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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ニワゼキショウ3種

2025-08-08 20:00:20 | 花,植物
5月21日、
庭と散歩道でニワゼキショウの花、
ニワゼキショウ、オオニワゼキショウ、セッカニワゼキショウの3種を写しました。


家の庭の芝生の端にニワゼキショウ(庭石菖)が咲いていました。
花の大きさは直径15mm足らずの小さな花、
望遠マクロをで持ち出して写して見ました。
アヤメ科ニワゼキショウ属、北アメリカ原産の一年生草本です、


そこで、散歩道に赤紫色のニワゼキショウを探して見ました。
ニワゼキショウの花色は白と赤紫の2色がありますが、
中央部はどちらも黄色と濃紫と同じ色をしています。


公園の草地にニワゼキショウ白花とオオニワゼキショウが近くに咲いていたので、
花を比較してみようと並べて写してみました。
この両者よく似ていて間違いやすいのです。
こうして並べてみると、花の大きさ、中央部の濃紫色の程度などが異なることがわかります。


オオニワゼキショウをマクロレンズで大写し。
ニワゼキショウより草丈が大きいためオオニワゼキショウの名ですが、
花自体はニワゼキショウより小型なのです。
なにかまぎらしい命名です。


オオニワゼキショウの大株を見つけたので全体を写してみました(5/26)。
株が横に広がり、花茎もニワゼキショウより長いようです。
これがオオニワゼキショウの名の由来です。


ニワゼキショウやオオニワゼキショウが咲いていた近くに
紫色がなく全体が白色のニワゼキショウを見つけました。
セッカニワゼキショウ(雪花庭石菖)です。


セッカニワゼキショウも北アメリカ原産、
最近になって帰化化しているニワゼキショウの仲間です。
ニワゼキショウと同じく花期は5~6月、
日照の良い道端、芝生の中などに見られる多年草です。
花は直径1cmほどとニワゼキショウより少し小さく、花弁は細くなります。
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ダイミョウセセリとモミジ翼果

2025-08-07 20:00:17 | 花と虫
5月13日、
早くも暑さを覚える晴日でした。
近くの公園を歩いて見ると。


モミジに紅い翼果がたくさんできていました。
1月ほど前に花を写したように記憶しています。
その時はまだ寒さを感じましたが、
この日は夏のような日が差して暑いくらい、
季節の移り変わりがとても早く感じます。


プロペラ状の翼果が風に飛ばされ、種を運びます。
プロペラの羽根の茎元にふくらみが2つ、
このふくらみの中にが種があります。


その紅葉下の草原にダイミョウセセリがいました。
多分、羽化したばかり、翅が新鮮です。


しかも翅を閉じて立てています。
ふつうは翅を開いてとまり、翅を閉じることのあまりないダイミョウセセリです。


このダイミョウセセリ、
草から草へ少し移動しながら、
タテハチョウのように翅を開いたり閉じたりしています。


ダイミョウセセリの翅色は黒褐色と記されますが、
日当たりだと茶色、茶褐色に見えます。


後日(5/15)、
草原のハルジオンの花に吸蜜にきたダイミョウセセリ。
翅は開いたまま、翅色は黒色、黒褐色に映っています。
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エゴノキとマルバウツギの花

2025-08-06 20:00:45 | 花,植物
5月12日の散歩道、
ところどころで、エゴノキが枝いっぱいに白い花をぶら下げていました。
そして、藪の中にはマルバウツギの白い花も咲いています。


公園の山道にエゴノキが2本並んで花をつけていました。
エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木です。、
丘陵地や山地の雑木林などに自生していますが、
公園木などとしてよく植栽もされています。


この時期になると、
散歩道や公園などに木いっぱいについたエゴノキの白い花が目を引きます。
WBを白色蛍光灯にして、より白くその花を映して歩きました。


花は短枝もしくは枝先の葉腋から分枝して、
数個がぶら下がり下向きに付きます。


花柄および萼は緑色で花柄は長くよく目立ちます。
花の直径は2.5㎝ほどで花弁は白く深く5裂しています。
雄しべは黄色で数は10本、雌しべは1本、雄しべの中に雄しべより長くのびています。


