子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

黒松内校_冬のうたげキャンプ☆_2日目

2014年12月14日 20時07分06秒 | 黒松内校

うたげキャンプ2日目は朝のお仕事からスタート!

コケッツにごはんをあげたら、みんなで雪をかきかき

朝ごはんを食べたら

いよいようたげの準備にとりかかります。

ケーキ作りを教えてくれたのは、自然学校のご近所さんで、イエティの先輩でもあり、調理師のNG。

 

いくつかある砂糖の種類の違い、雪をつかって生クリームを泡立たせる方法、ふわふわホットケーキの焼き方等、

いろいろ教えてくれました。ありがとう!

まずはホットケーキチームとホイップチームにわかれて作業。

NGに教えてもらいながら、慎重にとりかかっています

 

 

生地ができたら、ホットケーキをやきやき。

なんと、難易度の高い空中返しに挑戦!見事成功した瞬間をパチリ。カメラマンもナイスです

 

ホットケーキチームが焼いたケーキに、ホイップチームが作ったクリームを使ってデコレート

真剣な顔で乗せるフルーツの種類や位置を考えながら作り・・・

満足のいくケーキが完成!

 

と、その傍らでは大阪のおばちゃん、ではなくお兄さんがお好み焼きを作っています。

 

クッキーも作り、食卓にずらっとおいしそうなケーキ達が並びました!

 

ケーキができたら、あとは昨日作ったリースとしめ縄

そして飾りつけを使ってキッチンまりこもうたげ用にデコレート。

なかなかとっても宴っぽく華やかな感じになりました。

さて、準備が整ったらいよいよ宴のはじまりはじまり。

司会は皆からの推薦でKくんに。

トップバッターは北星学園の実習生3人。

「皆さんお電話ですよ!」 

某番組の人気コーナーに、みんなが挑戦。「お正月」「サーフィン」等のお題に、

「えぇ~!」「かけないよ~」と言いながら、みんな上手に描けました。

お次は「ロシアンルーレット」

4つのクラッカーのうち、1つにだけ謎の物体Xがはさまっています。

くじ引きで選ばれた4人のなかで、誰がXを食べたかを当てるゲーム。

前の4人は、ポーカーフェイスを貫いてみたり、当たってないのに当たった顔を演技してみたり。

ちなみに、物体Xの正体はWASABI.大当たりを引いたのは、なんとわさび好きなKくん。

盛り上がってきたところで、HRKの「マジックショー」タイム。

トランプを使って、JETTもびっくりのマジックを何個も披露してくれました。

昨日から練習を重ねてきたHRK。うまくできなかったときも、「失敗したまま終わりのは悔しい!」

と、何度も挑戦する姿は、立派なマジシャンでした。

そして途中で地域のSHGさんもお得意のマッチ棒マジックを披露。

 

まだまだ出し物は続きます。

お次は、今度別の場所で披露する為に練習していた

千と千尋の神隠しの主題歌、「いつも何度でも」をTKがアカペラで歌ってくれました。

歌詞も全部頭に入っていて、20弱の観客のまえで、堂々と綺麗な歌声を披露したTK,すごい!

出し物の最後は再び北星学園組が、今度は「全世界のクリスマス◯☓クイズ」をしてくれました。

チームにわかれて、答えを話し合って決めます。

ジングルベルはクリスマスの歌じゃない?ロシアにいる奇跡を起こすおじさん、サンタの服が赤い理由、サンタがいない国がある?…などなど、

海外のクリスマス事情について、クイズのなかでみんな新しい事を教えてもらいました。

子ども達よりは多くのクリスマスを迎えてきたスタッフ達も知らなかった事がたくさん。

クリスマス、奥が深い・・!

さて、ひとしきり盛り上がったら、いよいよご馳走をいただきます。

と、ここで明日誕生日を迎えるJETTたかぎぃに、みんなが作ったクリスマスケーキが渡されました。

飾りつけのクッキーにも、たかぎぃが好きな動物サイや、年にちなんだデコレーションがしてあります。

ボリュームたっぷりのケーキに嬉しい悲鳴をあげながら、みんなもりもり食べていました。

途中、たつみが用意してくれた今年のイエティの写真を。

「あ、これあれしてたときの写真!」「髪の毛がまだ短い!」「このときぼく参加してたっけ?」

と話ながら振り返ります。

そしてこの宴の後、Kくんの身体も大人へとまた一歩近づきました。

 

さて、掃除もきっちりした後は12月ということでこれまでのイエティのなかでそれぞれ印象に残ったキャンプ・出来事を発表。

そうそう、そんなこともあったね!みんなでいろいろやってきました。

楽しい時間はあっと言う間にすぎ、お別れの時間です。

またね!

