行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

中央公園のルリビタキ

2013-01-11 21:19:39 | 
一昨年,稲城中央公園の林間に
散歩中,ルリビタキのオスの成鳥,
青いルリビタキを見ました。
それ以来,こんな身近にこんなにきれいな小鳥が見られることに感激,
冬の散歩は鳥探しが目的の一つになってしまったようです。


ルリビタキは夏の間,山の中で繁殖し,
冬になると里近くの林に下りてくる習性があります。
今年も中央公園に来ていることを期待して,
ルリビタキを探しながら林間を歩いてみました。
すると,木の太枝にとまっているルリビタキを発見,
しかし,残念ながら,青いオスの成鳥ではありません。


昨日のもののように,背中に青い羽は見当たりませんが,
わき腹のオレンジ色部分が大きく,はっきりしています。
これはオスの特徴ですので,
多分,これも昨日の親水公園のルリビタキ同様,オス若鳥です。
じっとしていると思ったらこのルリビタキ,糞をしているようです。
その糞も真っ白できれいです。


こちらは,同じく中央公園でのもの,
道端の潅木から小鳥が飛び立ち,
林の中に飛んでいきました。
眼で追ってみると,植え込みの低木にとまりました。
後姿しか見せてくれませんか,
尾羽が青色,ルリビタキです。


このルリビタキ,けっこうすばやく,
一ヶ所にとまっていてくれません。
近づくとすぐに逃げてしまいます。
今度は,コゲラのように林の木の幹にとまりました。
幹にとまり,後を振り向く,
珍しいポーズが撮れました。


次は,中央公園のシンボル大樹,
「八方幹の山桜」の周囲に張られている縄囲いにとまりました。
日を受け,全体がずいぶん茶色に写っていますが,
3つの写真を合わせて見ると,
この個体は先のものに比べて体長が少し大きく,
ほっそりとしています。
見た目の印象,体形が違うように感じます。
わき腹のオレンジ色が薄く,背中はしっかり茶色,
メスのルリビタキに思えます。

オスのルリビタキが完全に瑠璃色になるまでに
生まれてから4,5年はかかるとされています。
野鳥の平均寿命は2年から3年,
それから考えると,瑠璃色のルリビタキが
少ないのは仕方ないことです。
今年はどこかで見られ,きれいに撮れるとうれしいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする