子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ東川校 はっちゃけ隊2月「ジャンピングソリふたたび」

2014年02月02日 19時42分01秒 | 東川校

冬休み明け一発目のはっちゃけ隊です。

今月は東旭川の21世紀の森へ遠征です。

おめあては、ソリすべりとチューブすべり★

 

まずは

やっぱりチューブすべりからスタート!

 

しっかり固められたコースで、ものすごいスピードが出ます。

抵抗なく滑るためのコツをつかみ、距離ものばしていきます。

 

いっぽうで

おしりすべりソリすべりチームも、チューブ斜面から遠征し始めます。

たっぷりの雪が降り積もると

それまで以上に長距離、急斜面のすべりが楽しめるようになります。

雪がクッションの役割を果たすので

カチコチ斜面なら危なくて滑り降りられないようなところでも

ふか雪が下で待ち受けていたら、どんどん滑っていけます。

 

「すべる」ためには、「のぼる」がマスト。

へとへとになるので、ときどき休憩のために人埋めにかかったり…。

おひるごはんは、ログハウスにて。

去年もチューブすべりでお世話になった方が

「ストーブつけといてあげるから、おいで!」と声をかけてくれました。

とってもありがたいことに、あったかい室内ランチです。

  

ごはんもおやつも食べたところで

はっちゃけ隊も後半戦に突入。

今日は「イグルーづくり」です。

スノーソーという雪用ののこぎりを使って、雪のかたまりを切り出し

きれいに丸く積んでいって、かまくらのようにととのえて作りあげます。

そのためには

ぎゅっとしまった雪がどうしても必要です。

というわけで、一斉に雪ふみです。

 

ばっちり踏みかたまったので、つづいてスノーソーの登場。

最初はなれなくて、ボロボロのかたまりでしたが

スノーソーを使う技術も、すっぽりと掘り出すテクニックも磨かれ

きれいな雪のブロックが次々と切り出されていきました。

 

 

切り出されたブロックは

かたちをととのえながら、まるく並べていきます。

 

屋根までぴったりはめ込んで、完成です!

ここで看板を作る!とひと騒ぎに…

巨大なかたまりをソリで運ぼうという作戦です。

ばっちり看板まで、できあがりです!

イグルーの中は、想像以上にあったかです。

みんなの熱気でカメラがくもってしまうくらいに。

ちいさく見えるのですが、結局11人まで入室可でした。

 

このイグルーを作るには、たくさんの仕事があります。

雪を踏む

→スノーソーで切る

→スコップでブロックを引き上げる

→きれいなかたちに整える

→ソリに乗せて現場に運ぶ

→現場スタッフに手渡す…etcetc

誰がどの作業をするのか、まったく言及しなかったのですが

みんなは、それぞれに自分の仕事を見つけていきました。

 

ひとりはスノーソーという道具を使いたいから。

ひとりは真四角にブロックを切りたい!という思いから。

ひとりは雪のかたまりを持ち上げる力があるから。

ひとりは誰も買って出ない「運び屋」という役割の存在に気づいたから。

 

はっちゃけ隊というちいさな社会で

自分自身が楽しめる

みんなの役に立つ

自分の役割を見出して働くことで

イグルーというひとつの「かたちあるもの」を一緒に作り上げました。

その達成感がどんなものだったか

きっと

おうちの方には伝わっているのではないでしょうか??

 

さあ!

次回3月のはっちゃけ隊は「最後の雪あそびツアー」

行先は…とある峠。

最終回へのご参加、お待ちしております♪


東川校/木村恵巳(めめ)

 

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イエティくらぶ東川校 冬キャンプ「キトウシクリスマス アウトドアクッキングキャンプ」

2013年12月22日 17時53分55秒 | 東川校

まだまだ冬休みにはちょっと早いのですが

イエティくらぶ東川校はフライング気味のアウトドアクッキングキャンプです。

普段イエティくらぶの活動では

たき火を使っておやつを作ったり

簡単なダッチオーブン料理をしたりしていますが

今回のキャンプでは

2日目のメインとなるランチのすべてを

たき火を使ったアウトドア料理で揃えよう!というわけです。

 

とはいえ

やっぱり雪のっぱらに出てきたら、まずは定番おしりすべりからスタートです!