今回は1日目に行なった雪遊びの他は室内での活動になりました。

リースや飾りつけ、ケーキづくりをしている最中も、「みんなでやると楽しいね」

という声が聞こえてきたことが嬉しかったです。

完成したリースやケーキも、それぞれの味がでていてとても素敵なものになりました。

海遊び!40kmウォーク!山菜とり!と、身体を目一杯動かすのが楽しいのは経験してきましたが、

静の活動も楽しい!とあらためて感じた今回のキャンプでした。

少ない人数だからこそ、みんなで手伝いあいながら、みんなで考え、みんなで準備し、みんなで楽しんだ宴は

とても素敵なものになりました!

次は2月に、今度は全開雪遊び!それまでに雪合戦で最後まで攻めきる体力をつけなければ・・・!

  (黒松内ぶなの森自然学校 ちこ こと 大類幸子)

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札幌まるやま校合同プログラム「みんなでお泊り」

2014年12月14日 17時40分03秒 | 札幌まるやま校

 12月は幼稚園児も小学生も大人も

みんな集合の札幌まるやま校合同プログラム「みんなでお泊り!」

 

総勢35名で手稲山のパラダイスヒュッテで過ごします。

まずはヒュッテの中でお昼ごはんを食べて、

山小屋の中を探検です。

1Fは食事を食べるところ

2Fは寝るところ

地下1階はトイレ

薪ストーブもある山小屋にみんなのテンションも少し高め。

外で遊ぶ準備をしたら早速雪遊びへ!

自由に遊んで少し発散したところで

雪積み競争

 

遠いところから雪を運んでくる人間ブルドーザーや

どう見ても雪の中をクロールしているようにしか見えない子どももいましたが・・・

続いては雪山からの掘り出し競争

各チーム目印を掘り出してカツオのところまで届けます。

作戦会議を開き、カツオの動きを把握する子ども、掘り出す子どもなど役割がそれぞれ与えられました。

 

中には相手を邪魔する悪知恵も。

体が温まったところで自由雪遊び開始

雪合戦

雪合戦を影で支える雪玉宅配便

ひとしきり遊んだところでおやつ休憩、

ココア、紅茶、ホットジンジャーエールに大人はホットワイン。

 

おやつ交換をしたりと子どもたちの距離はどんどん縮まっていきます。

一方大人は食事の手伝いや、

かまくらやづくりや雪合戦の相手になったりと大奮闘。

 

おやつを食べたら3つの中から選んでの活動です。

1,食事作り

2,山小屋の中で遊ぶ

3,雪遊び(テントたて、かまくら作り)

 

食事づくりでは包丁やピーラーを使って野菜や果物を切ったり、すりおろしたり。

こちらは女子が頑張ってくれました。

 

寒さで中に逃げ込んだチームはトランプや戦いごっこなど山小屋を所狭しと暴れまわっています。

外ではテントで眠ると言った男の子たちでテント建てです。

他の遊びが気になりながらも1年生と年長、年中さんの4名で何とかたてました。

あたりが暗くなってくるとかまくらも完成!

中で眠れそうな出来栄えに年長さんの男のが「かまくらで寝る!」と張り切っていました。

スノーキャンドルも点灯

夕食はカレーライス、コールスローサラダ、フルーツポンチ。

たくさん遊んでお腹が空きました、もりもり食べています。

「おかわり」と元気のいい声が聞こえます。

おしゃべりに夢中で箸が止まっている子どもも残さず完食。

 

食事が終わったらリピーターの子どもたちからゲーム「忍び足」のリクエストが。

山小屋の2Fは歩くと「ミシッ」と音がなるのですが、

それを鳴らさずに忍び足でお菓子を取りに行くゲームです。

 

待っている間は1Fでみんなは耳を澄ませて審判をします。

19人中ミッションをクリアしたのは2人!

