鹿島DF昌子“余裕”と“ガムシャラ”で代表復帰目指す
鹿島DF昌子源
Photo By スポニチ
ハリルホジッチ体制の初陣となった3月のチュニジア、ウズベキスタン代表との親善試合に選出されて以来、日本代表から遠ざかっている鹿島DF昌子源(22)。7月に中国・武漢で行われ、日本が2分け1敗と未勝利に終わった東アジア杯は、出場できなかった彼にとっても悔しいものだったようだ。
「やっぱり国内組で出た大会ですからね。出てない僕が(悔しさを)感じたので、出てた選手はもっと感じていたでしょう。Jリーガー全体が悔しい思いをした」と話す。準備期間に差があったとはいえ、同じアジアで覇権を争うライバル国を上回れなかったという事実は、W杯予選を戦う上でも重い。今大会に臨んだチームの関係者はもちろん、この結果を受け止めなければならない。ただ、日本サッカーを発展させるのなら、選ばれなかった選手、Jクラブも傍観者であってはいけない。
当然、昌子も日本代表復帰を目指している。ただ、これまでの“選外”について自身は納得している。16日の仙台戦では自らのミスから先制点を相手に許した。「トラップしようかクリアしようか迷ってしまった」と、明かす。結果、中途半端なキックでボールを相手に渡してしまい失点につながった。「あんなミスをしているようじゃ(代表選出に)大きなマイナス材料」と反省する。
その迷いは“余裕”が生んだものだった。現在、鹿島ではセンターバックの不動のレギュラー。「試合に出るようになって余裕が出てきた。ただ、その余裕は試合の流れを読む余裕にしていかないといけない。自分のプレーはもっとガムシャラにやっていきたい」。余裕はプレーに選択肢を生む。ただ、同時に迷いを生じさせることにもつながる。ガムシャラさでその迷いを消して、自身のベストパフォーマンスを取り戻す。代表復帰はその先にある。(黒野 有仁)
[ 2015年8月24日 15:00 ]
日本代表復帰を目指す源である。
春先までは選手されておったものの、8月の東アジア杯では選外となった。
国内組で組まれた日本代表であっただけに悔しい思いをしたことであろう。
とはいえ、これも経験である。
これ糧に良いパフォーマンスを魅せよ。
また、鹿島に於いて不動のレギュラーであることから、余裕を生んでおることにも口にしておる。
「もっとガムシャラに」、本人が言うように、実直にプレイしていくのだ。
鹿島のDFリーダーが統率する日本代表を観たい。
石井監督の指導の下、更に成長し、再び青きユニフォームを身にまとうのだ。
源の躍動を楽しみにしておる。
鹿島DF昌子源
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ハリルホジッチ体制の初陣となった3月のチュニジア、ウズベキスタン代表との親善試合に選出されて以来、日本代表から遠ざかっている鹿島DF昌子源(22)。7月に中国・武漢で行われ、日本が2分け1敗と未勝利に終わった東アジア杯は、出場できなかった彼にとっても悔しいものだったようだ。
「やっぱり国内組で出た大会ですからね。出てない僕が(悔しさを)感じたので、出てた選手はもっと感じていたでしょう。Jリーガー全体が悔しい思いをした」と話す。準備期間に差があったとはいえ、同じアジアで覇権を争うライバル国を上回れなかったという事実は、W杯予選を戦う上でも重い。今大会に臨んだチームの関係者はもちろん、この結果を受け止めなければならない。ただ、日本サッカーを発展させるのなら、選ばれなかった選手、Jクラブも傍観者であってはいけない。
当然、昌子も日本代表復帰を目指している。ただ、これまでの“選外”について自身は納得している。16日の仙台戦では自らのミスから先制点を相手に許した。「トラップしようかクリアしようか迷ってしまった」と、明かす。結果、中途半端なキックでボールを相手に渡してしまい失点につながった。「あんなミスをしているようじゃ(代表選出に)大きなマイナス材料」と反省する。
その迷いは“余裕”が生んだものだった。現在、鹿島ではセンターバックの不動のレギュラー。「試合に出るようになって余裕が出てきた。ただ、その余裕は試合の流れを読む余裕にしていかないといけない。自分のプレーはもっとガムシャラにやっていきたい」。余裕はプレーに選択肢を生む。ただ、同時に迷いを生じさせることにもつながる。ガムシャラさでその迷いを消して、自身のベストパフォーマンスを取り戻す。代表復帰はその先にある。(黒野 有仁)
[ 2015年8月24日 15:00 ]
日本代表復帰を目指す源である。
春先までは選手されておったものの、8月の東アジア杯では選外となった。
国内組で組まれた日本代表であっただけに悔しい思いをしたことであろう。
とはいえ、これも経験である。
これ糧に良いパフォーマンスを魅せよ。
また、鹿島に於いて不動のレギュラーであることから、余裕を生んでおることにも口にしておる。
「もっとガムシャラに」、本人が言うように、実直にプレイしていくのだ。
鹿島のDFリーダーが統率する日本代表を観たい。
石井監督の指導の下、更に成長し、再び青きユニフォームを身にまとうのだ。
源の躍動を楽しみにしておる。