今年は例年とくらべて、ずいぶん雪が少ない…

みんなまだまだまともに雪あそびができていません。

おしりすべりから始まって、そり遊びへ…すこしずつ雪を滑る感覚を取り戻していきます。

そうすると

バランス感覚も戻ってきて、どんどん滑れる距離が長くなっていくんです。

まるで、自転車みたいに。

シーズンまで忘れていた感覚を遊びの中で取り戻していきます。

おひるごはんは、自然学校で。

キトウシ森林公園を抜けてどんどん坂を登っていきます。

 

午後には

イエティくらぶ東川校でよく訪れる森「ニセウの森」へお出かけです。

秋までは、途中まで車で行くこともできるのですが

冬になると通行止めとなります。

そのため

絶対に歩いて登るしかない場所となってしまいます。

今回のキャンプのメンバーは1年生~6年生まで。

体力差もあるのですが、やっぱり全員で登ります!

 

ニセウの森で盛り上がったのは…ツリーデッキからのジャンプ!

雪が積もり始めているので、夏よりは低く見えるものの2メートル程の高さから、ジャンプします。

これが

高所恐怖症には、こわい!!!!

でも、飛びたい。

飛びたいけど、怖い。

ひとり、そんな微妙な心のゆらぎがありました。

キャンプのメンバーみんなが、その子を応援する気持ちになって

ずっとずっと悩んでるその子を

励ましたり、けしかけたり、説得しようとしたり、いろいろ試みます。

チャレンジしたいんだけど、不安がいっぱい。

そんな気持ちを、きっとみんなわかるんです。

悩んでいると、遊ぶ時間が短くなる。

それでも、その子が飛ぶのをじっと待ってる。

その子が飛んだ瞬間の、その場のみんなの達成感と一体感は特別なものでした。

 

大急ぎで下山したものの、すでに夕暮れ…

あわてて夜ごはんの準備です。

本日のメニューはカレー。

手分けして野菜を切ったり、お肉をいためたり、スープを作ったり…

ここで後れを挽回です。

 

食後はひぐまかるたで大盛り上がりとなりました。

大騒ぎだったので、夜は眠れるのか?

と思いきや、9:15には全員の寝息が。

たっぷり遊んで、たっぷり食べて、たっぷり寝る。

子どもたちの基本です。

 

車の窓ガラスにきれいな雪の結晶がくっつく

ちょっと寒い今朝でしたが、さっさと身支度を整えて

アウトドアクッキングの戦場となる、大雪山自然学校へGO!

すでに、校長のしゅんちゃんとボランティアチームが火おこしをはじめていてくれました。

まもなく、幼児親子プログラムイエティーズの面々も合流。

そう

今回のキャンプは小学生は1泊2日で幼児親子は日帰りOKという合わせ技。

 

さて、本日のランチのメニューは

◇チキンのトマト煮

◇まるごとカボチャ

◇白菜とベーコンのスープ

◇棒巻パン

チームに分かれて、それぞれに調理開始です。

 

 

 

全ての料理のおなべ、ダッチオーブンがたき火にかかったら

ここで1時間程の休憩。

というのも、ダッチオーブン料理はガンガン火をかけて圧をかけての調理となるんです。

この1時間を使って、棒巻パンを焼きます。

最初はお互いにどうやって接していいのか困っていた

幼児たちと小学生たちも、いつの間にか一緒に作業しています。

ちびっこが火に近づかないように気を付けたり

おにいちゃんがやっている方法をまねっこしたり。

 

 

12時すべてのお料理が完成です★

こんなに簡単で、こんなにおいしい!

レシピも調理方法も本当にシンプルだけど…たき火パワーのせいでしょうか?

