鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

アツ、練習試合にて2ゴール

2014年04月03日 | Weblog
2014年04月03日(木)

ユースと練習試合を行い、中村選手の2ゴールと赤崎選手の2ゴールで4-0と勝利しました。なお、練習試合に出場しなかった選手たちは軽めのトレーニングで調整をしました。

ユースとの練習試合にて2ゴールを決めたアツである。
好調をアピールした模様。
先週のFマリノス戦に於いても、惜しくも枠を外したが、巻いた巧いシュートを放っており、得点力の片鱗が垣間見えた。
今週末のガンバ戦でも再びチャンスが与えられるのではなかろうか。
スペースのないところでもボールをコントロールするテクニックで、ガンバ守備陣を切り裂くのだ。
アツの活躍を期待しておる。

源、ロングキックの質も高い

2014年04月03日 | Weblog
W杯のラストチャンスを得た23名の日本代表メンバーにみるザックの狙い
文/川端暁彦

 3日、日本代表の“国内組合宿”メンバー23名が発表された。7日から2泊3日の日程にて千葉県内で行われる同合宿に名を連ねた23名の中には7人の初選出組を含まれており、非常にフレッシュな顔ぶれとなった。

 こういったメンバー発表では、選ばれた人よりも「選ばれなかった人」を思い浮かべていくと指揮官の狙いも見えてくるというもの。国内組の常連選手では、遠藤保仁、柿谷曜一朗、山口蛍、今野泰幸、伊野波雅彦、森重真人、西川周作の7名が選外になっている。この7人については観るまでも(あるいは練習するまでも)ないという判断が下ったのだと思われる。

 また駒野友一、中村憲剛を筆頭としてベテラン勢は一人も選ばれておらず、1985年に生まれた北京五輪世代のDF水本裕貴とFW豊田陽平が最年長で、それも招集経験のある選手たち。若手中心の選考となったのも大きな特徴と言える。

 個別の選考を観ていくと、国内組の常連3選手が選外となっているセンターバック、そして常連4人が全員海外組のサイドバックが一つのポイントと言えそうだ。サイドバックは内田篤人、センターバックは吉田麻也がそれぞれ負傷離脱しているという状況もある。新戦力と旧戦力が混ざり合うような特徴的な選考となった。

 旧戦力では水本、槙野智章、安田理大が久々の復帰となった。戦術理解度という点ではアドバンテージを持っている3人と言えるだろう。また同じく復帰の鈴木大輔は、もともと5番手のセンターバックと見込まれる選手であり、このメンバーの中では一番W杯行きに近いDFかもしれない。

 そして初選出7名の内の過半数にあたる4名がこのDFとして選出された。26歳の山下達也、25歳の塩谷司という中堅二人は昨季の段階から日本代表へ推す声が根強くあった実力派のセンターバックだ。山下、塩谷には能力が評価されるまでに時間が掛かり、いったんJ2で力を蓄えてから檜舞台へ進んできた選手という共通項がある。

 一方、21歳の昌子源は今季よりセンターバックのポジションを強奪し、首位を走る鹿島で存在感を見せている。ストッパータイプだが、ロングキックの質も高い。23歳の今井智基(通称メロ)は昨季から大宮に大卒で加入したルーキーで、初年度から右サイドバックのポジションを奪い取っていた。アグレッシブなプレーはザッケローニ監督のサイドバックの好みとも合致する。

 今回は基本的に1ポジション2名で選出されているようだが、サイドバックは3名(槙野、安田、今井)でセンターバックは5名選ばれた。となると、センターバック5枚の内、誰かがサイドでプレーすることになりそうだ。昌子や水本はサイドバックとしての経験もあるが、塩谷も候補となるかもしれない。「守備を固める際に本来センターバックの選手をサイドに置く」というのは、ザッケローニ監督が過去にもやってきた采配。これまで今野や伊野波が担っていた役目を誰に託すのか注目される。

 他のポジションを観ていくと、GKは3人がチョイスされた。かつての常連選手ながら負傷を機に選外となっていた東口順昭が久々に名を連ね、鳥栖の長身GK林彰洋、従来の第3GKだった権田修一と共に選出されている。

