子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

札幌まるやま校イエティーズ「バシャバシャ!かわのようちえん」

2014年07月19日 19時05分33秒 | 札幌まるやま校

今日は幼児保護者向けのプログラムイエティーズ

7月の活動は「バシャバシャ!川のようちえん」

天気は曇りだけど子どもたちは元気いっぱい!

さっそくカッパやライフジャケットを着込んで川へ。

まずはみんなで最後に食べるスイカと差し入れのメロンを川で冷やす「入水式」

カラフルな石探しからスタート、水温に慣れるために重要な作業。

「色んな石があるね」なんて言ってたら「何か小さい生き物がいるよ!」

 

本当だ!じゃあこの小さな生き物をみんなで探そう!

この辺には5種類の生き物がいるらしいぞ!

石をめくっていたら「何か動いた!」どうやら動く魚の影が見えたらしい

そうしたら次は箱メガネだ!

川底と同じ色をしていて見えにくい隠れている魚を探す練習です。

しばらくすると「おっ!いた!」「こっちにも!」

「早くつかまえたい!」の声が聞こえてきたらタモ網の登場です。

タモ網はどういう風に使うのかな?レクチャーが終わったら実践です。

なかなか難しいかな?岩陰に隠れているよ。大人と一緒にやってみよう!

「とったよ~」

「大きいよ~」

「魚じゃないのが入った~」などなど色んな声が上がります。

なかなか上手に網を使えなかった子どももだんだんとうまくなり、

全員が何らかの成果を上げたところで終了。

最後は全員で網を並べて追い込み漁

 今日見られた生き物はフクドジョウ、ハナカジカ、ヤマメ、

ヤゴ、ヘビトンボ(幼虫、成虫)、カゲロウ、トビケラ、カワニナ、

カワゲラ、そしてトノサマバッタも。

生き物の解説を聞いたらやさしく川に返します。「またあそぼうね」

気づいたらお昼ご飯の時間、濡れた服をリフレッシュしておいしいお弁当を頬張ります。

リピーターの女の子はお昼ご飯食べたら何をするか知っています。

食べ終わったら自ら着替えて水に入る準備、少々フライング気味にドロップイン!

それを見ていた子どもたちは僕も私も!と着替えをすませて駆け寄ってきます。

「チューブがいい」

「ソリがいい」

 

「2人乗り」

「3人乗り」

タライに乗れるかな?との大人の声に

ここからは大人の策略ですが・・・舟に水を入れて沈ませ、

子どもが全身水に濡れられるような準備をします。

準備ができたらまずは自分で浮いて川の流れに身を任せるフローティング

その後は水の掛け合いでクライマックスです、大人対子ども

どちらも真剣、子どもはソリでバリアを作り、裏側にまわって背後攻撃を仕掛けたりの頭脳戦。

最後は大人を「それ~」と子どもがやっつけて終了。

着替えをすませるとタープの下にスイカ屋さんとメロン屋さんがオープン!

「今年初めてスイカ食べる!」

温かいココアも飲んでまったりタイム。

川から上がる時に3歳の男のが「いっぱい遊んだ!」と満足な笑みを浮かべていたり

初めて参加した子どもは「また川で遊びたいな!」と言ってくれました。

 

初めて川で遊ぶ子どもからこういう言葉が聞けると本当に嬉しいです。

安全に遊べば川はとても素敵なところ。

少しの見守り、声かけやお手伝い次第で子どもはどんどん吸収し自分で成長します。

外あそびの時何を子どもにしてあげたらいいかわからないとよく相談されます。

僕は大人自身が真剣に遊んでいるところを見せるのが一番大事だと思っています。

不思議な物を不思議と思い、感動したことを言葉でキチンと伝える、

そして子どものできたことを思いきりほめてあげる。

型にはまらずそんなことができたら いいのではないでしょうか?

次回9月の活動は「わくわく!おとまりようちえん」

ゆったりとキャンプしながら思いきり遊びましょう!

カツオこと高野克也

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