天気予報もいい方にはずれたおかげで、12月なのにアウトドアランチです。

 

 

 

おなかいっぱいになったところで

幼児親子のたちは解散。

片づけは…もちろん小学生のキャンプチームで。

山盛りの洗い物を目の前に、案外楽しそうな子どもたちです。

きれいに拭くこと、きちんと乾燥するためにきちっと並べること。

さらには

大人だって面倒くさいダッチオーブンのお手入れも。

シーズニングと言って、鍋がさびないようにサラダ油をきれいに塗る作業が待っているんです。

それも、なんだか楽しそう。

 

 

残念ながら

最後の最後の雪あそびタイムはお片付けのためなくなっていまいましたが

みんなの表情は案外晴れ晴れしています。

自分たちの手で料理をして、すべてきれいに片づけた。

そんな達成感です。

いつものお手伝い料理なら

面白い切るところだけやって、おしまい。

でも、このキャンプではそれが許されません。

面倒なことと思いきや、集中してやっていくと

片付いていく、キレイになっていくそのプロセスが楽しかった。

 

アウトドアクッキングキャンプでは

キャンプのメインとなる「あそび」だけではなく

子どもたちが育っていくのに不可欠な「ごはん」に焦点をあてました。

冬だって、おそとでごはんを作って食べることは楽しい。

自分で作ると、みんなおいしい。

ちゃんと片づけると、すっきりする。

あたりまえだけど

そんなひとつひとつを実感してもらえたら、うれしいです。

 

イエティくらぶ東川校 めめ

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イエティくらぶ東川校 はっちゃけ隊12月「標高1100mで初雪あそび」

2013年12月08日 19時00分42秒 | 東川校

11月にはおやすみだったので、久々のはっちゃけ隊です!

今年は、去年よりも雪の積もりが遅い感じです。

というわけで

完璧なスキーウエア装備で集ったみんなで

標高1100mの旭岳温泉街まで繰り出します★

 

道路や田んぼの土が見えていたキトウシ森林公園周辺から

旭岳温泉街まで行くと、まったくちがう景色です!

ちらほらと雪の舞う中で、久ぶりの雪の感触を確かめます。

もこもこと雪を漕ぐ感じ

雪玉を握る感じ

雪が投げると舞っていく感じ

スコップがすっと入っていく感じ

ダイブですっぽり受け止められる感じ

 

 

雪の感触をつかんだところで

毎年恒例は雪積みですが、今年は雪堀対決となりました!

掘る、掘る、掘る、掘る、掘る、掘る、掘る、掘る、掘る…。

 

 

最後は地面まで掘り進めました!

ここまでいくと、やっぱりすごい達成感です。

全員が入れるくらいまでの大穴となりました。

 

その後も、それぞれやりたいことに熱中です。

短時間ながらかまくらが出来上がったり

雪のおうちが拡大していたり…

あっという間に1時間が過ぎました。

 

 

おひるごはんは、毎年お世話になっている旭岳ビジターセンターにて。

帽子やゴーグルなどなど、雪まみれとなった小物たちを

ストーブの前に並べて、午後に備えて乾かします。

 

おなかいっぱいとなったら、午後の活動。

スキー場でのソリすべりへGO!

しゅんちゃんのケガをしないソリすべり術講座を受けたら…

坂があったら、登らずにはいられない

それが雪の斜面だったら、すべらずにはいられない

そんなはっちゃけ隊たちはどんどんすべりおりてきます。

 

 

ちょっとななめったこの坂を

はたまたところどころ避けなくてはいけない障害物のある坂を

上手にながーくすべるにはコツとバランス感覚が不可欠です。

おしりすべりは

想像以上に子どもたちのバランス感覚を養います。

もちろん手を使ったソリの操縦もありますが

それじゃあ、摩擦でスピードが落ちてしまう…

それってくやしい。

だから

ソリの上での体重移動で操縦してしまいます。

 

最初はあぶなっかしくすべっていたのに

帰る頃になると、みるからに上達してる。

何度も何度も繰り返しているうちに

本当に上手に身体で雪を捉えられるようになります。

安全にソリ遊びを楽しむために、もっとも大切なちからは

何度も繰り返す体験からじゃないと、身に付かないものです。

今日のはっちゃけ隊は

改めて何度も体験すること

そこからじゃないと大切なことが身に付けられないことを感じさせられました。

 

次回のはっちゃけ隊は、2月となります。

またもや時間は空きますが、間には冬キャンプです。

みなさんのご参加、お待ちしております。

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イエティくらぶ東川校 イエティーズ11月「おいしいたきびようちえん」

2013年11月09日 15時57分16秒 | 東川校

すっかり葉っぱも落ち切り

雪まで舞いはじめ

キトウシ森林公園も冬本番となりました。

 

前回からほんの2週間しか空いていないのですが

今日はまたまたイエティーズです。

おいしいたきびのために、集いました!