里の細道を歩いていると、
エゴノキの白い花が細道を覆うようにトンネルをつくっていました。


山地の藪の中にマルバウツギ(丸葉空木)の白い花が咲いていました。
アジサイ科ウツギ属の落葉広葉樹の低木、
花期は4~5月ごろで、白い花を咲かせます。


葉は楕円形から卵形と丸みがあり、これがマルバウツギの名の由来です。
関東地方以西の本州、四国、九州の低地や山地に分布、
日当たりのよい山野に自生します。
庭木などとして、植栽されることはあまりないようです。
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コアジサイ、サイハイラン、オカタツナミソウ

2025-08-05 20:00:28 | 花,植物
5月15日の公園の山道散歩。
コアジサイ、サイハイラン、オカタツナミソウが花をつけていました。


公園の山地にコアジサイ(小紫陽花)が咲いていました。
淡青色の花をより印象的にとカメラのWBを白色蛍光灯にして撮影しています。
アジサイ科アジサイ属の落葉低木、
アジサイと違って、花序には装飾花がないのが特徴です。
アジサイよりも全体に小型であり、
花期はアジサイより少し早く、5月から咲いています。


葉は卵形から倒卵形、先が尖り、基部は円形または広いくさび形であり、
葉縁は規則的で大きな鋸歯が見られます。
日本の固有種で関東地方以西の本州、四国、九州に分布し、
低地や山地、丘陵など山野の明るい林内や林縁などに自生します。


トリミングして、花を拡大して見ました。
この花は花弁は白色で雄しべの花糸が青色に見えます。
花が淡青色に見えるのはこの花糸によるところが大きいようです。


丘陵の山道を歩くと、
道横の草原にオカタツナミソウがたくさん咲いていました。
これもWBは白色蛍光灯です。


シソ科タツナミソウ属、
丘陵地の木陰に生える多年草、
花色はタツナミソウよりやや淡い紫色です。、


花はタツナミソウに似ますが,
花序が上下に長くならず,ほぼ同じ高さに花が集まるのが特徴。
また葉は上部に集中し、中部と下部にかけては葉の節間が長くなります。


林間の木陰にサイハイランを見つけました。
ちょうど花が盛りでした。
山地の林床に自生する野生蘭、
草丈30~50cmほどになり、
5~6月、淡紫褐色の花を総状花序に10~20ほど下向きにつけます。
萼片と側花弁は線状披針形で長さ3~3.5cmほど、
唇弁は長さ3cmほどで紅紫色になり、目立ちます。

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ヤマボウシの白い花

2025-08-04 20:00:37 | 花,植物
5月12日の散歩道、
ヤマボウシ、テイカカズラ、ノイバラそしてシャリンバイの白い花を
ホワイトバランスを白色蛍光灯にして撮ってみました。


自転車で走る公園道、
ヤマボウシの白い花が咲いていました。
自転車を降りて、レンズを向けて見ましたが、
なにかインパクトに欠けます。


WB(ホワイトバランス)をオートから白色蛍光灯にして、
同じ場所にレンズを向けて見ました。
色温度が高く補正され、花の白と葉の緑が鮮やかになりました。


ヤマボウシ(山法師)はミズキ科ミズキ属の落葉小高木、
花期は5~7月、日本の初夏を代表する花木です。
ハナミズキと同じように、白い花びらのように見えるのは総苞片です。


谷戸道にテイカカズラ(定家葛)が花をたくさんつけていました。
キョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性常緑低木<
山野や林で岩や木に絡まり、這い上るように自生しています。
庭木や垣根としても使われています。


