アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ふきのとう

2015年02月27日 | うちの庭では

 庭で春の味覚、ふきのとうを一つだけ見つけました。まだ寒さが続きそうですが、春は一歩一歩近づいています。このふきのとうは採取せず、花を咲かせて鑑賞したいと思います。

 ふきのとうの花言葉は「仲間」です。考えてみれば人の活動は常に「仲間」作りに関連しています。政治の世界は正に「仲間」集めそのものです。企業の経済活動も、顧客という「仲間」獲得競争です。同好会は趣味を同じくする「仲間」の集まりです。このように良い「仲間」に恵まれることが、人生の最大の目的なのではないでしょうか。

 私は3つのクラブのリーダーを勤めていますが、次のことに特に配慮しています。まず、常識的道徳をわきまえること。蔑む、騙す、中傷する、嘘をつく、などは禁物です。どんな相手に対しても人格を尊重し、励ましの言葉をかけ、相手の状況や望みを理解することに努めます。反感を持たれてはリーダーは務まりません。皆から好かれなければ「仲間」は作れません。先週川崎市の中学1年上村遼太さん(13)は脱退しようとした十数人の不良グループの「仲間」に惨殺されましたが、この場合の「仲間」には心の絆はなく、暴力で従わされているだけの関係で、「仲間」とは程遠いものです。

 次に実行力・行動力です。3つのクラブともほとんどの会員が高齢で、パソコンを使えるのも他にいないので、リーダーの私が先頭に立つしかありません。自分で出来ることは率先して実行します。皆から頼られ感謝されれば、私にとってもそれは喜びなのです。その結果、高齢者クラブの活動延日数は実に260日を超えることになってしまいました。できるだけ多くの「仲間」の満足のため、東南アジアへの長期派遣で体得した「あせらず・あわてず・あきらめず」の精神で、一歩一歩の積み上げて行った結果でこうなってしまいました。

 更に情報発信です。特に会長をもう7年務めている高齢者クラブの事業内容が多様なので、月2回通信誌を発行して活動情報を流しています。「知らないうちに何かやっている」という状況となると、会員に疎外感を募らせ、さらにクラブに対する不信感へと発展させてしまいます。情報を共有することは「仲間」意識の醸成に欠かせないのです。

 土浦に来て17年、最近は一度街に出ると何人もの顔見知りに出会うようになりました。親しみを込めて大きな声で挨拶します。特に私は極力車は使わずせっせと外を歩きますので、街中での「仲間」との出会いが多いのかもしれません。よい「仲間」とともに余生を楽しく暮らせそうです。

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