『はじめまして』の方も『ご無沙汰しております』の方も、みなさまご機嫌いかがでしょうか。
この春、札幌まるやま校からいぶり自然学校に転校してきました。
上道和恵(うえちゃん)と申します。これからどうぞよろしくお願いします!
ゴールデンウィークが始まりました。最大9連休でしょうかね。春のお出かけが楽しい季節がやってきましたね。
この週末、イエティくらぶいぶり校ゴールデンティーク特別企画・東いぶり寿司キャンプを開催いたしました。
1泊2日で美味しいお寿司が握れる職人を目指すこのキャンプ。
とにかく美味しいお寿司を握れるようになることを目指して遊びもご飯も展開します。
果たして、修行の結果はいかに?!
<寿司職人への道、一日目>
寿司キャンプのスタートはなんと苫小牧イオン。
まずはみんなで何のお寿司を作るのか下調べをしにやってきたのであります。
イオンを闊歩する子どもたち。イエティくらぶでは珍しい光景です。
寿司職人への道・其の一!寿司ネタを何にすべきか考えるべし。
イオンの鮮魚コーナーにて食材チェック。どんなお寿司を作ろうかイメージをふくらましていきます。
寿司職人への道・其の二!本物の寿司を味わうべし。
と、いうことでやってきました。回るお寿司屋さん・旬楽苫小牧柳町店さん。
巷にはどんなお寿司があるのかリサーチし、職人さんが実際にお寿司を握っているところを見学させていただきます。
旬楽さんのスタッフみなさんとても親切な方々で、お昼時のお忙しいところ子どもたちのために色々と丁寧に教えてくださいました。
ホタテの貝剥きも見せてもらいましたよ。
お寿司の握り方もレクチャーしてくれました。みんな興味津々!
目で見て耳で聞いて勉強した後は、もちろん舌でも味わっていきましょう!ということで握りしめたお小遣いを手に好きなお寿司を注文します。
僕はサーモン。
お味は?もちろん美味しいに決まってます!
モグモグ。うんうん。なるほど。シャリの硬さ、大きさ、よく味わっていただきます。
お小遣いの範囲内でお寿司を味わった一行。さぁ、お会計を…と思ったら、なんとこんなものがみんなの席の前に。
店長さんのご厚意で食後にアイスクリームをいただきました。
今回、みんなが持ってきたお小遣いは300円。その範囲内で…という形だったにもかかわらず、板前さんから色々お話をうかがえる環境を作っていただいたり、こんなデザートまでいただいて。ご配慮にとても心があたたまりました。この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
子どもたちも「また今度、家族で板前さんに会いに来る!」と申しておりました。
皆々様、苫小牧にお立ち寄りの際にはぜひ回転寿し・旬楽苫小牧柳町店さんへ!!
さて、心満たされ修業は続くよどこまでも。
再びイオンに戻り、食材の買い出しです!お財布の中身と相談しつつ、活きの良い寿司ネタをチョイスします。ちなみにここで吟味しているのは甘海老です。
イオンでの買い出しが終わり、次にやってきたのは苫小牧の市場。
寿司キャンプですからね。ここはおさえておきたいところです。
市場のおとうさんに色々教えてもらったり。
買った魚をお寿司用に切ってもらったり。
さて、材料はそろいました。
いよいよ握りの実技に入ります。
寿司職人への道・其の三!シャリを握る練習をするべし。
シャリを握る練習です。が、最初からご飯を使ってなんてそんなはずはありません。
実際にご飯を使う本番に向けて練習です。
と、いうことでやってきたのが干潟。
そうです。泥んこを使って練習をします!
寿司模型を大きさの基準を確認。
大き過ぎたり、小さすぎたり。固かったり、柔らかかったり。なかなか難しい。むむむ。
手がドロドロになっちゃったよー。
それでもいくつかやっていくうちにちょっとずつ上達していきました。
干潟での練習を終え、本日の宿泊地へ向かいます。
「ちょっと片付けたり、泊まれる準備したいからみんなは探検に行っておいで~」とスタッフからの声。
周りに広がる森へ遊びに行きました。
木登りしたり
カエルの卵も発見!
森探検が終わったらご飯の準備のお手伝い。
人生初のみじん切りに挑戦中。
もちろん晩ご飯の準備でも寿司職人修業は続くのです。
シャリを握る練習のために選んだメニューはコロッケ。
さぁ、とにもかくにも握る練習。寿司職人への道は厳しいのだ。
みんなが握ったすしコロッケーズに衣をつけていくやまちゃん&てぎょんの図。
こうしてできた寿司コロッケ。海苔がアクセントになってとても美味しかったです。
明日はいよいよ本番!ゆっくり休んで備えるのだ~!と早めに就寝。みんなすぐに夢の世界に入っていたようです。
<寿司職人への道、二日目>
気持ちの良い朝です。お天気も上々。絶好の寿司日和。
本日は、なんとすぺさるゲストとしてむかわ町にお住いの板前さんがお寿司の握り方の指導に来てくれました。
寿司職人への道・其の四!職人さんにその技を伝授してもらうべし。
練習の成果を発揮して、美味しいお寿司を作るぞ!!
まずはシャリ作りから。職人技をいかんなく発揮してくださいました。みんな圧倒されています。
子どもたちも実際にやってみます。うまくいくかな?
「うまくいかな~い」
とっても簡単そうに見えてたのに、やってみると難しい。
甘海老の殻むき。黙々と。
寿司ネタもさばいてもらいました。
食べる人が食べやすいようにとの配慮も忘れず。心遣いも職人の腕の一つです。
いよいよ、本番。シャリを握ります。
だいたいこれくらいの量だぞと最初はみんなに取り分けてくれました。
ぎゅっと握らず、食べたときにふわっと口の中でシャリがばらけるように空気を入れて握るのですが、握り方が弱いと食べる前に崩れてしまいます。その絶妙なバランスが難しい。
みんな集中してシャリを握り続けます。
最初は手にたくさんお米がくっついてしまって大変でしたが
だんだんうまくなっていきました。うまくいくとやっぱり楽しくなってくるのです。
いろんな修業を経て、ついに完成!!うえだんながキャンプ前に夜な夜な作ってくれた寿司下駄に乗せて。
こんなにたくさんのお寿司が出来ました。
自分たちが食べる分とおうちの人におみやげにする分を作りました。
お迎えに来たお父さんお母さんに自慢気に(でもちょっと照れくさそうに)おみやげのお寿司を渡していたみんなの顔は、もうすっかり寿司職人です。
今度はおうちで作ってみてね。
寿司キャンプ、なかなかおもしろかったなぁ!
また季節を変えてやってみたいと思います。
いぶり自然学校・上道和恵(うえちゃん)