行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

アフリカハマユウ、オオバノギボウシ、オカトラノオ

2018-07-28 20:00:26 | 花,植物
6月中旬、
まだそれほど暑くなく、時々雨も降りました。
酷暑が続く7月下旬に思い浮かべると、いい気候でした。
そんな6月中頃、散歩の道端に写した白い草の花、
みずみずしく、美しく感じます。


ヒガンバナ科アフリカハマユウ。
南アフリカが原産、明治時代のはじめに持ち込まれ、
インドハマユウと同定されていましたが
最近になりそれは間違いであり、アフリカハマユウと訂正されています。


原種は花に赤い筋が入ったものが多いそうですか、
テッポウユリに似た真っ白な花が素敵です。
咲きたての花は清楚できれいですが、
すぐに傷んでしまうのが少し残念です。


雨の最中にアフリカハマユウの花を写していました(6/20)。
花びらが雨で透けて見えます。


オオバギボウシ。
山地の草原や林縁に見られるギボウシ属の多年草、
6〜8月、漏斗型の白色または淡紫色の花をやや下向きに咲かせます。
蕾が橋の欄干の擬宝珠(ギボウシ)に似ているのでその名があります。


オカトラノオ。
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草、
平地から低い山地の日当たりのよい草地や道端に見られ、
6~7月、白色の小さな花を茎の先に総状につけます。
下方から開花していき、花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がります。


ケシ科タケニグサ。
道ばたや造成地、林縁などに見られる大型の多年草、
夏に茎の先に円錐花序をつけ、花を多数咲かせます。
花弁はなく、雄蕊の白い花糸が綿のようです。


クララ。
マメ科クララ属の多年草、女性の名のようですが、
この草の根を噛むとクラクラするほど苦いことから眩草(くららぐさ)、
これが転じてクララとなったとのこと。
6~7月、総状花序に淡黄色の花を多数つけます。
絶滅危惧種の蝶、オオルリシジミの幼虫はこの草だけが食草とのこと、
この草が少なくなっているのが絶滅危惧の大きな要因のようです。
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