WB(ホワイトバランス)をオートから白色蛍光灯に変えて、
そのテイカカズラを同じ構図で撮って見ました。
テイカカズラの名は藤原定家に由来しているそうです。


テイカカズラの近くに咲いていたノイバラ(野茨)、
これもWBを白色蛍光灯にして見ました。
葉がきれいに映りました。


たくさんの花をつけていたバラ科シャリンバイ(車輪梅)を
これもWBを白色蛍光灯にして写して見ました。
花が見た目よりかなり白くなり、花が多いからでしょうか、
白が強すぎて不自然に感じます。
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谷戸の遊歩道にて

2025-08-03 20:00:12 | 花と虫
望遠マクロを持って、
上谷戸親水公園の水辺の遊歩道に花と小さな虫を写しながら歩きました(5/12)。


一週間前まではたくさんの鯉幟が泳いでいた上谷戸親水公園の広場、
水車小屋の池に黄菖蒲(キショウブ)がたくさんの花をつけていました。
ヨーロッパ原産、水辺や湿地などで野生化して、増え続けている帰化植物です。


池前の草原にユウゲショウが早くも咲いていました。
となりに咲いている黄色の小さな花はコメツブツメクサと思われます。
ユウゲショウは北アメリカでコメツブはヨーロッパ原産、
両者とも5月頃から咲き始める帰化植物です。


小川の水辺の遊歩道を歩くと、
イラクサ科カラムシの葉にラミーカミキリがいました。
若葉に包まれてじっと動かずにいます。
多分、誕生して間もない個体、今年初見です。


そのカラムシの葉に小さな蜂がいました。
調べてみると、キスジセアカカギハラバチ、
チョウやガの幼虫に寄生するハエやハチに二重寄生する蜂です。
5月頃から姿を現します。


ヤブキリの幼虫もカラムシの葉にいました。
4月~5月、イチリンソウやニリンソウなどの花粉を食べているのをよく見ました。


ナナホシテントウムシもいました。
5月になるといろいろな虫が姿を現します。


川辺近くに咲いたテイカカズラに
緑色のニホンカワトンボ♀がとまっていました。
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ハコネウツギ、トベラ、シャリンバイ

2025-08-02 20:00:12 | 花,植物
5月12日の里道散歩、
いずれも植栽ものと思われますが、
ハコネウツギ、トベラ、シャリンバイが花をつけていました。


谷戸の親水公園の遊歩道、
数本のハコネウツギが水辺にはみ出して3色の花をつけていました。


ハコネウツギ(箱根空木)はスイカズラ科の落葉小高木、
海岸近くに自生していますが、公園樹や庭木などとして植えられています。
花期は5 ~7月、枝先と葉腋に漏斗状の花をつけます。


別名にベニウツギ(紅空木)やゲンペイウツ(源平空木)。
花色は最初は白色ですが、次第にピンク色から紅色に変化していきます。
となりに並んで3色の花が見られる印象的な樹木です。


里道にトベラ(扉)の花を見つけました。
トベラ科トベラ属の常緑低木、トビラノキともよばれます。
暖地の海岸に多く自生しますが、公園や道路沿いなどに植栽もされています。


花期は4~6月、
本年枝の先から集散花序を出して、芳香のある白い5弁花を上向きに咲かせます。
花色ははじめのうちは白く、のちに黄色になります。
雌雄異株、この花は雄しべが5本確認できますので、雄花です。


空模様があやしくなってきたので、帰路を急ぎました。
歩道橋を渡りながらのぞく公園の駐車場、
1台だけとまる赤い車と新緑の木々と青灰色の空、
3者の色味が妖しい感じです。


白い車と新緑と青灰色の空。
よく見ると上空をカラスが一羽飛んでいます。
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コーヒーの花、柿の花

