【J１展望】２ndステージ・６節｜広島－鹿島｜血が通い始めた鹿島が首位・広島の牙城に挑む
サッカーダイジェスト編集部
2015年08月11日
広島――どこからでもゴールを狙える攻撃力が牙を剥く。 鹿島――東アジアカップに出場した柴崎が先発か。今季初の３連勝を狙う！
故障者／広島＝森浩、柴、川 鹿島＝ジネイ、西
出場停止／広島＝なし 鹿島＝なし
J１リーグ ２ndステージ・６節
サンフレッチェ広島 － 鹿島アントラーズ
８月12日（水）／19:00／エディオンスタジアム広島
サンフレッチェ広島
２ndステージ成績（５節終了時）：１位 勝点15 ５勝０分０敗 18得点・４失点
年間成績（22試合終了時）：１位 勝点49 15勝４分３敗 47得点・20失点
【最新チーム事情】
●塩谷がフルメニューを消化。ベンチ入りか？
●佐藤は中山雅史が持つJ１通算得点記録まであと２点。
●日本代表組は試合前日に練習合流。
●現在、８試合連続２得点以上と得点力が爆発中。
【担当記者の視点】
11試合連続不敗にして、８試合連続２得点以上。その間の平均得点が3.09で、第２ステージに限定すれば平均3.6得点・0.8失点で５試合中３試合が完封。データ的には圧倒的な実績を残してステージ首位・年間首位を快走している。
５得点・６アシストと好調な攻撃陣を牽引していた柴が浦和戦で負傷しても、野津田が豊富な運動量を駆使したダイナミックなプレーでカバー。６月７日の柏戦で負傷離脱した塩谷の穴も、佐々木や宮原がしっかりと埋めるなど選手層の厚みも際立つ。
第２ステージでは、ドウグラスが５得点、J１通算最多得点記録まであと２得点と迫っている佐藤が３得点を決めているほか、柏や青山、若い野津田、浅野とどこからでもゴールを奪えるのも今の広島の強みだろう。
中断期に塩谷がふたつの練習試合をこなしてコンディションを整え、復帰の目処がついた。日本代表組の練習合流は試合前日となったが、特に水本については代表での出場がなかった悔しさをリーグ戦にぶつけるはず。ボール保持率の低さなど課題こそあるが、その解消に真摯に取り組む姿勢も見せており、大崩れする可能性は考えにくい。
鹿島アントラーズ
２ndステージ成績（５節終了時）：４位 勝点10 ３勝１分１敗 ８得点・５失点
年間成績（22試合終了時）：６位 勝点32 ９勝５分８敗 35得点・30失点
【最新チーム事情】
●今季初の連勝を飾り、チームの士気は今季一番。
●東アジアカップ帰りの柴崎の出場はコンディション次第。
●首痛の西に代わり、ポジション奪取を狙う伊東の好調が光る。
【担当記者の視点】
前節・アウェーの鳥栖戦を粘り強く戦い、３得点の快勝。今季初の連勝を飾ったチームの雰囲気は、シーズン中で最も良い。攻守が噛み合わない試合が多かったなか、鳥栖戦では上手くいかない時間帯で我慢し、終盤に一気に３ゴールを挙げた。日本代表として、東アジアカップに参加していた柴崎も「こういう勝ち方は自信につながる」と手応えを口にしている。
また、石井新監督就任で、ポジション争いがリセットされた。実際、中村、本山の起用が増えるなど、これまでサブに甘んじていた選手の目の色も変わってきている。西の負傷で出番が回ってきた伊東もそのひとりだ。今回のチャンスをモノにしようという意欲がプレーに表われ、チームにも良い影響をもたらしている。
好調・広島が相手のアウェー戦は、簡単な試合にはならないだろうが、相手にしてみれば血が通い始めた鹿島は今、最も嫌な相手のひとつだろう。３連勝で波に乗りたい。
ユキの三戦連続スタメンを予想するサッカーダイジェストのプレビューである。
西は練習に完全合流しており問題ないはず。
ここで、ユキが起用されたとすれば、石井監督の信頼を大きく得たということとなる。
逆に攻撃的MFとしてはヤスが復帰しておる。
このポジションは流動的という予想であろうか。
ヤスを使うのであれば、連携の深い西を起用したいところ。
代表帰りとなる岳の処遇も注目である。
この辺りは、明日、蓋を開けねばわからぬところであろう。
