鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

練習試合 順天堂大学戦

2015年08月17日 | Weblog
練習試合


仙台戦から一夜明けた今日、16時から順天堂大学との練習試合を行いました。大雨の中での試合は、杉本選手のゴールで、1-0での勝利に終わりました。


順天堂大学との練習試合に出場したユキである。
完封に貢献した模様。
ユキは西の負傷でレギュラーを掴んだが、今はまた明け渡してしまった。
FC東京戦、鳥栖戦と勝利に貢献しただけに悔しい思いもあろう。
ただ、西は先日の仙台戦にて2アシストと存在を示した。
西を超える活躍をせねば、ポジションは奪えぬ。
こうして練習試合にてアピールの場が与えられておるところで、活躍するのだ。
ユキの成長を楽しみにしておる。

今の鹿島は、まさに勝利のサイクルのなかにいる

2015年08月17日 | Weblog
【鹿島】逆転勝利の立役者! 2ゴールの土居が語る好調の理由
五十嵐創(サッカーダイジェスト)
2015年08月17日


「早い時間帯に失点しても、誰も下を向かなかった」


「外から見ていて分析もできますし、最後のほうだと相手の足も止まっているので、自分のスピードや仕掛けが生きてくる」。その分析どおりの鋭い動きで、仙台戦では2ゴールを挙げた。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 80分に途中出場し、2ゴールを決めた土居は謙虚に言った。

「チームの勝点3につながる仕事ができたのは、本当に良かった」

 ホームで仙台を下した鹿島は、これで4連勝。石井監督の就任以降、破竹の勢いで勝点を重ね、7節終了時点で第2ステージ首位に立った。

 つい1か月前に、降格圏に沈む清水や松本に苦戦していたのが嘘のようだ。この好調の要因はどこにあるのか。逆転劇の立役者は続けた。

「みんなの意識だと思います。どんな状況でも勝ちを諦めない。今日だったら早い時間に失点しましたが、誰も下を向かなかったし、そういう意識のところはすごく大きな変化だと感じています」

 電撃的な監督交代から、確かに選手たちの意識は変わった。トニーニョ・セレーゾ前体制下でも「勝ちを諦めない」気持ちは持っていたが、上手くピッチに還元できていなかったのだろう。「オンとオフの切り替えは、前よりもさらに。特にオンのところでの集中力は良くなったと感じます」と土居も心境の変化を感じている。

 監督交代によって、土居は“不動のスタメン”からベンチスタートの“切り札”に立ち位置を変えた。いわゆるスタメン落ちだ。しかし、このアタッカーは決して悲観していない。

「気持ちが表に出ている選手が、明らかに多くなった」


試合後にサポーターの待つスタンドへ登って挨拶。「また何度もあそこで話せるように活躍します、と言いました」。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

「あまりマイナスに考えてはいません。いろいろ見えてくることもあるので、考え方次第では成長できると思う。サブになっているから、試合に出られないからといって腐っていては、自分のためにチームのためにもならない。いかにチャンスが回ってきた時にチームのために結果を残せるかが大事だと思うので」

 チームへの献身性――。団結を重んじ、“ファミリー”とも称される鹿島がもっとも重視する部分だ。そうした気持ちは、チームメイトも変わらないと言う。

「俺がやってやろうとか、俺がチームのためにという選手が増えた。みんな思っていたと思いますが、それが表に出ている選手が明らかに多くなりました。それはプラスなことだし、続けていくべきだとも思います」

 戦術的な微修正が効果を発揮しているのは間違いないが、それ以上にメンタル面の変化がチームを上昇気流に乗せたのだ。前線からのアグレッシブな守備が機能しているのも、生命線であるSBを絡めたサイドアタックの迫力が増したのも、すべては「練習からみんなで声をかけあって」切磋琢磨し、精度を高めているがゆえ。「ゼロからのスタート」となったレギュラー争いがチーム全体の意識を変え、「全員の戦う姿勢がこういう結果を生んでいる」のである。

 仙台戦では土居が輝きを放ったが、「俺がやってやろう」と思っているのは彼だけではないだろう。バックアップとスタメンの垣根がなく、誰もがチームの勝利のために全力を尽くす。そうした献身的な姿勢が結果に結びつき、結果がまた自信を呼ぶ。

 今の鹿島は、まさに勝利のサイクルのなかにいる。

取材・文●五十嵐創(サッカーダイジェスト編集部)


昨日の勝利の立役者・土居聖真から言葉を引き出したサッカーダイジェストの五十嵐氏である。
聖真からは非常に前向きなコメントが出てくる。
勢いを感じる。
勝利を掴み取るべく、チーム全体に良い状況にあることが伝わってくる。
このまま突っ走り、タイトルを得ようではないか。
楽しみである。

山形・中島、嫡男誕生

2015年08月17日 | Weblog
中島裕希選手 第一子誕生のお知らせ
2015年8月17日(月)

モンテディオ山形所属の中島裕希選手に、第一子(男子)が誕生しましたのでお知らせします。

中島裕希選手コメント
「この度、新しい家族が出来ました。その喜びと親としての責任感を胸に一生懸命これからも頑張ります。応援よろしくお願いします。」


嫡男の誕生した山形の中島である。
やっと子宝に恵まれ、中島家としては幸せを噛み締めておることであろう。
これから更に活躍してくれるであろう。
おめでとう。

U-18日本代表 SBS杯国際ユースサッカー U-18クロアチア代表戦

2015年08月17日 | Weblog
U-18日本代表 2015SBSカップ国際ユースサッカー 第3戦 vs.U-18クロアチア代表
2015年08月17日

U-18日本代表 2015SBSカップ国際ユースサッカー 第3戦 vs.U-18クロアチア代表

U-18日本代表 2015SBSカップ国際ユースサッカー 第3戦 vs. U-18クロアチア代表
2015年8月16日(日) キックオフ 17:20 試合時間 80分(40分×2)
エコパスタジアム(静岡県/袋井市)
U-18日本代表 1-2(前半1-1、後半0-1) U-18クロアチア代表
得点
14分 失点(U-18クロアチア代表)
24分 岸本武流(U-18日本代表)
52分 失点(U-18クロアチア代表)

