MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

東海道・藤沢宿巡り

2012年01月31日 | まち歩き

先日の日曜日に、東海道五十三次の「藤澤宿」であった市内の旧東海道街道沿いで「旧東海道ぶらり・朝市」イベントが開催されて、多くのツアー客やウオーキング隊で賑わいを見せていました。

本イベントは、日本橋から6番目の宿場として栄えた旧東海道・藤沢宿の歴史とその魅了を知ってもらおうと、地域の有志や企業などから組織された「藤澤宿まちそだて隊」の主催で初めての開催である。

イベントの中でも 特にこの日限定の明治から昭和初期にかけての蔵や商店を巡る「なりわい町家・蔵めぐり」に興味を持って、ジョギングしながら旧東海道を巡ってみた。

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藤沢駅から遊行通りの中程に、白と黒の蔵「蔵前ギャラリー」があり、昭和初期のお米屋さんの蔵を活かしたギャラリーだそうで、土間や蔵の中で新春らしい墨絵などの展示が行われていた。

さらに遊行通りには、当時の宿場を描いた「浮世絵箱」が並んでおり、当時を偲ばせるものを感じられます。

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藤沢橋を渡り旧東海道に出て遊行寺坂を約1Kmほど行くと、当時の松並木を偲ぶ「旧東海道松並木跡」の石碑がありましたが、現在は所々に保存されているだけでした。

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折り返して遊行寺近くの諏訪神社の向かい側には、当時の藤沢宿の入り口であった江戸見附跡の碑があるのみでした。

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藤沢宿の中心的存在であった「遊行寺」境内には、人影は疎らでしたが節分の準備が整っており、参拝してから境内を散策してみると裏側に、徳川家の祖先である有親公の本尊を祀る「宇賀神」や歴代上人の墓所、安政年間の建造である「中雀門」などがあります。

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この後、四十八段坂(いろは坂)を下って「黒門」を出て、徳川将軍の宿泊処だったとされる御殿跡や本陣跡のある藤沢公民館へ立ち寄り、説明板にて確認できますが、全く当時の名残はありませんでした。

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旧東海道へ戻ると、「坂戸町問屋場跡」に出ると、地域の商店などによる朝市が開かれており、名産品や手作りグルメの屋台が繰り出していました。

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周辺には、当時の姿を誇る貴重な蔵造りの商店が店内を開放されており、「蔵の町」の面影を伝えてくれていました。

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さらに旧東海道を西へ下り、常光寺、荘厳寺などに立ち寄り、「源義経首洗い井戸」へ・・・・境川の白旗神社近くに流れ着いた義経の首を洗い清めた井戸と伝えられていますが、マンション裏にひっそりとした狭い土地に存在します。

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小田急線藤沢本町近くには、上方見附跡があり、この辺が藤沢宿の西の入口だったそうで、五十三次の平塚宿へと向っていたようです。

歴史に疎い私にとっては、我が街藤沢の歴史スポットを巡っての歴史を学ぶ機会となりました。

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