MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

地域スポーツの振興

2014年03月07日 | 地域活動

地域の社会体育振興協議会(社体協)の今年度の全ての事業も、スポーツ推進委員や各自治会・町内会の体育委員の皆さんのご苦労のお蔭で無事終了した。

先日、一年間を振り返って苦労話や来年度に向けての意見交換会を行ったが、色々課題も少なくない。

今年度は、東京オリンピックの開催が決定したり、ソチ・オリンピックの開催など、スポーツに対する関心も高くなっており、例年以上に開催した事業への住民の参加者は、増加傾向にはあるが、実態はまだまだ参加率も低く固定化傾向など課題が残されている。

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我々を取り巻く生活環境は、少子高齢化やストレスの増加など、日々変化しつつあり、運動不足解消や団塊世代の自由時間の増大など明るく健康的な生活への関心は高まっている。

そうした環境の中で社体協の意義は、スポーツを通じて健康増進と地域の交流を促進して、地域コミュニテイの活性化を図ることが求められており、生涯スポーツの普及および振興と住民の健康づくり・生甲斐づくりを目指して、より多くの住民参加しやすいスポーツイベントを開催することの重要性が高まっていると考えている。

スポーツイベントも、従来のような技を競い合う球技大会などから、楽しむニュースポーツへと変えているが、その反響は期待するほど高くないのが現状である。

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スポーツには、「する・みる・ささえる」といろいろ参加形態があるが、スポーツをする人の比率が近年低下している中で、高齢者層ではウオーキングやマラソン・ジョギング、ハイキングを楽しむ人口比率は50%を超えているようである。(総務省資料)
マラソンやハイキングブームが続く中で見えてくるのが、地域や団体の制約がなく個人レベルでの参加形態が多いようです。

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我々社体協の目指す多くの住民が参加して、生涯スポーツを通じて健康増進、世代を超えて交流を深めて、明るい健康な社会の活性化には、やや距離感を感じており、参加者を増やすことの難しさがあるようだ。

昨今の地域社会においては、スポーツのみならず教育や福祉などにおいても連帯感が希薄化しており、子供会や自治会、スポーツ活動には地域との関わりを避ける傾向が強いと感じている。

東日本大震災から丸3年を迎えるが、災害発生後には「地域の絆」「連帯感」の大切さを実感していた筈であるが、今周りをみても交流を深めて絆を強めようという意識はどこへ行ってしまったのか?人間関係の希薄化により地域力の低下が寂しいかぎりである。

今、改めて現代社会における環境の変化する中で、生涯スポーツの持つ社会性と効用を考えて地域社会の活性化に向けて取り組んでいきたいと考える。

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