スターティングメンバー
GK:廣末陸
DF:藤谷壮、中山雄太、町田浩樹、浦田樹
MF:三好康児、坂井大将、堂安律、久保田和音
FW:岸本武流、小川航基

サブメンバー
GK:小島亨介
DF:岩田智輝、板倉滉
MF:木彰人、佐々木匠
FW:一美和成

交代
54分 岸本武流 → 一美和成
60分 三好康児 → 木彰人
60分 久保田和音 → 佐々木匠
68分 浦田樹 → 岩田智輝



マッチレポート
最終戦の相手は、U-18クロアチア代表。
本日の第1試合でスペインが静岡ユースに勝利したため、クロアチアに勝利すれば、優勝の可能性がある日本は、前半からアグレッシブに動いて連動した守備でボールを奪い、シンプルにボールを動かしてサイドから攻撃を仕掛けます。しかし同じく勝てば優勝となるクロアチアも、日本のパスミスを狙い攻撃を仕掛けてきます。そして14分、日本は中盤でボールを奪われ、左サイドにボールを運ばれドリブル突破をされると、日本守備陣のカバーも遅れゴール前でシュートを打たれ先制を許します。しかし日本もすぐに反撃。24分に左サイドでボールを受けたDF浦田樹選手がゴール前に低い弾道のクロスボールを入れると、これにFW岸本武流選手が相手ゴールキーパーより先にボールに触ってシュートを決めて同点にし、前半を1-1で折り返します。
後半に追加点を奪ったのはクロアチアでした。日本のファウルにより左サイドでフリーキックを得ると、ゴール前にボールが入れヘディングシュート。一度はGK廣末陸選手が弾きますが、こぼれ球をつめられ日本は追加点を許します。その後も日本は同点に追いつき、逆転勝利するためにクロアチアゴールに攻撃を仕掛け決定機も作りますが、相手の体を張った守備に止められてしまいゴールを決めることができません。そして試合はこのまま終了。日本はクロアチアに敗れ4位で大会を終えました。

監督・選手コメント
内山篤 監督
この大会ではポジティブな収穫がありました。大会を通して、自分たちのサッカーを表現することはできたと思います。しかし、サッカーはゴールを決めるスポーツです。得点が入らなければ試合に勝てません。ゴールを決めるために、疲れている中でも頭を休ませず、プレーの精度をもっと高めていかなければいけないので、その点を課題にし10月の予選に向けて次回の活動でチーム全員でまた良い準備をしたいと思います。

三好康児 選手(川崎フロンターレ)
短い期間での連戦でしたので、10月の予選に向けて、シミュレーショとしてはとても良い日程で良い相手と試合をすることができました。またこのような素晴らしい大会を運営してくださったスタッフの方や静岡の方々に感謝したいと思います。3試合を通して得点を奪うチャンスは多くあった中でそれを決めきることができないと、勝利することはできないと改めて痛感しました。自分も含め得点に対してもっと厳しくこだわっていかなければアジアで勝利することはできないと思うので、日頃の練習から高い意識をもって取り組みたいと思います。

岸本武流 選手(セレッソ大阪U-18)
この大会では10月の予選に選ばれるために、結果を残そうと決めて挑みました。そして今日の試合では一点を決めることができましたが、他にもチャンスがあったのに決めきることができずに負けてしまいました。また次の代表活動や自分の所属チームでフィニッシュ(シュート)の部分をこだわって試合やトレーニングを行っていきたいです。

岩田智輝 選手(大分トリニータU-18)
第2戦に引き続き、決定機を決めれない試合になってしまいました。相手は2本のチャンスで2点決めてきたのに対し、自分たちは数多くのチャンスがありながらも決めきることができませんでした。また後半は、相手に勝ち越され、自陣のコートで引かれたときに、相手の陣形を上手く崩せませんでした。パスのテンポや動きながらのプレーの質、ゴール前の精度が悪く、良い攻撃の形が出せませんでした。そして、クロスボールの質も良くなかったと思います。また、次回の代表活動に呼ばれるように、クロスの質や動きながらの質をチームに帰って求めていきたいと思います。



スケジュール
8月10日(月) PM トレーニング
8月11日(火) AM/PM トレーニング
8月12日(水) PM トレーニング
2015SBSカップ国際ユースサッカー
8月13日(木) 1-1
(PK 6-5) vs. U-18スペイン代表(藤枝総合運動公園サッカー場)
8月14日(金) 1-2 vs. 静岡ユース(県営草薙陸上競技場)
8月15日(土) AM トレーニング
8月16日(日) 1-2 vs. U-18クロアチア代表(エコパスタジアム)

2015SBSカップ国際ユースサッカー出場チーム
U-18クロアチア代表、U-18スペイン代表、U-18日本代表、静岡ユース

[SBS杯]U-18日本代表はクロアチアに敗れて最下位終戦・・・アジア1次予選へ危機感得る大会に
15/8/16 22:24

[8.16 SBS杯国際ユースサッカー最終節 U-18日本代表 1-2 U-18クロアチア代表 エコパ]

 8月16日、SBSカップ国際ユース大会はその最終日を迎えた。第1試合ではU-18スペイン代表が1-0で静岡ユース(静岡県高校選抜)に勝利。そのため、第2試合でU-18日本代表がU-18クロアチア代表に勝てば優勝が決まる。そういうシチュエーションとなった。

「勝てば優勝というのは分かっていたので、みんな試合前から気合は入っていた」。キャプテンのMF坂井大将(大分)がそう振り返ったように、立ち上がりから試合の主導権を握ったのは日本のほうである。「攻守に連動したプレーができていた」(坂井)ことで、クロアチアを押し込んだ。

 だが、先制点はクロアチアに生まれる。14分、右サイドから持ち込んだMFフィンティッチ(ディナモ)のクロスにFWボジッチ(ディナモ)が合わせる。これは逆サイドからカバーに入っていたDF藤谷壮(神戸U-18)がいったんブロックしたが、こぼれ球に素早く反応したボジッチが再シュート。GK廣末陸(青森山田高)が飛び出して空いていたゴールに流し込まれてしまった。