どのような采配でこの大一番に挑むのか、非常に楽しみである。
サッカーダイジェスト編集部
2015年08月11日
広島――どこからでもゴールを狙える攻撃力が牙を剥く。 鹿島――東アジアカップに出場した柴崎が先発か。今季初の３連勝を狙う！
故障者／広島＝森浩、柴、川 鹿島＝ジネイ、西
出場停止／広島＝なし 鹿島＝なし
J１リーグ ２ndステージ・６節
サンフレッチェ広島 － 鹿島アントラーズ
８月12日（水）／19:00／エディオンスタジアム広島
サンフレッチェ広島
２ndステージ成績（５節終了時）：１位 勝点15 ５勝０分０敗 18得点・４失点
年間成績（22試合終了時）：１位 勝点49 15勝４分３敗 47得点・20失点
【最新チーム事情】
●塩谷がフルメニューを消化。ベンチ入りか？
●佐藤は中山雅史が持つJ１通算得点記録まであと２点。
●日本代表組は試合前日に練習合流。
●現在、８試合連続２得点以上と得点力が爆発中。
【担当記者の視点】
11試合連続不敗にして、８試合連続２得点以上。その間の平均得点が3.09で、第２ステージに限定すれば平均3.6得点・0.8失点で５試合中３試合が完封。データ的には圧倒的な実績を残してステージ首位・年間首位を快走している。
５得点・６アシストと好調な攻撃陣を牽引していた柴が浦和戦で負傷しても、野津田が豊富な運動量を駆使したダイナミックなプレーでカバー。６月７日の柏戦で負傷離脱した塩谷の穴も、佐々木や宮原がしっかりと埋めるなど選手層の厚みも際立つ。
第２ステージでは、ドウグラスが５得点、J１通算最多得点記録まであと２得点と迫っている佐藤が３得点を決めているほか、柏や青山、若い野津田、浅野とどこからでもゴールを奪えるのも今の広島の強みだろう。
中断期に塩谷がふたつの練習試合をこなしてコンディションを整え、復帰の目処がついた。日本代表組の練習合流は試合前日となったが、特に水本については代表での出場がなかった悔しさをリーグ戦にぶつけるはず。ボール保持率の低さなど課題こそあるが、その解消に真摯に取り組む姿勢も見せており、大崩れする可能性は考えにくい。
鹿島アントラーズ
２ndステージ成績（５節終了時）：４位 勝点10 ３勝１分１敗 ８得点・５失点
年間成績（22試合終了時）：６位 勝点32 ９勝５分８敗 35得点・30失点
【最新チーム事情】
●今季初の連勝を飾り、チームの士気は今季一番。
●東アジアカップ帰りの柴崎の出場はコンディション次第。
●首痛の西に代わり、ポジション奪取を狙う伊東の好調が光る。
【担当記者の視点】
前節・アウェーの鳥栖戦を粘り強く戦い、３得点の快勝。今季初の連勝を飾ったチームの雰囲気は、シーズン中で最も良い。攻守が噛み合わない試合が多かったなか、鳥栖戦では上手くいかない時間帯で我慢し、終盤に一気に３ゴールを挙げた。日本代表として、東アジアカップに参加していた柴崎も「こういう勝ち方は自信につながる」と手応えを口にしている。
また、石井新監督就任で、ポジション争いがリセットされた。実際、中村、本山の起用が増えるなど、これまでサブに甘んじていた選手の目の色も変わってきている。西の負傷で出番が回ってきた伊東もそのひとりだ。今回のチャンスをモノにしようという意欲がプレーに表われ、チームにも良い影響をもたらしている。
好調・広島が相手のアウェー戦は、簡単な試合にはならないだろうが、相手にしてみれば血が通い始めた鹿島は今、最も嫌な相手のひとつだろう。３連勝で波に乗りたい。
ユキの三戦連続スタメンを予想するサッカーダイジェストのプレビューである。
西は練習に完全合流しており問題ないはず。
ここで、ユキが起用されたとすれば、石井監督の信頼を大きく得たということとなる。
逆に攻撃的MFとしてはヤスが復帰しておる。
このポジションは流動的という予想であろうか。
ヤスを使うのであれば、連携の深い西を起用したいところ。
代表帰りとなる岳の処遇も注目である。
この辺りは、明日、蓋を開けねばわからぬところであろう。
どのような采配でこの大一番に挑むのか、非常に楽しみである。