まずは

大雪山自然学校事務所までの道々で

たき火で燃やす柴刈りです。

鮮やかな山吹色に色づいている、カラマツの枯れ枝がねらい目。

 

特にいいのは

枝に引っかかって、からからに乾いている小枝たち。

でも

なかなか高いところで止まってしまっているので

みんな考えてながーいぼっこを駆使して

枝集めに夢中です。

 

途中にリンゴの木の下を通過。

リンゴが木になっているのを見つけて、大興奮でした。

 

自然学校に到着したら、さっそくたき火開始!

まずは火ってなんぞや?から。

マッチで火をつけてみると…

火が付いたのに、すぐに消えてしまいました。

もう一回やっても

やっぱりすぐに消えてしまう。

「どうしてだと思う?」

「風が吹いているから」

今度は手をかざしながら火をつけると…

「あぶない!!!!」

そうそう

火は熱いから、やけどするかもしれない、あぶないもの。

火をつける、その作業を見てるだけで

気をつけなくっちゃいけないこと

うまくつけるためのこつ

そんなことをひとつひとつ見つけていきます。

続いて

枝の組み方を伝授したところで

いざ、着火です★

カラマツの枯れ枝の力絶大!

あっという間にそれぞれのたき火は大きく育っていきました。

たき火のいいにおいがします。

じゃがいも、さつまいも、リンゴ、マシュマロ、ソーセージ、ちくわ

自分でおこした火でつくる、たき火おやつは格別です。

おべんとうのおかずも、たき火であっためると、すごくおいしくなります!

 

 

くもり空だったのが

いつの間にか青空が広がっています。

気温は5度ほどなのに

たき火のまわりに座っていると、あったかく感じます。

 

四苦八苦しながら乾いた枯れ枝を拾い集めて

森のめぐみをたくさんいただいて

楽しくっておいしい時間を過ごしました。

自分の手で、たき火の時間を作り上げました。

そんなみんなと

もしかしたらみんなよりもやる気満々だったお母さんたちを

本当にステキと思います。

こんな風に

これからも一緒にステキな時間を作っていけたら、とてもうれしいです。

でも!

次回のイエティーズは1月25日(土)です。

冬休みにでも、一度集えたらいいのですが…

企画ができたら、またご案内いたします!

またのご参加、お待ちしております。

 

東川校 木村恵巳/めめ

 
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イエティくらぶ東川校 はっちゃけ隊10月「落ち葉シャワーとおいしい秋」

2013年10月27日 18時37分12秒 | 東川校

なんだか雨模様の本日でしたが

雨でもなんでも集まるのがはっちゃけ隊です。

落ちたばっかりの葉っぱがいっぱいで、森の中はあざやかです!

落ち葉シャワーのために

森の中に入っていきましたが

まずは用水路の葉っぱ釣りからスタートです。

地味ですね。

用水路に流れている葉っぱを

木の枝を使ってことごとく吊り上げるというゲームです。

やり始めると、熱中してしまいます。

実はいろんな種類の葉っぱが流れていることに気づきます。

ミズナラやカツラ、シラカバ、イタヤカエデ…みんなそれぞれに狙いがあるようです。

ときには、葉っぱじゃないものも流れていました。

落ち葉たっぷりゾーンに到着したはっちゃけ隊たちは

シャワーのための大量の落ち葉を集めにかかります。

落ち葉を集めてあるところには、バーゲンセールのごとくむらがります。

葉っぱに夢中です!

