行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

蜻蛉4 青い眼,緑の眼シオカラトンボ

2012-08-14 23:31:45 | 昆虫

水溜りの折れ木にとまったシオカラトンボ♂です。
昨日掲載のオオシオカラトンボとの違いは尻尾などが少し細身,
複眼の色がオオシオカラの黒色に対し,美しい青緑色です。
拡大してみると,ほれぼれするほどに美しい眼です。


蓮の折茎にとまったシオカラトンボ♂,
蓮の蕾にでもとまらないかなと期待していましたが,
どこかに消えてしまいました。
これも青緑のきれいな眼です。


シオカラトンボ♀,
ムギワラ色をしたムギワラトンボとも呼ばれるトンボです。


ムギワラトンボの中には未成熟の♂もおり,
本当に♀かどうかは確実ではないのですが,
複眼の色が青緑でなく緑色です。
おそらく♀と思われます。


これもシオカラトンボ♀と思われます。
複眼の色は茶色が強い緑色,緑茶色です。

このトンボの脚をみると4本しか見えません。
さらによく見てみると,首の後ろに脚らしきものがあります。
人間が首の後ろに手をまわすように
前脚を首の後ろにまわして休めているように見えます。
トンボの前脚2本は人間で言うと手,
これで獲物を捕まえて口に運ぶなどに使われると思います。
枝にとまるなどしたときに体を支えるのは,
基本的には後脚4本の役目のようです。
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