行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

雌雄リスアカネ

2022-11-18 20:00:00 | 昆虫
10月初日の谷戸の柿畑、
アキアカネやナツアカネに混じってリスアカネのメスがいました。
オスはよく見るのですが、
なかなか見ることのできなかったりスアカネのメスです。


たくさんのアキアカネの中に、
ナツアカネを探していると、
翅端に褐色斑のあるアカトンボ、体色からメスがいました。


翅端に褐色斑のあるアカトンボのメスには、
リスアカネ、マユタテアカネ、ノシメトンボ、コノシメトンボがいて、
胸横の黒条の形が見分け方になります。


その胸横の黒条から判断してリスアカネです。
リスアカネのメスは普段は樹上高くに退避していて、
産卵の時でないと地表に降りてこないとのこと、
姿を見る機会が少ないトンボです。


8月下旬~9月、
林縁の小さな池近くに縄張りを張り、
リスアカネのオスがよく見られます。


胸横の黒条は種の判断になり、雌雄で同じです。
当然のことながらリスアカネも雌雄同形です。


リスアアカネのオス、
9月下旬になると完熟、
腹部の赤色もより濃くなり、池の上に縄張りを張ってました。


平地から丘陵地の周囲を樹林に囲まれたような狭い地域で生活、
から移動することのないリスアカネです。
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