2人とも忍者キャンプに参加していた子どもでした、さすが修行の甲斐がありました。

 

夜はナイトハイクにお出かけ、片道15分の距離をラッセルしながら夜景を見に行きました。

ふかふかの雪にゴロンと寝転がっていたら雲が晴れてきれいな星空も。

 

山小屋に戻ったら寝る準備です。歯を磨いて寝袋に入ります、山小屋は雑魚寝。

テントで眠ったのはスタッフけいたと1年生の仲良しコンビ!

かまくらで眠ったのはカツオと年長の男の子

雪遊びで相当消耗したのか山小屋で眠った子どもはあっという間に寝息を立てていたそうです。

一方テントとかまくらで眠ったチームは

寒さと格闘しながら眠ったり起きたりを繰り返しながら朝を迎えました。

正直途中で「山小屋に戻る」と言うかなと思っていましたが、

3人とも朝まで眠る根性を見せてくれました、感動的でした。

早朝テントから戻ったら薪ストーブの前で暖を取って温まります。

 その他の子どもも徐々に目を覚ましてきました。

寝ているおじいをを添い寝で起こす子どもも。

 昨日は良く眠れましたか?のチェックではあまり眠れなかった子どもが多かったようですが、

元気いっぱいです。

半日過ごすためのエネルギーをつける朝ごはん。

メニューは、ごはん、大根と油揚げの味噌汁、きんぴらごぼう、スクランブルエッグ、ウインナー

切り干し大根、納豆、つけもの、温泉卵

食事が終わったら自分の荷物をお片づけ

時間があったので山小屋のお掃除も

身支度を整えたら今日も3つに分かれて遊びます。

1,食事作りチーム

いろんなおにぎりを握ります

 2,外あそびチーム

テントを片付けます、一晩お世話になりました!

雪合戦

今日も雪玉宅配便が活動中

雪にまみれて楽しんでます。大人を埋めちゃった!

 そりすべり。立ち乗りにもチャレンジ!

 3,室内まったりチーム

迷路づくりや絵の当てっこから始まり

トランプ、ヒグマかるたと白熱の勝負が続きました。

途中で帰らなくてはいけない子どもをお見送り。

荷物を一生懸命引っ張りました!?

 楽しい時間はあっという間、最後の食事の時間です。

メニューはおにぎり(うめ、しゃけ、しょうが、しお)、芋煮、白菜の松前漬け、つけもの

たくさんあった芋煮はほぼ完売。

3食作ってくれた、くまちゃんありがとう!美味しかったです!

そしてスタッフのように台所に入りっぱなしだったお母さんたちにも感謝です。

 おなかがいっぱいになったら山小屋の掃除をします。

ゴミを集めて綺麗にしたら最後は全員で記念撮影!

(写真に入っていない方もいます、すいません)

 

二日間過ごした手稲山パラダイスヒュッテをあとにしました。

例年になく雪が少なくてこちらは「どうしようかな~」なんてヒヤヒヤしていましたが、

子どもたちはそんなこともお構いなく全力で楽しんでいました。

外あそびをたくさんしたい子ども、

山小屋でゆっくりしながら自分の時間を過ごしていた子ども、

お手伝いや料理づくりに夢中になっていた子ども、

お父さんやお母さんと一緒に過ごすのがとっても楽しかった子ども

みんなの笑い声としゃべり声が今も頭のなかに響いています。

 

年齢が違ったり、体力が違ったり、理解力が違ったり、

これだけの年齢差の中で一緒に過ごしているのだから、

時にはイザコザがあったりします。

それでもきちんと謝ったり、許したりすることができる。

体力や運動が苦手だったりする子どもや

どうしたらいいかわからない子には知っている子が教えてくれる、

いろんなサポートをし合える子ども同士の関係、子どもと大人の関係、大人と大人の関係

そんな多様なコミュニケーションを宿泊という

子どもたちにとっては少しハードルの高い環境の中でたくさん見せてもらいました。

成長をたくさん感じた2日間でした。

 

最後にいつも食事づくりや自分の子ども以外のお世話をしてくれる保護者の皆さん、

痒いところに手が届くように自分の役割を見つけて積極的に動いてくれる学生ボランティアのみんな、

スタッフとしていい意味で安心しきっている社会人ボランティアの方々にたくさんの感謝を送ります。

今年一年もありがとうございました!

また来年も宜しくお願いします!良いお年を!

 

カツオこと高野克也

みんなでお泊り!~札幌まるやま校全員集合~

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