 日本もすかさず反撃。前線からの厳しいプレッシングで相手のビルドアップを阻害しつつ、ショートカウンターからゴールも狙う。19分にはFW小川航基(桐光学園高)が高い位置で奪った流れからMF三好康児(川崎F)が際どいシュートを放つなどチャンスを作っていく。そして迎えた24分、左サイドを攻め上がったDF浦田樹(千葉)の絶妙なアーリークロスにFW岸本武流(C大阪U-18)がニアサイドで合わせ、同点ゴールを奪い取った。だが、このあとは「決定力不足と言うほかない」(内山篤監督)。直後の25分に岸本がフリーでシュートをぶっ放し、37分にはMF堂安律(G大阪ユース)が巧みなドリブルでコースを作ってのシュートを狙ったが、いずれも枠外にそれていった。

 後半に入ってもボールを支配しているのは日本だったが、一瞬のスキからまたも失点。後半12分、直接FKからのシュートはGKがいったん防ぐも、こぼれ球をクレノヴィッチ(ディナモ)に流し込まれて勝ち越しを許してしまった。攻める日本は焦りもあったのか、PA付近での精度が上がらず、19分に小川がMF久保田和音(鹿島)のアーリークロスから放った際どいヘディングシュートも惜しくも枠外へ。

「相手は2-1になってからブロックを作って完全に守ってきた」(坂井)。日本ベンチは矢継ぎ早の選手交代で、FW一美和成(大津高)、MF佐々木匠(仙台ユース)、高木彰人(G大阪ユース)を投入するが、巨漢選手のそろうクロアチアにゴール前を頑健に固められてしまうと、なかなかチャンスも作れない。惜しい場面も幾つかあったが、「ここぞ」という場面で必ずシュートブロックに入る巧妙さも備える守備を最後まで破れなかった。結局、1-2のままスコアは動かず。日本を破ったクロアチアが大会を制し、日本は最下位に沈んだ。

 試合後、堂安は悔しさをにじませつつ、「クロアチアのチャンスなんてあの2回だけ。でもその2回だけでやられるのが怖いところ。1次予選もこういう展開はあり得る」と総括しつつ、「予選に向けて“いい危機感”を得られたとも思う」と語った。オーストラリアと同居する激戦区に入ったAFC U-19選手権予選(17年U-20W杯アジア1次予選)まで2か月足らず。「個々人が意識を変えないといけない」(内山監督)という危機感を得たことが、無念さばかり残った大会における最大の収穫と言えそうだ。

(取材・文 川端暁彦)


SBS杯国際ユースサッカーにてU-18クロアチア代表と対戦したU-18日本代表である。
町田くんはフル出場、久保田和音はアーリークロスを放つなど攻撃に特徴を魅せた様子。
結果的には1-2と敗戦を喫し、大会最下位に終えた。
決定力不足はこの年代でも嘆かれておる。
そんな中で、この大会にてゴールを決めた久保田和音は白眉であろう。
これからもピッチにて躍動するのだ。
久保田和音の成長を楽しみにしておる。

ジョルジーニョ、ヴァスコダガマと合意

2015年08月17日 | Weblog
Jorginho substitui Celso Roth e é o novo técnico do Vasco
Um dia após a demissão de Celso Roth do comando do Vasco, a diretoria cruzmaltina já acertou o novo sucessor. Jorginho, que atualmente estava sem clube após passagem no futebol dos Emirados Árabes Unidos, acertou com a diretoria do clube carioca no fim da tarde deste domingo.


Jorginho substitui Celso Roth e é o novo técnico do Vasco
Foto: Fernando Dantas / Gazeta Press


Ele ainda será anunciado oficialmente pelo clube, mas já comandará o treino da manhã desta segunda-feira, em São Januário, estreando assim na quarta-feira, na partida de ida das oitavas de final da Copa do Brasil, contra o Flamengo, no Maracanã.

O ex-jogador, tetracampeão mundial em 1994, teve passagens como treinador pelas equipes da Ponte Preta, Figueirense, Flamengo e Goiás, além de ter sido auxiliar técnico de Dunga na Copa do Mundo de 2010.


ヴァスコダガマの監督に就任するジョルジーニョである。
これは嬉しい報。
この名門をジョルジーニョがどう率いるのか楽しみと言えよう。
勝利を積み重ね、南米の頂点を極めて欲しい。
ジョルジーニョの新たな挑戦を楽しみにしておる。

ケルン・大迫、開幕戦にてゴール

2015年08月17日 | Weblog
途中出場の大迫が開幕弾!!ケルンは敵地で3発発進
15/8/17 02:23



[8.16 ブンデスリーガ第1節 シュツットガルト1-3ケルン]

 ブンデスリーガは16日、第1節3日目を行い、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンは敵地でシュツットガルトと対戦し、3-1で勝った。ベンチスタートの大迫は後半9分から途中出場。2-1の後半アディショナルタイムに今季初得点となるダメ押しゴールを奪った。長澤はベンチ外だった。

 ケルンは前半2分、左クロスのセカンドボールをMFマティアス・レーマンがエリア外から右足で狙うが、左ポストを直撃。対するシュツットガルトも同7分、MFダニエル・ディダビの左足ミドルがクロスバーを叩いた。

 シュツットガルトは前半12分にもMFクリスティアン・ゲントナーの左足ミドルが左ポストに弾かれ、わずかなところで精度を欠く。互いに決め手のないままスコアレスで前半を折り返すと、ケルンは後半開始からMFケビン・フォクト、後半9分から大迫を立て続けに投入した。

 後半はシュツットガルトが攻勢を強めるが、ケルンの粘り強いディフェンスに跳ね返される。後半10分、FWマルティン・ハルニクのヘディングシュートはゴールラインぎりぎりでDFヨナス・ヘクターにクリアされ、同20分のハルニクの決定的なシュートもGKティモ・ホルンが鋭い反応で防いだ。

 すると劣勢のケルンが先制に成功する。後半30分、FWアントニー・モデストがPA内でGKに倒され、PKを獲得。ホッフェンハイムから今季加入したストライカーはこのPKを自ら決め、移籍後初ゴールとなる先制点を奪った。さらに2分後の後半32分にも途中出場のFWジモン・ツォラーが追加点。連続ゴールで2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドとなったシュツットガルトも後半34分にディダビのPKで1点を返すが、ケルンは後半アディショナルタイム、カウンターからモデストがドリブルでPA内へ切れ込み、GKを引き付けて丁寧なラストパス。ゴール前でフリーの大迫はワントラップから落ち着いて右足でゴールに流し込んだ。大迫の今季初ゴールとなる開幕弾がダメ押しゴール。ケルンが3-1で快勝し、敵地で白星発進した。

