国立新美術館で開催中の現代書道展「第37回 白峰社書展」を鑑賞してきました。
今回も、役員書道家の118点と一般公募入選者の223点の作品が展示されて、広い美術館の展示場には、超大作や一般作が一杯に展示されていました。
書道は日本古来の文化として子供から高齢者まで広く愛好家が多く、現代書は独自の技法で書かれた文字アートに大変興味を持って見ていました。
役員の皆さんの作品には、独特の迫力を感じるものが多く漢字、かなで書かれた書体に感動しながら観ていました
役員をされておられる知人の作品は、薄墨で流れるような書体で”四季が織りなす錦の彩り~”と書かれており、情景が浮かび上がる素晴らしい作品でした。
役員の皆さんの大作です。
天井から床まで届くような超大作も6点観られ圧倒される迫力を感じていました。
席上揮毫では、会場一杯に詰めかけた観客の前で見事な筆さばきで大字書を書かれるパフォーマンスが行われ大拍手が飛んでいました。
書は、絵画以上に書かれる作家の個性が滲み出ており、詩文の選択など文字の芸術の奥深さに感動していました。
令和元年を表す漢字が先日「令」が発表されましたが、新年は幸せ一杯の「幸」となることを祈りながら会場を後にして、ミッドタウンへ向かいました【続く】