行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

晩秋の夕焼け

2009-11-18 21:28:05 | Weblog
深夜から朝方の激しい雨の残雨が午後まで続き,
どんよりとして雲がなかなかとれない,
薄日がさしたかと思うとまた厚い雲がたれ込み,小雨が落ちてくる。
そんな11月14日の土曜日,
夕方の5時近くになり,西の空が火事のように真っ赤に染まった。
晩秋の日暮れは真に早い,まだ5時前だというのに地上はもう暗く暮れている。
街灯の灯は白く,刻々と光を増していく。
上空の厚い雲が赤黒く染まる。
そして,その色がドラマチックに変動する。


荘厳に冬の夕焼け幕が開く
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街路

2009-11-17 22:36:45 | Weblog
                      


うららかな秋の休日の昼下がり,
街路樹の紅葉,落葉が深まるニュウタウンの道,
サイクリングの一行が,勢いよくとおり過ぎて行った。

バイシュクル紅葉の街を疾走す
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茶の花

2009-11-16 22:30:39 | Weblog
道端の2mほどの灌木に,
大きさ3cmほど,花びらに比べ,雄蘂がやけに目立つ白い花が咲いていた。
時節から,山茶花か椿かなと思ったが,少し違うような気もする。
ひとまず写真を撮って見る(11/3)。

茶の花のようである。
茶畑にあれば茶の花とすぐに思うのだが,
道端にある2mほどの灌木,茶の木とは思い及ばなかった。
茶は生活にとても身近な植物で,茶畑の茶の木はよく見るが,
花を身近でじっくり見るのははじめてである。
茶というと茶摘みの若葉だが,花も清楚でなかなかきれいなものである。
茶はツバキ科の常緑低木とのこと,
茶がツバキ科であることをはじめて知ったが,
最初見た瞬間,山茶花,椿の仲間と思ったのも
あながち間違いではなかったようである。

茶の花や雄蘂威張って胡座かき
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菊と蜜蜂

2009-11-15 23:32:45 | Weblog


きれいなピンク色の菊に,カメラを向けると数匹の蜜蜂が遊んでいます。
毛色が違う2種の蜜蜂がいるように思えます。
片方が,色が濃く,少し黒ぽく見えます。
ひょっとしたら,いつも素敵な写真を載せてくれている
ブログ「須玉日記」で一月ほど前紹介されていた
日本蜜蜂かも知れないと思い写真を撮ってみました。
しかし,帰って調べてみると,
両方とも日本蜜蜂ではないようです。
日本蜜蜂は全体がもう少し黒く,尻尾の縞がはっきりとしていました。
西洋蜜蜂にも種類がいくつかあるようです。
また,個体差もあるのかもしれません

蜜蜂の菊と戯れ日曜日
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秋と春の同居

2009-11-14 23:34:08 | Weblog
ホトケノザとハキダノギク

 ツツジ(11/7)

初旬の寒さが一変,とても暖かかった先週11月7日の土曜日,
はやくも春になったと勘違いでもしたのでしょうか,
いまは休耕中の畑の畦になんとホトケノザが数株,花を咲かせていました。
その横には秋の雑草の花,ハキダメギクが季節どおりに花を咲かせています。
そんな春と秋の野花をいっしょにフレームに収めてみました。

その帰り道,季節はずれのツツジが咲いていました(写真下)。
時間がなく,急いでいましたが,足を止めてしまいます。
ツツジはよく帰り花,狂い咲きが見られるようです。

上着脱ぎいそぐ小径や帰り花
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ニュウタウン

2009-11-13 22:06:46 | Weblog

最初の開発から40年の月日が立ち,
ニュウタウンの名がかすんできた多摩ニュウタウン。
バブル期のラッシュには遠く及ばないが,
それでも,この不景気の中,少しずつマンションが,住宅が建てられている。
5年ほど前,大規模高層マンションが奥に建ち,
手前の道路も谷を渡る橋がやっとでき開通した。
長年野原だった場所に,今年は新しい住宅が日ごと戸数を増やしている。
景色は少しずつ変化しているのである(写真上稲城向陽台地区)。
やはりニュウタウンであるのかもしれない。

今年一番の寒さとなった今朝,そんなニュウタウンの上空を,
30羽ほどの雁がまもなく降る冷たい雨を予知したのか,
スピードをあげてとおり過ぎていった。
まるで規則のように,絵に描いたようなV字飛行である。
冬はもうすぐそこと感じさせる一日であった。

Vの字を誇るがごとく雁渡る
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野菊(ノコンギク,ユウガギク)

2009-11-12 23:05:09 | Weblog
 ノコンギク

 ユウガギク


野菊という種類の菊はないが,関東で野菊といわれるものは,
ノコンギク,カントウヨメナ,ユウガギクの3種らしい。
カントウヨメナだという説が有力のようであるが,
小説「野菊の墓」の野菊もこの3つのなかのどれかといわれている。