「大迫がアウェー勝利をパーフェクトに!」 地元紙が開幕戦ゴールの大迫に高評価
2015年08月17日(月) 04時42分配信


得点シーンの大迫 photo/Getty Images

ストライカーとしてのアピールに

ブンデスリーガ開幕節が16日に各地で行われ、日本代表FW大迫勇也、MF長澤和輝が所属するFCケルンはアウェーでシュツットガルトと対戦し、3-1の勝利を収めた。
ケルンでの2シーズン目を迎えた大迫はプレシーズン期間で本職ではない中盤で起用されることもあったが、この試合で自身がFWであるということをアピールすることに成功する。後半9分にミロシュ・ヨイッチとの交代でピッチに入った大迫は試合終了間際の後半アディショナルタイムにモデストのラストパスを冷静に流し込み、チーム3点目となるダメ押しゴールを決めた。
ケルン地元紙『エクスプレス』はこの結果を「3-1! オオサコがアウェー勝利を完璧に!」と見出しを付けて報じている。同紙の行うファンの採点では「2.5」と高評価が与えられ、アピールに大きく繋がった。(ドイツ紙は1が最高点、6が最低点)
昨季チーム得点王のアンソニー・ウジャがブレーメンに移籍したことにより、得点力の低下が懸念される今シーズンのケルン。大迫にとっては「点取り屋」としての特徴を前面に出す大きなチャンスだ。


開幕戦にてゴールを決めたケルンの大迫である。
この日、ベンチスタートとなった大迫であるが、途中出場で前戦に入ると、アディショナルタイムにカウンターからパスを受け丁寧に流し込んだ。
これは大きな結果である。
地元紙でも高評価が与えられたとのことで、上場のシーズンスタートとなったと言えよう。
得点力を発揮し、躍動するのだ。
大迫活躍の報を待っておる。

仙台戦報道

2015年08月17日 | Weblog
鹿島逆転勝ちで4連勝、第2S首位浮上/鹿-仙7節
[2015年8月16日21時28分]


鹿島対仙台 前半、鹿島DF山本(右)はゴールを奪いイレブンの祝福を受ける(撮影・小沢裕)

<J1:鹿島3-2仙台>◇第7節◇16日◇カシマ

 鹿島が2点ビハインドから仙台に逆転勝ちし、第2ステージ首位に浮上した。

 先制は、アウェーの仙台だった。開始3分、相手DF昌子のパスミスをMF梁がカット。中央にいたMF野沢に送ると、カバーに来たDFを左にかわし、左足でゴール左に流し込んだ。元鹿島で、古巣相手に痛快な一撃を見舞った野沢は、サポーター席に向かって左胸のエンブレムを指しながら大喜び。高い技術で先手を取って、健在を示した。

 さらに仙台がたたみかける。27分、日本代表GK六反のゴールキックを敵陣で競り合うと、こぼれ球が野沢に届く。落ちてきた球にダイレクトで左足を合わせると、ゴール右に突き刺さって2点をリードした。

 追う鹿島は前半のうちに1点を返す。42分、右サイドバック(SB)の西がファーサイドに長いクロスを送ると、走り込んだ左SB山本が体を投げ出しヘディングシュート。自身初の2戦連弾がゴール右に飛び込み、ビハインドを1点に戻して前半を折り返した。

 後半は鹿島が主導権を握った。開始と同時に2枚目の交代カードを切ってMF金崎を投入。しかし、6分に訪れた決定機を金崎が決め切れない。MFカイオのシュートをGKがはじき、無人のゴールに蹴り込むだけだったが、ふかしてしまった。その後もMF柴崎のワンタッチプレーなどで好機を呼ぶが、決められないまま後半30分を過ぎた。

 すると37分に追いついた。左サイドからのロングパスを西が頭で折り返し、そこ飛び込んだMF土居が頭で押し込んだ。途中出場から2分後の同点弾で勢いに乗ると、43分には柴崎からのワンタッチパスを受けて最終ラインを抜け、右足を振り抜く。これがゴール左に突き刺さって勝ち越した。このまま試合終了。土居の活躍で石井監督が就任後、無傷の4連勝を飾って後半戦首位に浮上した。

鹿島土居2発で逆転 石井新監督4連勝で首位浮上
[2015年8月17日7時45分 紙面から]


後半2得点の活躍を見せた鹿島MF土居(手前)はDF昌子の祝福に笑顔を見せる

<J1:鹿島3-2仙台>◇第7節◇16日◇カシマ

 鹿島が「定位置」に返り咲いた。ホームで仙台に逆転勝ち。2点ビハインドをひっくり返す勝負強さで、第2ステージ首位に浮上した。途中出場のMF土居聖真(23)が1-2の後半37分から2得点。石井正忠新監督(48)の起用に応えた。先月21日に功労者のトニーニョ・セレーゾ監督を電撃解任してから無傷の4連勝。監督交代前の11位から一気に躍進した。

 かつて「憎たらしい」と形容された鹿島の勝負強さが戻ってきた。1点を追って迎えた残り10分。石井監督が最後のカードを切る。セレーゾ監督時代は不動のレギュラーだったMF土居をベンチから送り出した。これが当たる。出場から2分後の後半37分、DF西の右からの折り返しに頭から飛び込み、同点弾をたたき込んだ。「クロスに入っていけ」の指示が的中した。

 その5分後、再び土居に歓声が降り注いだ。ゴール前でMF柴崎のワンタッチパスを受け、最終ラインを破る。左足トラップから右足を振ると、日本代表GK六反の右脇を射抜いてゴールに飛び込んだ。途中出場2発はクラブでは00年本山以来15年ぶり。試合後は初めてサポーター席に上がってマイクを握り、首位に立ったことを直に報告した。

