊の一部で16京円との事だが、12月22日の金相場、グラム 4,291 円で計算すると 37,287,345 トンになる。現在世界の金の総量は、198,000 トンと言われており、オリンピックプール 3.42 杯分。16京円分で、オリンピックプール 644 杯分になるのだが、台湾のどこに保管されていたのだろう。(これでもまだ一部なのだ)

その上『「3つのメガバンク→地方銀行」に流して、中央・地方の大企業・中堅企業に配分』とかすると,これらの企業の会計処理はどうなるのだろうか?私の乏しい知識では、「雑収入」位しか思い付かない。「御下賜金」と書くと、監査法人も見逃してくれるのだろうか?

『天皇家からを 37,287,345 トン もの金を与えられる日本国民は幸せである』のだろう。でも、1億3千万人で山分けしたら、一人当たり12億3千万円になるので、マドロッコしい事をするより、現金をバラまいた方が国民は喜ぶと思う。でも、因に、日本通貨の流通量は85兆円程しかありませんけど。

最近、金相場が軟調なのは、市場に世界中に存在している総量の約188倍もの金が急に流通し始めたからに違いない。