 MFとして選考されたのは4人。2列目より前の選手たちはいずれもFWとして登録されているので、この4人はボランチの候補だろう。いずれも招集歴のある選手たちだが、柴崎岳は早くからザッケローニ監督に評価されながら、昨年の東アジアカップを体調不良で辞退し、代表定着の好機を逸していた経緯がある。本人も思うところはあるはずで、奮起を期待したいところ。

 FW登録は大量8名だが、4-2-3-1システムの3と1の正副選手が選ばれていると思えば、特におかしくはない。まずは豊田に加え、初選出の24歳、川又堅碁が“1”の候補となることは確実。となれば、工藤壮人は右MFの“岡崎ポジション”での起用。同様に初選出の26歳・小林悠も最前線ではなく、この位置での起用と観るのが自然だろう。ドリブラーが配置される傾向の強い左MFには、齋藤学と原口元気という招集歴も豊富な二人が選ばれた。

 そして、現状でも本田圭佑のサブが不在となっている注目のトップ下には、まず東アジアカップでも同位置を担った高萩洋次郎が入った。19歳、最年少での選出となった南野拓実も、チームでは主に左MFを担っているが、元々はトップ下タイプ。人数のバランスを考えると、この位置での選出と観ていいのではないだろうか。

 合宿はわずか3日間。23名のJリーガーが、ワールドカップメンバー入りの実質的なラストチャンスを与えられた。


本日発表された日本代表候補メンバーについて言及する川端氏である。
源について「ストッパータイプだが、ロングキックの質も高い」と評しておる。
キック精度に関しては、元々がFWであったこと、高校時代はセットプレイのキッカーを任されていたことを考慮すれば当然のことである。
また、ガタイが良いためストッパータイプと映るのも致し方がないが、足が速く危機察知能力に長け、そして何より大岩コーチを崇拝しておることから、単なるストッパータイプに括るのは偏見のようにも思える。
そして、今季のキャンプでは左SBに固定されておった経緯を考慮すると、SBへの適応も試されるのではなかろうか。
足が速く、キックの精度が高いという特徴を持つ源には、指揮官にはSB起用も視野に入れて欲しいところ。
いずれにせよ、源には良いアピールをして欲しいと願う。
源の才能は鹿島を観ておる者であれば誰もが知っておる。
これを機会に全国区となるのだ。
楽しみなトレーニングキャンプである。

シャルケ・篤人、実戦復帰に向けて着実に準備は進んでいる

2014年04月03日 | Weblog
順調な回復見せる内田「毎日追い込んで、ベストを尽くしてます」
14/4/3 18:07



 実戦復帰に向けてリハビリ中のシャルケDF内田篤人の現状をクラブ公式HPが伝えている。

「このケガは辛い。選手にとってピッチ上でチームをサポートできないで喜べることはない」と語る内田は、2月9日のハノーファー戦で右太腿裏を負傷。その後、精密検査のため日本に帰国したが、手術は回避し、リハビリを続けている。

「東京のいろんなジャンルのスポーツ選手がリハビリする場所で僕もやっていたんですけど、柔道とか体操からも選手が集まって一緒に頑張ってました」。日本では右膝の手術のために一時帰国していたニュルンベルクMF長谷部誠や、元同僚で現在はF東京に所属するFWエドゥーとの再会も良い刺激となったようだ。

 先月16日にシャルケに戻り、実戦復帰へ向けて調整している。まだ全体練習には合流できていないが、数日前からボールを使ったトレーニングを始め、順調な回復ぶりを見せている。「毎日追い込んで、ベストを尽くしてます」と語るように、他の選手が練習を始める1時間前からリハビリを開始し、昼食後も午後5時から6時までリハビリプログラムに取り組んでいるという。

 具体的な復帰の時期はまだ内田自身も分からないようだが、実戦復帰に向けて着実に準備は進んでいるようだ。


ボールを使ったトレーニングを始め、順調に回復しているシャルケの篤人である。
毎日厳しいリハビリ生活を送っておるとのこと。
復帰の時期は本人にも知らされておらぬが、この様子であればシーズン終盤には戻ってくるのではなかろうか。
元気に躍動する篤人の姿が拝める日も近い。
楽しみである。

