国会議事堂を見学の後、近くの霞が関の法務省の赤レンガ棟(法務省旧本館)の資料展示室・メッセージギャラリーを見学してきました。
赤レンガ棟と言われる旧法務省本館は、明治28年に創建されたドイツのネオ・バロック様式の国の重要文化財に指定されていて、大屋根や煉瓦造り3回建ての建築は、威風感ある名建築となっています。
展示室の復原室では、明治初期に我が国が近代国家に向けて急がれた司法組織に関する法務省の貴重な事件資料や沿革資料、行政資料などが展示されており、司法の近代化の歴史を学べる機会となりました。
特別展示室では、創建当時に使用されていた公正のシンボルだった黒色の法服の複製品が展示されて、陪審制度についての詳細が説明されていました。
メッセージギャラリーでは、複製された創建当時の様子が伺える煉瓦壁や改修後のE型の赤レンガ棟の模型や屋根飾り金物(突針)などが展示されて、創建以来130年の歴史を学べる多くの資料が展示されていました。
ギャラリー横のバルコニーからは、眼下には桜田門や皇居外苑が望めるお休み所となっていました。
館内を見学後、レンガ棟の周りのフォトスポットからも威風堂々とした存在感ある外観が見られます。
法務省正門と守衛室の景観
現在の法務省があるところは、米沢藩上杉家の江戸藩邸があった跡で記念碑も設置されています。。
本館北東側の景観も素晴らしい景観が見られます。
日本の司法制度の歴史や法務省旧本館の素晴らしい外観に感動したひとときでした。
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