黒松内3月のイエティは「冬の森を”あるっくぅ”」です。
「あるっくぅ」は造語で、「歩く」「Look(見る)」「食う」の3つの言葉から出来ています。
つまりは「気持ちよいフィールドを散策し、景色を楽しんだ後に食事にいそしむ」というよくばりツアー。
この数日雪と曇りでしたが、本日は良い天気。幸先よくスタートです。
チーフのちこから「あるっくぅ」の説明がありました。
今回は3回ずつ「歩く」「Look」「食う」があるそうです。
最初の「あるっくぅ」は学校裏手の観音山のふもとへ。
高台の農場から作開・寿都・日本海を臨める場所を目指します。
自然学校から出発、まっさらな畑をずんずん行きます。
まずはアイスブレイクを兼ねて、雪上の足跡当て。
見て、真似して、どんな動物か考えます。
雪をキャンバス代わりに足跡で絵を描いたり、
「天使の羽」づくりから、みんなで一斉に倒れたりと新しい遊びを生み出していきます。
再びずんずん歩きます。改めて良い天気です。
しばらく進んで、神社の境内に到着しました。
予定ではここを通過、高台まで行く予定でしたが「歩き疲れ」が早速見受けられたため「じゃぁ遊ぼう」ということで、ここを本拠地として周辺で遊ぶこととなりました。
男の子たちは『秘密基地』づくりをしたいということで、行動開始。
持参物と周辺のものを使って工夫していきます。
こちらは休憩、お茶会です。「あるっくぅ」に忠実な場面とも言えましょう。
秘密基地づくりの屋根設置から木登り遊びが始まったり、材料のイタドリが竿に変身しマグロを釣り上げたり、ついつい作ってしまう雪玉で的当てをしたりと、その場その場を楽しみながら過ごしていきました。
夕方少し前、学校に戻って来てからも興奮冷めやらぬ様子、ご飯のちょっと前まで外遊びを満喫していました。
夕食の「食ぅ」では、定番のキッチンまりこ。
和洋とりどりの夕食に舌鼓。
食後、さよならその1。
カウンセラーで来てくれていた たか が帰ります。
今日一日でみんななかよくなった様子、惜しまれてのさよならでした。
そうして本日2度目の「歩く」、夜のハイクです。
午前中辿った道をなぞってみますが、やはり夜は景色が違います。
眩しかった雪原は、ほのかな光を照り返す灯りとなっていました。
実は本日満月前夜。ご覧の通り夜道はライトが無くてもかなり明るい。
今晩の写真は全て、フラッシュ無しでの撮影です。
学校を出てすぐは月が雲に隠れて薄暗かったのですが、次第に雲がなくなりどんどん明るくなりました。
おしくらまんじゅう、走り幅跳びなど、日中と同じような遊びができるほどでした。
学校に戻ってしばらくすると、さよならその2
ちこが明日のお仕事のために出発しました。
なんとなく、こちらのバイバイはなおざりだったような気がします‥‥
疲れている様子もあり、ちょっぴり早めの就寝となりました。
やはり今日は天気に恵まれました。
みんなの遊びも晴れに後押しされ、いつも以上に快活だったような気がします。
明日は曇りの予報、また違った場所に行く予定です。
「あるっくぅ」はまだまだ続きます!
MJたつみ こと 巽 創