 背番号8を受け継いだ元鹿島の仙台MF野沢が前半2発。ベンチから見て燃えていた。さらなる発奮材料が現状だった。セレーゾ体制は不動のトップ下。昨季も全34試合に先発したが、新監督は実績にとらわれない。「最近(土居)聖真らしくなかった。消極的なのかボールが集まらない」と就任2戦目から控えに降格させた。鹿島歴24年の眼力に、強化責任者の鈴木常務も「石井に任せれば競争原理が戻ると思った。選手が同じでも血が通い始め、戦友を切った自分も選手も責任感が増している」。土居も、抜てきしてくれたセレーゾ氏の解任を背負い、2発で見返す原動力にした。

 17位仙台に苦しめられたが勝ち切った。石井監督はシステムを4-2-3-1から黄金期の4-4-2に戻し、練習では「試合より紅白戦の方が激しい」といわれた球際勝負を徹底させる。就任後4戦全勝。11位からの首位浮上にも「知らなかった」と無頓着で、小笠原主将も「浮かれてる場合じゃない。勝った時こそ悪い部分を見直さないと」と語気を強める。通算16冠の鹿島が王者の風格を取り戻しつつある。【木下淳】

 ▼途中出場で複数得点 後半35分から出場した鹿島の土居が2ゴール。鹿島で途中出場選手が複数得点は、00年7月15日のV川崎(現東京V)戦でMF本山が記録して以来、15年ぶりクラブ史上6人目。出場時間10分で2発は、95年の真中の17分を更新。限られた時間で結果を残した。

“眠れる獅子”目覚めた!鹿島、土居の2発で逆転&4連勝奪首

分間で2発を決め鹿島を勝利に導いた土居は、上半身裸で手を振ってサポーターに応えた (撮影・桐山弘太)

 明治安田J1第2ステージ第7節(16日、鹿島3-2仙台、カシマ)途中出場で鹿島を救った。1-2の後半35分、MF土居聖真(しょうま、23)がピッチに立つと、2分後に頭で同点弾。その5分後には右足でネットを揺らし、1人で試合をひっくり返した。

 「勝利に貢献できてうれしい。点を取ることしか考えていなかった」

 7分間で2発の大暴れだ。7月下旬に石井監督が就任すると先発の機会が激減。それでも「後半は相手の足も止まりやすい」と流れを読んで弱点を突いた。

 中1で故郷の山形に父を残し、母・栄美さんと鹿島に移住して下部組織に入った。「両親に苦労をかけた分、恩返しをしたい」との思いが実った。

 指揮官は就任後、無傷の4連勝。土居投入の采配もピタリと当たり、昨年4月以来の奪首に成功だ。鹿島で指導を始めて17年。今も選手に「石井さん」と呼ばせ「監督と呼ぶと罰金だぞ」と冗談を飛ばすなど、いい兄貴分として慕われる。

 前半戦は8位と出遅れたが、眠れる獅子がついに目覚めた。殊勲の土居は「最後まで首位にいたい」と誓った。 (伊藤昇)

土居 聖真(どい・しょうま)
 1992(平成4)年5月21日生まれ、23歳。山形県出身。2005年から鹿島の下部組織に所属し、11年にトップチームに昇格。同年11月26日の清水戦でJ1初出場、13年9月21日の磐田戦で同初得点。世代別日本代表に選出経験あり。J1今季22試合6得点、同通算77試合16得点。1メートル72、63キロ。


仙台に逆転勝利しサポーターに応える鹿島・柴崎=カシマサッカースタジアム(撮影・桐山弘太)


仙台に逆転勝ちし、サポーターの声援に応える小笠原(中央)ら鹿島イレブン=カシマ


後半、決勝ゴールを決め喜ぶ鹿島・土居=カシマ


後半、決勝ゴールを決める鹿島・土居(左)=カシマ


鹿島-仙台 前半、攻め込む鹿島・小笠原(左)=カシマ


(紙面から)

“勝負強さ復活”鹿島が奪首!残り8分から土居2発で逆転勝利

<鹿島・仙台>後半、勝ち越しゴールを決め喜ぶ鹿島・土居(左奥は柴崎)
Photo By スポニチ


 鹿島がホームで仙台を3―2で下し、第2ステージ首位に躍り出た。2点を先行されたが、MF土居聖真(23)の2得点などで逆転勝ち。7月21日に石井正忠監督(48)が就任してから無傷の4連勝で、タイトル16冠の常勝軍団がかつての輝きを取り戻してきた。FC東京の日本代表MF米本拓司(24)はホームのG大阪戦で今季初得点。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)が視察した中、2得点に絡んだ。浦和は湘南を退け、年間勝ち点で広島から首位を奪回した。

 勝負強い鹿島が帰ってきた。その象徴がこの日は土居だった。1―2の後半35分に投入されると、2分後に右サイドからの折り返しに走り込み、頭で同点弾。「監督からニアに入れと言われていた。采配が的中だったと思う」と笑った。

 さらに5分後にはゴール前で日本代表MF柴崎からのワンタッチパスを受けた。「振り向いたら(柴崎)岳がいた。出てくるなと思ってシュートに集中した」。右足で強烈な一撃を叩き込んだ。柴崎は11年入団の同期。昌子らも含めた4人で食事会を行うなど絆の深い11年組の“あうんの呼吸”で勝ち越した。第1ステージ8位。第2ステージ序盤も下位相手に苦しんでトニーニョ・セレーゾ監督が解任された。苦しんだクラブが4連勝でステージ首位に立った。

 悔しさを糧にした。セレーゾ監督時代、トップ下のレギュラーに固定されていた。新体制では4試合で先発は1回。石井監督は「練習で積極的にボールに絡もうとしていなかった」と説明し、7月29日の鳥栖戦では出番すらなし。それでも「腐っていたら自分のためにならない」と真摯(しんし)に練習に臨んだ姿勢が実を結び「(悪いところを)指摘してくれる人がいることに感謝です」と指揮官に頭を下げた。

 偉大な先輩との対決。仙台のMF野沢は鹿島黄金期の一員で土居の前に背番号8をつけていた。その先輩が前半に2得点。しかし、自身もお返しした。「試合は勝ったけど、対決という意味では(互いに2得点で)引き分けですね」とおどけながらも「(首位を)最終節まで続けていかないと意味がない」と強調。チームの中心であるべき8番の自覚は十分だ。3年ぶりのタイトル奪取へ。鹿島が常勝軍団のあるべき姿を取り戻してきた。