2025-08-01 20:00:45 | 花,植物
5月中旬の我が家にて。


5月10日、居間の観葉植物コーヒーの木に
白い花がいくつかついていました。
WBを白色蛍光灯、内蔵ストロボ使用で夜の撮影。


昨年、一つだけできたコーヒーの実が赤黒くなってまだ残っていました。
今年は十数個の実ができそうです。


雨上がりの5月11日の昼過ぎ、
庭に咲いたばかりのシャクヤクの
ピンク色の花びらが雨に洗われて輝いていました。、


望遠マクロを持ち出し、
花びらと水玉を写して遊んでみました。
水玉の中にも花びらが写りました。


下部の花びらにはまだ水玉がたくさん残っています。
WBは白色蛍光灯のまま、
陽の光が当たり花色が鮮やかです。


庭の柿の木にも今年はたくさんの花がついていました。
昨年は剪定したこともあり、あまり実がつかなかったので、
今年はたくさんの実ができるはずです。


柿の花、小さな地味な淡黄色の4弁花です。
実のヘタとなる大きな萼片が目立ちます。
多分富有柿、雌花だけがつきます。
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ノアザミは春薊そして雄性先熟の花

2025-07-31 20:00:04 | 花,植物
5月9日、11日の里の散歩道、
ところどころにノアザミの花を見つけました。


ノアザミ(野薊)はキク科アザミ属の多年草、
薊は秋に咲くものが多いのですが、
ノアザミは春から夏の薊、5月ごろから咲き始めます。
白花もあるそうですがむ、花色は紅紫色がふつうです。


花はすべてが筒状花(管状花)で、
頭状花序に上向きに直立して咲きます。
雄性先熟、まず雄しべが咲き花粉を出します。
紫色が雄しべ(葯筒)、その先端の白色が花粉です。


それぞれの筒状花は花序の外側から咲き出し(花粉を出し)、
徐々に内側の花が咲いていきます。
上写真の花、外側の花は花粉を出し終わり、真ん中付近の花が花粉を出しています。
まだ雄性期です。 


雄性期の花をヒラタアブが突いていました。
虫が雄しべを突くと、その刺激で葯筒が下に下がります。
その時、葯筒の中にある花粉が葯筒の中を通っている雌しべとともに現れ、
虫に花粉をつけます。


その後、めしべの花柱が伸び、葯筒の中の花粉をすべて押し出します。
外側の筒状花が花粉を出してから中心部の筒状花が花粉を出し終わるまで
4~5日の時間差があるそうです。


この花も雌しべが伸びて、すべての花が花粉を出し終わっているようです。
すべての花が花粉を出し終わるまで、
外側の花も自家受粉をしないように、めしべは柱頭を閉じたままです。


すべての花が花粉をすべて押し出すと
雌しべの柱頭は2つに割れて一斉に受粉可能な状態(雌性期)になります。
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センダンの花とアオスジアゲハ

2025-07-30 20:00:09 | 花と虫
センダンの淡紫色の花が開き、
その花にアオスジアゲハがきていました(5/11)。


公園道の下斜面に植えられているセンダン(栴檀)の花が咲き始めていました(5/11)。
センダン科センダン属の落葉高木、
別名としてアフチ、オオチ、オウチなどと呼ばれます。


温暖な地域の海岸近くに多く自生します。
庭木や公園、寺院、街路樹として植栽もされています。
なお、「栴檀は双葉より芳し」の諺での栴檀は、
香木として知られるビャクダン(白檀、ビャクダン科)のことです。
オウチと呼ばれるこのセンダンとは異なる木です。


花期は5 ~6月、
本年枝の葉腋から花序を出して、淡紫色の5弁の花を多数、円錐状につけます。
その花は美しく、アオスジアゲハが訪れていました。
淡紫色の花に青い斑模様の蝶、
カメラのWBを白色蛍光灯にして、紫色と青色を表現して見ました。


花序の長さは10~20 cm、花弁は長さ8~9mmで、
表が白色で裏が淡紫色、雄しべは10個あり濃紫色をしています。


センダンの葉は2回奇数羽状複葉であることが有名、
互生し、一つの葉全体の長さは50 cm以上になります。
小葉は3~6 cmの長さ、先が尖った卵状楕円形です。


淡青色の斑紋列が鮮やかなアオスジアゲハ、
もともとは南方系の蝶といわていますが、
食草がクスノキ科のクスノキやタブノキなどであることもあり、
今では都会の公園などでもよく見られるアゲハチョウです。


最後に花の咲いたセンダンの木を少し引いて写してみました。
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