アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

2016年11月23日 | 緑の季節

私のウォーキングは、遠出はできなくなったので、町内の短距離をよちよち歩く程度になってしまいました。昨日検査入院から退院して町内を歩いていると、キンモクセイの芳香が漂ってきました。キンモクセイの花期はとっくに終わってるはずと辺りを探すと、それはヒイラギの花の香りでした。ヒイラギの葉には棘があり、魔よけとして玄関脇などに庭木として植えられます。我が家の玄関脇には小型の姫柊が魔よけのつもりで、10年以上植えてありますが、まだ花を見たことはありません。

ヒイラギの花言葉は「用心深さ」です。いま世界的に最も用心されているのは、トランプ次期アメリカ大統領の言行ではないでしょうか。政治音痴で、自分に関する経済的損得でしか物を考えられない人物のようです。しかし彼一人が頑張ったところで、与党の共和党、議会などの賛同をえられなければ、政治は進まないはずなので、結局は常識的・現実的な姿勢を取らざるを得ないでしょう。日本を脅すつもりでしょうか、トランプ氏は在日米軍を引き上げると言っています。私なら大賛成です。日本の米軍基地は、かつてのベトナムやイラクへの駐留基地であって、日本の防衛には全く関係ないのです。これからも同様でしょう。米軍が引き上げてくれれば、沖縄の基地問題は一挙に解決です。来年1月、トランプ氏が大統領になったら、舌の根が乾かぬうちに、早急な米軍撤退を促したらよいでしょう。

TPPも、大統領就任当日に撤退を宣言するそうです。私は大歓迎です。経済が国政に優先するようなTPPの成立は認められません。各国はそれぞれ独立国家で、固有の文化・風俗・歴史・気候・国土・経済などがあり、それらは尊重されなければならないのです。TPPはそれらを単一化し、世界の多様性を否定し、経済強国が一人勝ちするような制度なのです。今年日本への外国人旅行者は2千万人を超え、過去最高となったそうですが、彼らは日本色を楽しみに来ているのです。国籍不明の「近代」ではなく、日本的独特の文化・民俗・風景など「伝統」の魅力に惹かれて来るのです。タイ・マレーシア・インドネシア・カンボジアなど、それぞれが固有の文化を守って発展することが望ましいのです。

トランプ氏には、「用心深い」評価が必要ですが、グローバル経済一辺倒の最近の風潮に一石を投ずる効果は十分にありそうです。これにうまく乗じて立ち回れる資質・度量を安倍総理には望みたいところです。

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