仙台戦の後半、鹿島・土居(左)は勝ち越しゴールを決める
Photo By スポニチ


[ 2015年8月17日 05:30 ]

【鹿島】土居、小笠原の助言で2発!4連勝で第2S奪首
2015年8月17日6時0分 スポーツ報知


後半42分、決勝ゴールを決めた鹿島・土居(右は仙台・石川)

 ◆J1第2ステージ第7節 鹿島3─2仙台(16日・カシマスタジアム)

 鹿島が得意の第2Sで、ついに首位に立った。残り8分、1―2からの大逆転劇。殊勲はMF土居だ。後半35分に途中出場して同37分、42分と出場10分で2度ネットを揺らした。「みんなが諦めなかった。点に絡むことだけを考えていた」とチームを4連勝に導いた。

 今季から8番を背負っている。かつて鹿島で元日本代表のMF小笠原、野沢(仙台)らがつけ、他の選手との「違い」を見せられる司令塔に託される番号だ。その野沢が前半で2得点を記録。ベンチで見ていた土居は「(新旧)8番対決は試合前日くらいから意識していた。このままなら完敗。出たらやってやろう」と奮い立った。

 7月下旬に前任のセレーゾ監督が解任されて石井正忠監督(48)が就任後、3試合連続でスタメン落ち。それでも「腐ったら何にもならない」と練習で集中力を高めた。8番の先輩・小笠原には「2列目は、自分で試合を決めてやる! 俺にボールをよこせ!という気持ちでプレーしないといけない」と助言された。ピッチで実践する2ゴールだった。

 「(4連勝のうち)楽に勝った試合は1試合もない。まだまだ力があって勝ったわけじゃない」と小笠原。J最多タイ、3度の第2S優勝を誇る本命が上昇気流に乗った。(内田 知宏)

鹿島土居、2発V弾第2ステージ首位だ
2015年8月17日

 「J1、鹿島3-2仙台」(16日、カシマ)

 鹿島が4連勝で第2ステージ首位に躍り出た。MF土居は投入2分後の後半37分にヘディングで同点ゴールを決めると、42分には右足で決勝点。期待通りの活躍を見せたアタッカーは仲間にもみくちゃにされ、「点を取ることしか考えていなかった」と興奮冷めやらぬ様子だった。

鹿島は第2Sの首位に浮上 途中出場の土居が大仕事
2015年8月17日 紙面から


鹿島-仙台 後半、決勝ゴールを決める鹿島・土居=カシマで

◇J1第2S第7節 鹿島3-2仙台
 2-2の後半42分、柴崎がゴール右前にワンタッチで浮き球パスを出すと、後半37分に同点弾を決めていた土居が再び反応、右足を振り抜いて決勝点を挙げた。
 「まず(元鹿島の)野沢に(2点を)取られたのが許せない。まあ、それは冗談だけど、先に点を取られちゃいけない。楽に勝っている試合はないから、反省しないと」(小笠原)という劣勢を救ったのが途中出場した土居だった。
 2戦連続ベンチスタートも「もちろん、先発で出たいけれど、ショックを受けているわけではない。腐っても、自分のため、チームのためにならない」と割り切ってチャンスを待ち、後半35分からの15分足らずの出場時間で結果を出した。
 だが「首位だけど、最終節まで続けないと意味がない」(土居)。劇的な勝利も、ほぼ1年ぶりの首位も単なる通過点。最多16冠を誇る常勝チームの飢餓感は、この程度では消えない。 (相原俊之)

鹿島・土居、終了間際に劇的2ゴール 仙台に逆転勝ち
2015年8月16日23時15分

(16日、鹿島3―2仙台)

 鹿島が0―2から逆転勝ちし、第2Sの首位に立った。チームを救ったのは、1―2の後半35分に途中出場したMF土居。ピッチに立った2分後、左クロスをDF西が頭でつないだ球を、頭で押し込んで同点ゴール。さらに後半42分には、パスが細かくつながったタイミングでゴール前に抜けだし、右足で決めた。ここ2戦は先発から外れていたが、「腐っていたら、自分のためにもチームのためにもならない」。これまで通りの姿勢で練習に取り組み、出番を待っていた。

 チームは石井監督が就任してから4連勝。土居は「最終戦で首位にいられるよう、やり続けていくしかない」。


鹿島の勝負強さと聖真が中心の紙面である。
監督交代でしぶとく勝ち続ける鹿島を賞賛する声が多い。
そして、この試合でも試合終盤で同点、逆転となれば紙面を振るわすのも当然であろう。
ニッカンは木下記者、サンスポは伊藤記者、報知は内田記者、中日スポーツの相原記者と記名記事となっておることも嬉しい。
これからもスポットを浴びる位置につけ、Jリーグを牽引していくのだ。
鹿島の躍進が楽しみである。

サッカーダイジェスト 仙台戦寸評

2015年08月17日 | Weblog
【J1採点&寸評】鹿島×仙台|0-2から逆転勝利! 好調・鹿島が広島を抜いて首位に!
五十嵐創(サッカーダイジェスト)
2015年08月16日


途中出場で2ゴールの土居が文句なしのMOM。


【警告】鹿島=小笠原(24分)、柴崎(30分)、カイオ(90分) 仙台=なし
【退場】鹿島=なし 仙台=なし
【MAN OF THE MATCH】土居聖真(鹿島)


【試合内容】
 好調の鹿島が、連勝を「4」に伸ばした。

 野沢に2点を奪われる苦しい展開のなか、石井監督は35分にカイオを投入。加えて両SBを高い位置に上げて攻撃の圧力を強める。すると、この策が奏功し、42分に左SBの山本がヘッドを沈めて1点差で前半を折り返した。

 後半は金崎を起点に厚みのある攻撃を仕掛け、完全に試合の主導権を掌握。引いてブロックを作る仙台の守備を翻弄し、残り10分で投入された土居が82分、87分と立て続けにゴールを奪って劇的な逆転勝利を飾った。

