初天神のこの日は、日本三天神社の鎌倉・荏柄天神社で筆供養が行われ、多くの愛用した筆の供養で訪れた人達で境内は溢れる程に賑わっていました。
この一年使った愛用の絵筆を持参していたが、到着した時には筆を納める奉納台には、既に2000本を超える程に幾つもの山に積まれており、いつもながらカメラおじさんに包囲されていました。
神事の後、お祓いを受けて火が付けられると、瞬く間に炎となり天高く昇って行きましたが、参拝者は、それぞれの持ち寄った筆に思いを込めて神火にくべられていました。
菅原天神さまは、書の名人だったそうですが、画の上達にも力を与えて欲しいと願っていた。
例年ならば、拝殿の前には紅梅の美しい姿や香りが愛でることが出来るのですが、今年は固い蕾ばかりで、僅かに一輪だけ見ることが出来ました。
境内のかっぱの絵筆塚には、横山隆一や小島功など多くの漫画家が描いた河童の絵のレリーフが描かれています。
受験シーズン真っ最中で、多くの受験生が合格祈願に訪れていましたが、供養の間は参拝も出来ず遠慮している姿が見られますが、絵馬がこぼれ落ちる程鈴なりに掛けられています。
境内には、立派な神輿も公開されていました。