日本最大級のスポーツ自転車フェス「CYCLEMODE International 2012」が、幕張メッセで開催され、自転車愛好者で大変な賑わいでした。
毎年、東京会場では数万人が訪れると言われており、自転車ブームの影響で各ブランドのニューモデルや、試乗コーナーには、大変な人気でした。
ところが会場に入ってすぐに感じたのは、大手のメーカーやブランドの中で不参加のブランドが多く、我がTREKやSPECIALIZED、キャノンデール、スコットなどのメジャーブースが見当たらず、寂しい感じが否めない・・・
出展ブランドが500以上、自転車が約2000台と言われているが、昨年に比べるといささか量的にも減少しているのでは?と印象を受けていた。
目立つのは、自転車(バイク)よりも、ウエアやメット、シューズ、サイクルコンピューターなどバイクグッズは広いスペースを取って、新製品の紹介するブースは、確実に増えているようです。
また、ニューモデルを試乗できる最大の人気コーナーの試乗コースでは、各ブランド店に長い行列が出来ており、試乗コースは走るライダーで埋められていました。
キッズ市場エリアでも、高級ロードバイクに跨り巧みにコーナリングをこなすキッズライダーや初めて補助輪を外して試乗するキッズなど、ワクワクして乗る顔が印象的でした。
高級ブランドコーナーでは、カラーやデザインに拘り、自分だけのカスタムデザインの1台を持ちたいと望むライダー向けに、フレームやハンドル、サドルが陳列されており人気を呼んでいたようだ。
拘りの究極は、手作りの自転車でフレームから車輪、ハンドルなどすべてハンドメイドだそうで、価格は掲示されていなかったが、実用向きとは言えないアート車のようにも見えていた。
耳よりサブステージでは、自転車芸人と言われる安田大サーカスの団長やサッシャーMCとの掛け合いで、輪行サイクルのイロハを説明していたが、多くの見学者の人気コーナーになっていました。
ツール・ド・フランスで活躍した新城幸也選手のサイン会では、長い列が出来ており、握手を交わしながら記念写真に収めるファンで大人気となっていた。
自転車愛好者にとっては、試乗や新製品情報など盛りだくさんのメニューに愉しめたが、出展ブランドが減少しているのは、何かの変化の兆候なのだろうか?
自転車利用に関するルールやマナーについても社会的問題となっているが、ブームから一つの転換期になっているようだ。
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