 

 

集まったところで、やっぱりダイビング。

飛び込むもの、回るもの、フリースタイルです。

 

こっちでは、落ち葉ベッド。

リクエストにお応えして、ハート型も。

びっしり降り積もった葉っぱをかき分けると、地面にきれいな模様が描けます。

 

さらにこっちでは、おしりすべり勃発。

 

雨のせいで軍手はべちゃべちゃに…

手がふやけてきたので、おひるごはんを食べるべく自然学校へ移動です。

途中で謎のドラゴンフルーツみたいなものや

リンゴを拾っていきます。

 

あったかい部屋でのランチとおやつを済ませて…

たき火ミーティング★

たき火をするために

たき火おやつを食べるために

必要なものをリストアップしていきます。

 

準備が整ったので、たき火開始です。

マッチで火をつけることから、すでにドキドキ…!?

試行錯誤しながら、ひとつ、またひとつとたき火が増えていきます。

 

たき火もばっちり起こったので、ふたたびおやつタイムです。

火の中に入れたり、あぶったり、ダッチオーブンに詰め込んだり…

いろんなたき火おやつが勢ぞろいしました。 

 

 

 

夜ごはんは食べられるのか!?

と心配なくらいのおやつとなってしまいました。

ごめんなさい。

ちょっとだけ青空のののぞく空の下、解散場所へといそぎます。

昨日と比べると、急に寒くなりましたが

雨でもたっぷり遊びつくしてきました。

いつもプログラムが終わると

実習生の学生さんと一緒に振り返りの時間を持ちます。

「落ち葉は、創造力を豊かにする!」

そんな学生さんの言葉が印象的でした。

特別な道具もないのに

たくさんの落ち葉があるだけで

落ち葉釣りに始まり、ジャンプ台やフトンを作りあげることができます。

アクティブに身体を動かすメンバーもいますが

その傍らには

「一番黄色い葉っぱ」を黙々と探し続けるメンバーも。

 

落ち葉は

多様な子どもたちの

多様な「やりたい」を実現してくれるもののひとつです。

改めて、そう実感した一日でした。

 

さて

はっちゃけ隊は11月はお休みです。

次回は12月8日(日)旭岳のふもとへ雪遊びにでかけます。

まだまだ下界は雪がない…

でも、あるところには、あるんです。

今シーズン初めての雪遊びにでかけます♪

東川校/木村恵巳(めめ)

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イエティくらぶ東川校 イエティーズ10月「おちばプールようちえん」

2013年10月26日 17時46分02秒 | 東川校

さあ!10月です。

昨年度のイエティーズおちばあそびのときは

まだまだ葉っぱが落ちておらず

あんまり遊べなかったのです…

そこで

今年はその教訓を生かし10月下旬となった

「おちばプールようちえん」です。

絵本からスタート!です。

いろんなかたち

いろんないろ

落ち葉って言っても本当にいろいろです。

今日はいったいどんな落ち葉を見つけられるのでしょうか??

森にやってくると、やまもりの落ち葉!

これをしこたま集めてプールにしたい…

ので

本日は秘密兵器の登場です。

「なんとかの手」と言います。

「がおー!!の手」です。

「わかった!ライオンの手!!」

確かにがおーっていうよね…

でも、ブブーーーー。

「じゃあ、くまの手!!」

ピンポーーーン!

それでは、遊ぶためにはたらきますよ。

ほうきともちがう、熊手。

使い方に慣れるまで、少し時間がかかります。

でも

習得するとはやいはやい!

どんどん落ち葉を集めます。

 

 

ときどき脇道にもそれますが…

たくさん集まったら、落ち葉遊びのはじまりです。

落ち葉プールダイビングに落ち葉合戦、落ち葉に人を埋めたり…

落ち葉にまみれて、どろんこです。

 

 

 

遊んでる間は気づかないのですが

ちょっと落ち着くとおなかが減っていることに気づきます。

おひるごはんを食べる、自然学校まで山登りです。

途中で、クリひろいをしながら。

おひるごはんの後には、ゴーカードコースへお散歩。

夏の間は

ゴーカートが走っている場所ですが

秋になったら誰も通りません。

鮮やかな落ち葉でキレイです。

そんなコースを、ゴーカートよろしく爆走します。

そんな風に過ごしていたら、今日のイエティーズもおしまいの時間となりました。

「おちばプールようちえん」はどうだったかな?

