子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ東川校~大雪山はっちゃけ隊~6月part1

2011年06月04日 19時15分20秒 | 東川校
今月も始まりましたはっちゃけ隊。
今回はなんと初参加の子が多い、フレッシュなメンバー構成となりました。
今日は一日生き物を捕まえて、観察して、過ごします!



まずは初めての自己紹介。
小学校、名前、呼んで欲しい名前を紹介します。



1・2年生が多いのもはっちゃけの特徴ですね。
みんなしっかりと言えました。



峻ちゃんの体操で体をほぐしたあとは・・・、



鬼ごっこで対決します。
大人対子ども、それから冷凍バナナ鬼をやって体を温めます。
鬼ごっこのあとは水を飲んで、次のゲームです。



私たちはカモフラージュゲームと呼んでいますが、
今日は森の宝探しゲームにしました。
2グループに分かれてから、
洗濯ばさみとか、にせものの葉っぱとかを、
グループ毎に隠し合い、見つけ合うゲームです。



ポイントは探す人が必ず見えるところに隠すこと。
カモフラージュですから、埋めてしまったりはしません。
自然の色にまぎれる人工物を、みんなで探しました。



さてここからは自由な時間。
おやつを食べるグループもあれば、
遠くまで生き物を探しに行くグループもあります。




今回はみんな網を持ってきていたので、
池の周りの生き物さがしになりました。



カエルやトンボ、ヤゴそして1番人気のドジョウをつかまえようと、
みんなすごい集中力で探します。
カモフラージュゲームが少しは役に立ったでしょうか?



自分でつかまえたらやっぱり気分がいいんですよね。



人にとってもらうんじゃなくて、自分の力でとりたい!
そんな気持ちが1時間ぐらい続いていました。



中にはシマヘビを捕まえた猛者もいます。
流れてきたところを網ですくってかごに入れていました。
逃がすときはなんと首を持って投げていましたよ。
やりますねぇ。



みんなで見つけた生き物を峻ちゃんが簡単に解説して、
飼いたい人以外ははなしてあげることにしました。
どろどろの手を洗ってから、ようやくお昼ごはんです。



みんな仲良く芝生の上で食べます。
しかしこの頃から冷たい風が吹き始めたのでした。
風雲急を告げるようにぱらぱらと雨が降ってきたので、
事務所に逃げ込みます。

小川で遊べるのは1時間だけとみんなで作戦をねり、
空いた時間に火をおこすことにしました。



1人に1つ七輪を配り、みんなで火を一斉につけます。
今回はたき付けもスタッフが準備します。
だんだん慣れてきたら、たき付けも作ってもらうからね。
しかし火の上にもやがて雨が降ってくるのでした。


でもでも、
雨に負けず、
意を決して小川に向かいます。
奇跡的にこの時間だけ雨がやんでくれました。



魚捕りの上級編、小川のカジカ捕りです。
みんな苦労するかと思いきや、
(いや、ころんだりして苦労はしたのですが)
カジカを15匹ほど捕まえることができました!!



冷たい水の川にしか住めないので、
キトウシの池にはいない魚です。
1.5cmくらいの赤ちゃんから、15cmくらいの大人まで、
つかまえられましたよ。



最後は雨が降ってきたので、
ぬれないようにブルーシートを傘にして、川に放しに行きました。

雨に苦労した1日だったけど、みんな楽しんでくれたみたいです。
次週はpart2、そして来月は川あそびです。

またみんなで遊ぼうね!

大雪山自然学校
小林峻
コメント
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