 広島が柏に0-3で敗れたため、鹿島は勝点差1で今季初の首位に浮上。「0-2になっても誰も諦めなかった」(土居)という渾身の勝ち星で、第2ステージ制覇への道を一歩進んだ。

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
前半の2失点はいただけないが、そこから逆転した反発力は見事。監督の采配も的確で、攻撃の迫力が時間の経過とともに上がっていった。

仙台 4.5
少ない決定機をものにした野沢がいたから1点差で済んだようなもの。堅守速攻を狙うもブロックは穴だらけで、カウンターも機能しなかった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ヶ端準 5.5
セービングや飛び出しに危うさはなかった。とはいえ、ピンチの数が少なかっただけに、2失点目のミドルは止めたかったところ。

DF
22 西 大伍 5.5
野沢のマークを外してミドルを叩き込まれる。しかし、その後に挽回。42分と82分にタイミング良い攻撃参加で2アシストした。

14 ファン・ソッコ 5
空中戦で金園に競り負けて2点目を演出された。展開力の無さも露呈するなど、攻守両面で良いところが見当たらなかった。

3 昌子 源 5
手痛い先制点につながったクリアミスは大きな減点材料。1対1やカバーリングは抜群なだけに、集中力や安定感を身に付けたい。

16 山本脩斗 6.5
西のクロスにヘッドで合わせて2試合連続ゴール。後半も高い位置を取って圧力をかけ、逆サイドへのクロスで同点弾につなげた。

MF
20 柴崎 岳 6
頻繁に前線に進出し、最後の最後に土居のゴールをアシスト。とはいえ、裏を狙ったラストパスやミドルが少なかったのは気になる。

40 小笠原満男 6.5
ほぼフリーの状態で散らし役をまっとう。展開を読んだポジショニングでセカンドボールも拾い、厚みのある二次攻撃につなげた。

25 遠藤 康 5
中央寄りにポジショニングした割に目立ったシュートチャンスは15分のミドルくらい。トラップやパスミスも目立ち、本調子ではなかった。

13 中村充孝 5
2点をリードされた35分に交代。足もとでボールを保持する時間が長く、判断のスピードもいまいちで、攻撃にテンポを生み出せなかった。

FW
18 赤秀平 5.5
精力的なランニングは守備面で効果を発揮。攻撃では良いところに走り込んでもシュートを決め切れず。FWとしては物足りなさが残った。

11 ダヴィ 5.5
競り合いの場面で頻繁にファウルを取られ、フラストレーションを溜めた。不完全燃焼のまま、前半だけでお役御免に。

交代出場
MF
7 カイオ 6.5
独力で局面を打開してチャンスを拡大。FWに入った金崎とのコンビネーションも機能し、完全に対面の菅井を押し込んだ。

FW
33 金崎夢生 6.5
果敢なミドルやドリブル突破で攻撃を活性化。ゴールこそなかったものの、前線でしっかりとポイントになり、逆転劇の大きな助けに。

MF
8 土居聖真 7
途中出場で2得点。「(相手からの)プレッシャーもあまり感じなかったし、スペースが見えた」と充実のプレーで逆転勝利の立役者に。

監督
石井正忠 6.5
交代の土居が2ゴールとズバリ的中。ブロックを敷く仙台に対し、突破力のあるカイオと金崎で打開力を高めた采配も理に適っていた。


2ゴールを挙げた土居は、「ゴールを取ることしか考えていなかった」と有言実行のプレーでチームを勝利に導いた。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

評価できるのは、2ゴールを挙げた野沢だけ。

【仙台|寸評・採点】
GK
1 六反勇治 5.5
的確なポジショニングでミドルに対応し、フィードもおおむね正確。ただし、3失点目は、シュートコースを見極められずにファーサイドを射抜かれた。

DF
25 菅井直樹 5
絞ったポジション取りでクロスに対応。カイオの突破にも粘り強く身体を寄せて耐えたが、一方で攻撃参加する場面はわずかだった。

2 鎌田次郎 4.5
折り返しへの注意力が散漫で、サイドチェンジを入れられるとマークが曖昧に。ゴール前で撥ね返す守備は、無残に引き裂かれた。

5 石川直樹 4.5
ダヴィには上手く対応していたが、金崎とのマッチアップでは劣勢に。ポストプレーで起点を作られ、ファウルで止めるしかなかった。

23 二見宏志 4.5
相手陣内でのプレーは数えるほど。専守防衛で左サイドを固めたが、西のオーバーラップをケアできずに2アシストされた。

MF
14 金久保順 4.5
プレッシャーをかけるわけでもなく、ただ漫然とボールホルダーの前に立っていただけ。簡単に山本のオーバーラップを許して劣勢を招いた。

17 富田晋伍 4.5
フィジカルの弱さが目立ち、局面での競り合いで終始、後手に。セカンドボール争いも、完全に小笠原に支配されていた。

10 梁勇基 4.5
攻撃の仕事はまるでなし。只々、守備に奔走したものの、82分に西のマークを外してフリーでヘッドを許し、同点弾をアシストされた。

8 野沢拓也 6.5
冷静にDFを外して3分に先制点を挙げ、27分には鮮やかなミドルで2点目。シュート2本で2ゴールと抜群の決定力を披露した。

7 奥埜博亮 4.5
パスの精度が低く、カウンターのチャンスを何度も潰した。33分のシュートも大きく上へ外すなど、力不足を露呈した。

FW
11 金園英学 5.5
前線でターゲット役になり、野沢のゴールを演出。しかし、見せ場はそれくらいで、シュートを1本も放てなかった。

交代出場
MF
8 キム・ミンテ 5
富田と2ボランチを形成するも防波堤になれず。61分に迎えたカウンターのチャンスでは、コントロールをもたついてDFのブロックに遭った。

FW
20 ハモン・ロペス 5.5
空中戦の競り合いで力強さを発揮。とはいえ、前線に送られてくるボールはいずれもアバウトで、彼が能力を発揮できる場面は限られた。

MF
26 藤森慶太 -
劣勢の展開に飲まれて目立った仕事はなし。出場後に2失点しての逆転負けは、本人にとって相当なショックだろう。

監督
渡辺 晋 4.5
2点を先行するも逃げ切れず。運動量の落ちた野沢の交代や2ボランチへの変更などで手は打ったが、いずれも効果的とは言えなかった。


終始、防戦を強いられた仙台で唯一の見どころだったのが野沢のプレー。高い技術を発揮し、二発の恩返し弾を決めた。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)