落ち葉って、この季節ならどこにでもあります。

街の中で

家のお庭で

鮮やかなじゅうたんとなっています。

そのひとつひとつを見てみると

それぞれにちがう葉っぱだということに気づけます。

葉っぱのカタチで木の種類がわかります。

人の指紋のように。

木々はちがっていても

おんなじように秋を感じて、色づいて、葉っぱを落とします。

 

落ち葉で遊べるのは、今この瞬間だけです。

ちょっと早かったら、まだ落ちていないし。

ちょっと遅かったら、べちゃべちゃで土になりかけです。

 

落ち葉がわたしたちに教えてくれる「秋」を

いっぱい身体を使って感じてくれたら、とてもうれしいです。

 

次回のイエティーズは、「おいしいたきびようちえん」です。

雪がいっぱい降る前に…と思って、2週間後です。

今度は

木を燃やして、エネルギーをもらって

おいしいおやつをつくります。

みなさんのご参加、お待ちしております♪

 

東川校/木村恵巳(めめ)

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イエティくらぶ東川校 イエティーズ9月「みのりようちえん」

2013年09月21日 16時41分15秒 | 東川校

本日は夏の「かわのようちえん」以来

久々のイエティーズとなりました。

すっかり秋らしいお天気です。

 

「みのりようちえん」の今日は

みんなで秋のみのりをさがしに森へ出かけます。

いの一番に見つけたのは生き物でした。

カエルやコオロギ、トンボなど…やっぱり動くものにくぎ付けです。

 

 

こっちでは、ずいぶんグロテスクなものを拾っています。

実はこの赤い実、コブシの実です。

鮮やかなオレンジ色の種が詰まっています。

ここでは、ドングリを。

ツルツルピカピカのドングリが森にはいっぱいです。

セミの抜け殻が木にくっついていました。

すっかりセミの鳴き声は聞こえませんが、夏が去ったあとです。

この他にも、ツリバナやカエデの種

カラフルなキノコなど

秋のしるしをどんどん見つけていきます。

あったかいお日さまの下でのピクニックランチを済ませたら

おやつのためのたき火準備に取り掛かります。

みんな、のこぎり片手に真剣です★

 

 

ばっちり火が起こったところで、マシュマロタイムとなりました。

みんなで薪ストーブの火を囲みます。

 

お久ぶりのイエティーズでしたが

30人程でにぎやかな一日となりました。

キトウシ森林公園も遊び慣れてきたせいか

みんなが自由に

好きなものを探し回る場面が多く見られました。

みんなで出かけるからこそ、たくさんの発見ができました。

今月はこれにておしまい。

次回のイエティーズはもちろんキトウシ森林公園に集合です。

今日はまだまだみどりいろだった葉っぱですが

来月末にはきれいに色づき、落ち葉だらけの公園となっている予定。

そしたら

思いっきり落ち葉遊びです!!!

落ち葉シャワーに、落ち葉プール…何ができるかな??

また、みんなと一緒にたっぷり遊ぶよ★

東川校/めめ

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イエティくらぶ東川校 るもい海あそび&釣りキャンプ

2013年09月08日 18時32分52秒 | 東川校

8月31日(土) 8月最後の日に、るもい海あそび&釣りキャンプスタートです!

今回の参加者は5名、コンパクトに車1台で留萌を目指します。

 

ちっぷべつの道の駅で休憩したら、みんな塔に登り始めて全然休憩になりませんでした~。

 

 

そうこうしているうちに黄金岬に到着。

まずは腹ごしらえをしてテントを張ります。

なぜかウォールクライミング。

 

さてテントを張り終えたら、釣り具屋さんへGO!

 

おばさんからサビキしかけと蒔絵を購入、砂を混ぜると良いらしい。

 

雨が時折降りつつも、初めての竿を振ります。

地元のおじさんたちも、口出し手出し、お手伝い?

 

おぉ!小サバが釣れました。

ちなみに魚が触れない子が続出していたので、

魚が釣れると陸上でも大騒ぎとなります。

結局ウグイ12匹、小サバ3匹が本日の釣果となりました。

 

さて暗くなってきましたが、この魚を調理しなくてはなりません。

子どもたちはみそ汁とご飯をつくり、スタッフはひたすらウグイを3枚におろしました。

その結果!

