子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

黒松内ぶなの森自然学校3月「冬の森を”あるっくぅ”」~1日目~

2017年03月11日 20時10分48秒 | 黒松内校

黒松内3月のイエティは「冬の森を”あるっくぅ”」です。

「あるっくぅ」は造語で、「歩く」「Look(見る)」「食う」の3つの言葉から出来ています。

つまりは「気持ちよいフィールドを散策し、景色を楽しんだ後に食事にいそしむ」というよくばりツアー。

この数日雪と曇りでしたが、本日は良い天気。幸先よくスタートです。

 

チーフのちこから「あるっくぅ」の説明がありました。

今回は3回ずつ「歩く」「Look」「食う」があるそうです。

最初の「あるっくぅ」は学校裏手の観音山のふもとへ。
高台の農場から作開・寿都・日本海を臨める場所を目指します。

 

自然学校から出発、まっさらな畑をずんずん行きます。

まずはアイスブレイクを兼ねて、雪上の足跡当て。
見て、真似して、どんな動物か考えます。

 

雪をキャンバス代わりに足跡で絵を描いたり、

  

 

「天使の羽」づくりから、みんなで一斉に倒れたりと新しい遊びを生み出していきます。

 

再びずんずん歩きます。改めて良い天気です。

しばらく進んで、神社の境内に到着しました。
予定ではここを通過、高台まで行く予定でしたが「歩き疲れ」が早速見受けられたため「じゃぁ遊ぼう」ということで、ここを本拠地として周辺で遊ぶこととなりました。

 

 

男の子たちは『秘密基地』づくりをしたいということで、行動開始。
持参物と周辺のものを使って工夫していきます。

  

 

こちらは休憩、お茶会です。「あるっくぅ」に忠実な場面とも言えましょう。

 

 

秘密基地づくりの屋根設置から木登り遊びが始まったり、材料のイタドリが竿に変身しマグロを釣り上げたり、ついつい作ってしまう雪玉で的当てをしたりと、その場その場を楽しみながら過ごしていきました。

  

 

夕方少し前、学校に戻って来てからも興奮冷めやらぬ様子、ご飯のちょっと前まで外遊びを満喫していました。

 

夕食の「食ぅ」では、定番のキッチンまりこ。
和洋とりどりの夕食に舌鼓。

 

食後、さよならその1。
カウンセラーで来てくれていた たか が帰ります。
今日一日でみんななかよくなった様子、惜しまれてのさよならでした。

 

そうして本日2度目の「歩く」、夜のハイクです。

午前中辿った道をなぞってみますが、やはり夜は景色が違います。
眩しかった雪原は、ほのかな光を照り返す灯りとなっていました。

実は本日満月前夜。ご覧の通り夜道はライトが無くてもかなり明るい。
今晩の写真は全て、フラッシュ無しでの撮影です。

 

   

学校を出てすぐは月が雲に隠れて薄暗かったのですが、次第に雲がなくなりどんどん明るくなりました。

おしくらまんじゅう、走り幅跳びなど、日中と同じような遊びができるほどでした。

 

学校に戻ってしばらくすると、さよならその2
ちこが明日のお仕事のために出発しました。
なんとなく、こちらのバイバイはなおざりだったような気がします‥‥

 

疲れている様子もあり、ちょっぴり早めの就寝となりました。

やはり今日は天気に恵まれました。
みんなの遊びも晴れに後押しされ、いつも以上に快活だったような気がします。

明日は曇りの予報、また違った場所に行く予定です。
「あるっくぅ」はまだまだ続きます!

 

MJたつみ こと 巽 創

コメント
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