子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ黒松内校 7月どんぶらこキャンプ~2日目~

2017年07月16日 17時15分19秒 | 黒松内校

テント泊+ビバーク(テント無し野外泊)から一夜明け、どんぶらこキャンプ2日目。
夏の朝日もすっかり昇った朝5時少し前。昨日半日を川で過ごしたからか、みんなぐっすりでしたが、
5時に声をかけるとみんなスッと目覚めました。
まずは寝袋をしまい、テントを撤収。

 

 

 

   

朝食までの間、早速朝から川辺の生き物探し。

 

朝ごはんもたつみ食堂にて。今朝のメニューは、朝から元気に活動できるよう、温かいカレーうどん。
朝からもりもり、おかわりの声も多く聞こえました。

        

食べ終わったら、本日も川に入るための準備。水着に着替え、ウェットスーツ・ライフジャケットを着用。

  

準備がおわったところで、たつみから景気付けの一杯に、あったかココアが振る舞われました。
あつあつのココアが、これから朝の川にむかうみんなの身体に丁度良い。

  

あたたかくて、甘くて、 ホァ~ とホッと一息な表情も。

身体のなかから暖まったら、準備体操をし、出発前の記念撮影。

 

海を目指すぞー!!!!

いざ、川へ!

   

時間が早いこともあり、昨日よりも水温が低い朱太川。
最初からダッキーボートが大人気。
少し冷たい水ながらも、自分で行くから大丈夫、とどんぶらこで進む人達も。

    

 

ボートに乗ったり降りたり、流れたり、自分でバシャバシャ進んだりしながら流れ流れて…
見えてきました、日本海。

海へ近づくにつれ、浜辺で見るような貝殻を川底に発見したり、追いかけっこをしたり、
川で見つけたものより大きいカニを見つけたりとったり。

  

 

さあ、波が見えてきた!いよいよゴールです。

 

  

日本海に到着!!

  

早速思い思いに海を感じます。
砂浜での建設に夢中になったり、波にのったり戯れたり、カニをさがしたり、綺麗な貝殻を探したり。

もともとこの日は小雨~雨の予報が午前中にでており、
川下り中も少し降ったりしていましたが、海へ到達後、次第に雨脚が強くなり一時期は雨粒も大きいザーザー降りに。

そんななか、「きゃーっ雨だー!」の声もあがらず、そのまま海での時間を継続するみんな。
雨粒が波を立てる水面をみながら、キレイだね、との声も。

川からずーっと流れてきたみんなには、少しの雨は全く気にならなかった様です。

実はこの後雨もあがったのですが、日本海到着記念写真は雨降りの中ぱしゃり。
それでもそれぞれのポーズから元気の良さが伝わってきます。

 

目標も達成したので、一旦学校にかえって着替えを済ませ、あたたかいお湯につかるため寿都の温泉ゆべつの湯へ。

 

そろそろお腹がとっても減ってきたところで、キッチンまりこでおまちかねのお昼ごはん。

 

ここかはら片づけ&片づけ&掃除!

まずは自分の荷物から、そしてみんなで使ったテントや部屋もきれいに。

  

おそうじ・おかたづけありがとうございました。

帰りの会で1泊2日どうだったか聞いてみると…
楽しかった! 流れるのが、カニ・えび・さかなとったのが、ごはんが、外でねたのが、ボートが、虫にさされたのが(!?)
大変だった! 足がつかないところが、流れがないところを泳ぐのが、2日目水が少し冷たかったのが、虫にさされたのが

人によって楽しかったことが他の人には大変だったり、
みんなそろって楽しかったこともあったり。
そして、ボートに乗りながら、自分で頑張って、ボートも流れるのも楽しんで、と
人それぞれの方法ではありましたが、
みんな朱太川から日本海へ、無事たどりつきました!

 

川を下っている最中、

子ども同志で励まし合ったり、泳ぎが苦手な人を手伝ったり、
自分で目標を決めてがんばったり、と様々な様子がみれました。
校長のJETTたかぎぃ曰く、20年弱の黒松内イエティの歴史でも、
川から海を目指すイエティは初めてとのこと。
私達も、そして送り出してくださった保護者のみなさまも、無事たどり着けるのか?
と不安な面はあったかと思いますが、楽しい!もっと流れたい!の声がたくさん聞こえ、やはり川遊びは楽しいんだと再確認。

最近、札幌の川での水難事故があったりと、危険な場所でもある川ですが、
上手に、安全に、楽しく遊べる様になってもらえればと思います。

さて、次回のイエティくらぶ黒松内校は、9月9~10日(土日)の登山イエティ in ニセコです。
今回は海を目指しましたが、次は所変わって山のてっぺんを目指してそれぞれのペースで登ります。テント泊もあります!

また黒松内でお待ちしています。
今回チャレンジングなキャンプに子ども達を送り出してくださったみなさまに感謝です。

(黒松内校 ちこ こと 大類幸子)

コメント
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