ウグイは見事にソテーされました。

骨は多いものの何とか食べられます。

20:30遅めの夕食を食べたら初日はゆっくりと終了です…。

 

 

2日目

モーニングミルクティーでスタート!

身体が温まってから、朝食作りにとりかかります。

 

君の使命はそのフルーツ缶詰をあけることなのだ!

 

こちらは炊飯中。

火を止めるころあいが難しいのです。

 

さて朝ご飯とテントの撤収が終わったら、みんなお待ちかねのカニ釣りです。

しかしエサも仕掛けもありません。

まずは落ちている針金を拾います。

次に、ヤドカリや貝を捕まえて餌にします。

 

さて上手に捕まえられるかな。

 

僕は足を痛めて楽しめません。

 

海に入った一群はアスファルトで体を温めます。

 

いつまでもいつまでも、カニ取りをしたいのです。

 

最後の昼食はカレーうどん。

子どもに大人気のメニューです。

なぜか即席劇場も始まって、

るもいでのキャンプ生活は終わっていくのでした。

 

さて来月からはホームのキトウシ森林公園で活動します。

みんなまた会おうね。

 

大雪山自然学校 しゅんちゃんこと小林峻

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イエティくらぶ東川校 夏休み企画「えんがる虫キャンプ!」2日目

2013年07月29日 14時59分13秒 | 東川校

虫キャンプは2日目となりました。

就寝から15分程で全員爆睡となっていた昨夜ですが

朝もまだまだ寝ています。

朝一虫とりの前に

リンゴとチーズの軽い腹ごしらえです。

ここは虫キャンプなので、愛読書は昆虫図鑑となっております。

上海から来ているメンバーも、文字はわからなくても写真はOKです。

 

いい匂いを放っていた仕掛けにも、残念ながら収穫がありませんでした。

ちょっと夜の間に雨が降っていたようです…。

気を取り直して

今度はSL雨宮21号のところへ。

昨日登場してくれていたSLの運転士の小山さんが、朝一においで!

と子どもたちを招待してくれていたんです。

というのも

SLの火入れを体験させてもらえるんだとか!

さっそくやり方を教えてもらって、薪を入れていきます。

 

続いてお隣の郷土資料館へ。

ここでは愉快なマンホールを発見。

SLと昆虫の町・まるせっぷです。

なんと資料館の中庭では、オオイチモンジの飼育をしています。

そのスペシャリストが、また小山さんです。

 

今年のオオイチモンジの飼育は大成功しているそうです。

ずっと飼育を続けている小山さんは

オスとメスが半分ずつの個体と出会ったり

蛍光灯の影響なのか越冬準備を早く始める個体と出会ったり

とたくさんの事例を見てきているんだそうです。

飼育してみたい、そんな思いになったらまたおいで!

と声をかけてくれました。

朝ごはんの後、再び虫とりにでかけようと思っていたら

「いたーーーーーーーーーい」という叫び声が。

なんとミヤマクワガタのメスに挟まれちゃっています。

水をかけると離すはずとクワガタを水攻めに。

なかなか離さないので、最後には水プールにつけていると

ぱっと外れました。

あーよかった。

挟まれたスタッフ、泣いておりました!

といっても指は出血もなくあざもなく…でしたが。

 

さあ!またまた虫とりです。

今度はひろーい空地です。

トノサマバッタが大量です。

爆走してバッタを追いかけまわしています。

こっちではトンボを追っていたり。

静かにタマムシを発見したり。

拠点に戻ったら、見つけた虫の記録をつけます。

捕まえた虫を「よく見る時間」です。

 

おひるごはんは、ザリガニうどん。

というのも

一緒の施設を使っていた団体が、ウチダザリガニの防除活動を行っていたんです。

そこで、おすそ分けのウチダザリガニもランチにいただきました★

午後には再び喜田さんのところへ。

今日は標本のコツを伝授していただきます。

左右の脚や触覚がバシッと対象となるように…

やればやるほどはまってしまいます。

 

そんな作業に熱中している間に、1泊2日のキャンプはおしまいとなりました。

うーーーーん、短すぎた??