写真上は雑木林の入り口,乾いた道の端にあった野菊,
もう少しきれいな個体があればよかったのだが,
どれも土埃を浴び,花も盛りを少し過ぎてしまっている(11月4日)。
ノコンギクとヨメナは花も葉もとてもよく似ていて,
図鑑,ネット等の写真を見ただけでは判別は難しい。
ノコンギクは花柄が短く,花が比較的密集して咲き,
比較的乾燥したところにあるとの記載を根拠に写真の花をノコンギクとする。
ノコンギクもヨメナもキク科シオン属,
科も属も同じ多年草である。

写真下も野菊,青が強く写ってしまっているが,花色は白である。
シロヨメナあるいはヨメナの白花と思ったが,
図鑑等から判断するとユウガギクのようである。
いずれにしても野菊の花の判別は難しい。

野菊咲く丘の小径を遠回り
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爆蘭(ハゼラン)

2009-11-11 23:17:10 | Weblog
 (爆蘭10/3)

10月の初め,
舗装道路の端,コンクリートの隙間に根を生やし,
八方に伸びた細い枝先にピンク色の小さな5弁花,
そして,赤い実をたくさんつけた草を見つけた。
1cmに満たないほどの花だが,色合い,形がとてもよい。
この植物の花を見るのは初めてのような気がする。
実がこんなについているということは花も終わりに近いのだろう。
夏が盛りの花と思われる。
コンクリートの隙間に生え,こんなに花を咲かせるなんて驚きである。
ひとまず写真を撮るが,草の名がわからない。

ふとしたことから,爆蘭(ハゼラン)であると知る。
スベリヒユ科ハゼラン属の多年草で熱帯アメリカ原産,
鑑賞用に明治に渡来しているが,いまは多く野生化をしている。
写真の個体は草丈,横幅もかなりあったので,
何年もコンクリートの隙間に生え続けているのかもしれない。
花が蘭のように見え,
赤い実の中に詰まっている種が熟すと爆発するようにはじけ散ること,
枝先にたくさんついた蕾が線香花火のようにはじけ,
爆発するように咲くことから,爆蘭と名がある。
花が午後の2~3時間だけしか咲かず,あとは閉じてしまうところから,
三時花(サンジカ),三時草(サンジソウ)の別名がある。
写真はピンボケしているが,そんな爆蘭(ハゼラン)の花である。

知ることの楽しきを知る夜長かな
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秋のブーゲンビリアそれに・・・・

2009-11-10 21:06:29 | Weblog
秋にも咲いたブーゲンビリア

 名不詳


春に鉢植えで求めた小さなブーゲンビリア,
夏の間は元気もなく,葉も落ち始めたので枯れてしまうのかと思いましたが,
10月になり,5,6花とほんの少しですけど,花が咲きました(写真上)。
帰り花かと思いましたが,そうではないようです。
ブーゲンビリアは真夏を除いて春と秋に花をつけるのだそうです。

写真下は10月下旬,近所で見つけた朱色の花です。
花,蕾の感じからは芙蓉の仲間かもと考えましたが,
朱色の芙蓉,調べても出て来ません。
なんの花なのでしょうか,ご存じの方教えてください。
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琉球朝顔(リュウキュウアサガオ)

2009-11-09 22:49:34 | Weblog
 リュウキュウアサガオ

秋も深まった今頃まで咲いている変な朝顔と思っていたが,
気にかけて道を歩いていると,この変な朝顔,あちらこちらに咲いている。
よくみると,葉の形,色が在来の朝顔と違う。
葉の密度も高く,びっしりと茂っている。
琉球朝顔という種の朝顔のようである。
日が短くならないと蕾をつけないようで,
10月から12月ごろまでが花の時期,
11月の今頃は,まさしく花の盛りなのである。

琉球朝顔が一般に栽培されるようになったのがいつ頃からなのか,
寒さを感じる時期に朝顔が咲いている風景に子供の頃の記憶はない。
花期が長く,勢いよく茂る生命力,たくましいその姿は,
花の命は短く,可憐さに美意識を感じる私としては
在来の朝顔のほうが好ましく思えるのであるが,
そんなことを意識せずに見るこの花はやはり朝顔の花であり,その青色は美しい。
別名をオーシャンブルー,その名のとおり,
深い青色の花がとても魅力的な花なのである。

昔は夏休みの絵日記には必ずと言ってよいほど,朝顔の花が登場していた。
私達の世代は,朝顔は夏休みの花であった。
いまの子供達にとって朝顔は夏休みの花ではなく,
寒さを覚える頃,晩秋の花になってしまうのかも知れない。
そんなことを思いながら,日が極端に短くなった秋の夕暮れ,
道を急いでいると,今も昔も変らない数人の小学生の姿を見る。

道草の子にはや釣瓶落としかな
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