サッカーダイジェストの五十嵐氏による仙台戦の寸評である。
交代選手に高い評価が与えられておる。
特に同点弾・逆転弾の聖真は最高評価でMOMに選ばれておる。
短い時間で結果を出したことは、聖真の持つ才能を現しておろう。
また、カイオと夢生もチームに勢いをもたらしたことで高い評価となっておる。
二人のコンビネーションは今後の武器となって行くであろう。
前政権時は、二人を逆サイドに置いておったため、連携を魅せることは少なかった。
夢生をFW起用する石井監督は左サイドでカイオとの息の合ったプレイが観られる。
逆転に繋がったことも必然である。
また、満男も高い評価である。
石井監督となりキャプテンマークを再び巻いたことで、より思慮深いプレイが観られる。
ポジショニングを的確に行い、フリーでボールを受けられたことが攻撃の厚みを増すことに繋がった。
そして、彼等を上手に起用した石井監督にも高い評価である。
交代選手の躍動、特に試合終盤にピッチに送り出した聖真の活躍は、石井監督の手腕を大きく表しておる。
この指揮官の下、勝利を積み重ねて行きたい。
楽しみである。

新旧8番対決 土居 聖真の活躍で4連勝の鹿島が2ndステージ首位に立つ

2015年08月17日 | Weblog
【レポート:明治安田J1 2nd 第7節】新旧8番対決 土居 聖真の活躍で4連勝の鹿島がセカンドステージ首位に立つ

鹿島が土居 聖真の活躍で逆転勝利を飾った

慣れ親しんだ県立カシマサッカースタジアムで水を得た魚のように生き生きと跳ねたのは野沢 拓也だった。仙台に移籍してからは初めてとなるカシマ。特別な思いを胸に敵地に乗り込んだ男が、3分にいきなり魅せる。相手DFのクリアを梁 勇基がカットすると、パスを受けた野沢は背後から戻ってきた相手選手を冷静にかわして左足でゴール右隅に流し込む。ベンチまで一気に駆け抜けると控え選手やスタッフにもみくちゃにされた。

「俺らの野沢、野沢 拓也!」
サポーターが野沢の唄を歌いあげると、背番号8番はさらに期待に応える。27分には自陣からの長いFKを金園 英学が競り勝つと、落下点に走り込んでいたのはまたも野沢。思い切り体を捻りながら左足を振り抜くと、またもゴール右隅に突き刺さりアウェイの仙台がリードを2点に広げた。

ここまで良いところがない鹿島。2トップが狙い通りに機能せず、広島との激闘から中3日だったこともあって動きが重い。攻守の切り替えは監督交代が行われてから最も遅く、良い形での攻撃が生まれない。前半35分には中村 充孝に代えてカイオを送り込み、状況の打開を試みる。すると42分に、西 大伍のクロスに山本 脩斗が頭で合わせて1点を返す。山本の2試合連続得点は、前半良いところがなかった鹿島にとって貴重な得点となった。

反撃に出たい鹿島は後半頭からダヴィに代えて金崎 夢生を投入。この交代で前線に流動性を取り戻し、流れを一気に引き寄せる。仙台も2ゴールの野沢に代えてキム ミンテを入れて富田 晋伍が1人で見ていたゴール前のスペースに人数を増やし鹿島の攻撃を封じにかかる。

しかし、8番がいるのは仙台だけではない。かつて鹿島で野沢がつけたその番号を受け継いだ土居 聖真が輝きを放つ。82分、山本からのサイドチェンジを西が頭で折り返すと、土居が頭で飛び込み同点に追い付く。さらに87分には、柴崎 岳がちょこんと浮かせたボールに最終ラインを抜け出し右足を振り抜くと「岳が良く出してくれたので落ち着いて決めれられた。思い切り蹴りました」という逆転ゴールが生まれる。

「選手を信頼してどうにか耐えて、また逆転できたので選手に感謝したいと思います」と石井 正忠監督。2点を先取される苦しい展開ながらもチーム一丸となっての逆転勝利。監督就任後4連勝と見事にチームを立て直し、遂に鹿島が2ndステージ首位に立った。

[ 文:田中 滋 ]

戦評

前節に広島を下すなど好調を維持している鹿島だったが、前半だけでまさかの2失点。しかも、決められた相手がかつての仲間であるMF野沢 拓也とあっては、心理的にも大きなダメージを受けたに違いない。

だが、選手が入れ替わってもチームスピリットは不変。それはいかなる状況であろうとも決して諦めない「常勝」の精神だ。後半だけで17本ものシュートを浴びせた猛攻は、象徴的なトピックであろう。

そして、最後にチームを逆転へと導いたのがMF土居 聖真だ。「旧8番」の活躍に発奮したのか、「現8番」は決定力を見せつけて終盤に立て続けにゴールを奪取。強さが本物であると証明する白星だった。

(情報提供:データスタジアム)


新旧8番対決と銘打つJリーグ公式のレポートである。
鹿島の大逆転勝利に田中氏の筆も冴える。
してはならぬミスを二つもし、それが失点に直結した。
ボールが渡った相手が旧8番である野沢でなければ、シュートが枠に行ったかどうかはわからぬ。
しかしながら、この8番の技術はミスを逃すことはなかった。
スタジアムに漂ったイヤな雰囲気は何とも言えぬものだったことを付け加えたい。
ここで指揮官の打った手が功を奏する。
交代選手が躍動し、1点を返し勢いを増した。
そして、試合も終わりが見えようかという時間帯に新8番が同点弾を決めた。
ここで聖真は喜ぶこともなく、ボールをセンターサークルへセットした。
その気持ち、逆転への思いが、結果的に彼を主役へと導いたと言えよう。
試合終了間際のシュートが枠を捉え、大逆転勝利という結果となった。
真の8番は聖真であると言わんばかりである。
サポーターも大絶叫であった。
これからも聖真の活躍で勝利を積み重ねて行きたい。
楽しみである。