もう1日泊まりたいという声が挙がっていました。

 

今回の虫キャンプでは

小さなことかもしれませんが

どこにいけば、お目当ての虫と出会えるのか、体験的に学習することができました。

森で見つけられたテントウムシやクワガタ生き物

原っぱで捕まえたトンボやカラスアゲハ、トノサマバッタ

茂みで発見したタマムシなどなど

多様な環境で、多様な生き物と出会うことができました。

 

こんな虫とりの活動を通して

様々な生き物とのつながりと「生物多様性」への気づきを促すことを目指しました。

 

みんな、これからもきっと虫好きでいてね。

「好き」こそ「学び」の源です。

虫が好きだからこそ

虫とりするからこそ

虫をよくよく観察するからこそ

虫と触れ合うからこそ

虫を通して地球環境について考えられる大人になれるはずだから。

 

また来年も「虫キャンプ」にでかけよう!

 

東川校 めめ

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イエティくらぶ東川校 夏休み企画「えんがる虫キャンプ!」1日目

2013年07月29日 14時57分53秒 | 東川校

満を持して

とうとう東川校でもはじまりました「虫キャンプ」です。

虫に愛のある8名が集合しました。

その内、3名は上海から。

虫好きかつインターナショナルなキャンプの始まりです。

言語は、日本語、英語、ちょっと中国語となっております!

旭川を集合場所に、一途遠軽まで向かいます。

遠軽・丸瀬布に到着して

まずは

やっぱり虫屋の拠点となる「丸瀬布町昆虫生態館」へGO!

ここで、スペシャルゲスト1

学芸員の喜田さんの登場です。

昆虫館を案内していただきます。

さらに光栄なことに、虫とりにも同行してくれました。

虫ポイントを教えてもらいながら、森を練り歩きます。

喜田さんの仕掛けていたトラップに、オサムシが…!!

あまりの美しさに歓声があがります。

きっとこれから、たくさんの虫たちに出会えるはずです。

クワガタを見つけたり

カラスアゲハを追いかけたり

みんなの虫かごも騒がしくなってきました。

 

ここでは、よもや道東2例目???

と思しきテントウムシを発見していました!

みんなの目、すごいです。

本日のお宿に戻ると、さっそく品評会の始まり!

人気者はやっぱりクワガタたちでした。

中でも注目はオニクワガタ。

小さいのですが、鍬のかたちがかっこいいのです。

同時に

夜ごはんの準備ももちろん自分たちで。

 

夜ごはんの前にはスペシャルゲスト2 SLの運転士小山さんの登場です。

役場でのお仕事として、ヒグマについての調査をされています。

みんなの宿泊するこの丸瀬布の地域は、ヒグマの生息地です。

このキャンプ場のまわりの区域には電気柵が張られています。

この電気柵の張り方で、クマ防御かシカ防御かで変わってくるのです。

また

ベアドッグというクマ払い犬が出動しているという話や

キバネクロバエというヒグマのフンを餌にしている虫の話など

小山さんの携わる様々なヒグマ対策について話を伺いました。

もちろん

これから夜の虫とりでも出かけて行って大丈夫な場所情報もゲットです。

夜ごはんは定番ですが…カレーです。

みんな走り回ったせいか、ごはんのお釜は空っぽに。

うん、よく食べた!!

こちら

食器洗いには指導が入っていました。

食後の温泉の後は、お待ちかねの夜の虫とりです。

外灯まわりを狙って歩きます。

クワガタやガの仲間、コガネムシの仲間、ヘビトンボ、カミキリムシ

とここでもたくさんの種類の虫たちを捕まえました。

夜みると、昆虫たちはとってもきれいに見えるんです!

ここでは仕掛けを。

バナナと砂糖と焼酎を混ぜ込んだものを木の幹に塗り付けます。

肩車してくれてるスタッフにかけないでよーー。

あっという間に一日目は終了です。

昼の虫と夜の虫…たった半日ですでの盛りだくさんとなりました。

当然ですが、明日は朝の虫からスタートです!

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