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幾つになってもトレイルラン

ハセツネ参戦記(その2)事故について

2007-10-24 01:13:37 | 
今回、残念ながら死亡事故が発生した。
亡くなられた方の第二関門通過時刻(主催者によると9時間20分台)や事故発生の時刻から判断すると自分が事故現場を通過したのは事故発生後30分位と思われる。
通過した時の状況は、3人選手がいて、その内の一人は携帯電話で通話しようとしていた。
他の二人は登山道の横にしゃがんでいたような気がした。
雰囲気としては、慌しい雰囲気はなく、誰かが具合悪くなったのかなと言った感じだった。
事故現場から少し進むと逆方向から一人降りて来た。何故下って来たのかと思ったが、そのまま御前の登り入った。

今回の事故により、今後のハセツネの実施が危ぶまれることのないようにの願いで今回の事故を考えてみたい。
主催者の事故報告によると亡くなられた方は、ハセツネは初出場であるが大学山岳部の出身とのこと。
今回の事故現場はハセツネの公式マップでも危険箇所とされているが、昨日までロードしか走ったこと無い人が始めて山道を走るのとは違い、もっと危険な場所を幾度と無く経験していると思う。
また、第二関門通過は9時間20分台ということは、ゴール時間は15時間台と思われ、日頃よりトレーニングを積んでいると思う。
このように考えると今回の事故の原因は、参加資格やコースに内在するものではないと思われる

今回の事故により来年以降のハセツネ中止は、あまりにも短絡的であると同時に、事故は全て自己責任というのも主催者の責任という点では疑問。
今後の対応として考えられるのは、徹底した危険箇所の告知だと思う。
自然の中の山岳コースは、その全てに渡って、ロードと異なり多かれ少なかれ危険性はあるが、ハセツネの場合、風張峠付近の巻き道、大岳山の登り下り、そして今回事故が発生した御前の登りが危険箇所とされれいる。
対応としては、具体的には
○危険箇所は、既に大会マップや大会案内の中で告知されているが、大会案内とは別に告知文を作成する。
○危険箇所の手前で人を配置する。
それでもの事故、自己責任になると思う。

これだけ規模の大きくなった大会で、主催者側の動員も大変だと思う。
場合によっては、参加費アップも仕方がないと思う。
これからもハセツネが続くことを願う
コメント (2)
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