源・岳、日本代表候補選出

2014年04月03日 | Weblog
昌子選手、柴崎選手 日本代表候補メンバー選出のお知らせ
2014年04月03日(木)

本日、日本代表候補トレーニングキャンプ(4/7~4/9)に向けて、メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは昌子源選手、柴崎岳選手が選出されました。

詳細はこちら(日本サッカー協会公式サイト)をご覧ください。


源と岳が日本代表候補合宿に招集とのこと。
これは嬉しい。
ブラジルW杯メンバーへのラストチャンスである。
岳はこれまで日本代表招集経験があるが、源は初選出であり、驚きが隠せぬ。
しかしながら、この鹿島にてレギュラーポジションを得るということは、日本を代表する選手になるということである。
それを実践したのが昌子源であった。
この合宿にて実力をアピールし代表定着を狙うのだ。
応援しておる。

鳥栖戦レビュー

2014年04月03日 | Weblog
【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 鳥栖】レポート:互いに大きくメンバーを入れ替えて挑んだヤマザキナビスコカップ。より高いレベルで狙いを維持した鹿島に軍配が上がる。(14.04.03)
4月2日(水) 2014 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 3 - 1 鳥栖 (19:00/カシマ/6,966人)
得点者:22' 早坂良太(鳥栖)、38' ダヴィ(鹿島)、83' 梅鉢貴秀(鹿島)、87' ルイスアルベルト(鹿島)
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お互いにメンバーを大きく入れ替えて臨んだ試合だったが、それぞれのチームカラーがよく出た好ゲームだった。しかし、より高い質で監督の意図したサッカーを表現したのは鹿島。公式戦4試合連続で先制点を許してしまったが、リーグ第5節の横浜FM戦同様、監督の采配に選手たちが応え、逆転勝ちでヤマザキナビスコカップ初勝利をあげた。

立ち上がりから試合を優位に進めたのは鹿島。今季初めて先発のチャンスを与えられた、本山雅志、カイオ、西大伍という攻撃に持ち味のある選手が前へ前へとチームを引っ張る。そのベクトルは守備の時も生かされ、山村和也、ルイス・アルベルトという守備的なポジションの選手たちも前のベクトルを持ってボールへ飛び込んでいった。
対戦相手の鳥栖はフィジカルに優れたチーム。ロングボールを前線に蹴り込み、そのセカンドボールを狙ってくる相手だけに、それに負けない勢いで試合に入ることはとても重要だったが、うまくそれに成功していた。
ただ、それには鳥栖のサッカーがいつもの精度を保てなかったことも要因のひとつだったことは忘れてはならない。「試合にずっと出続けている選手とそうでない選手の違いは、今日のゲームでも要所要所で出てしまった」と尹晶煥監督が悔やんだとおり、ロングボールの精度は低く、セカンドボールの支配率も低かった。

しかし、先制したのは鳥栖。鹿島の右サイドで西大伍がすばやくスローインからリスタートすると、ヘディング合戦の末、磯崎敬太が競り合った遠藤康の上からヘディングで強く弾き返すと、それが山村和也の背後に落ちる。そのカバーに昌子源が入ったものの山崎凌吾がすばやく体を入れて浮き球をファーサイドにふわりと送ると、走り込んだ早坂良太がゴールに流し込み鳥栖が最初のゴールを決めた。結果的には、鹿島の前へ前へというベクトルが強すぎた印象も残った。

だが、ここで慌てないのが好調を維持するチームの自信と言えるだろう。ミスをしてしまった昌子源も「1点取られた後も追加点をしのいでいけば逆転できると思っていた。追加点をやらないことを意識していました」と振り返る。前半のうちにセットプレーから同点に追いつくと、後半は交代選手が試合の流れを変えた。
その象徴となったのが梅鉢貴秀だった。疲れが見え始めたルイス・アルベルトをサポートするだけでなく攻撃面でもダイナミックな動きでアクセントとなる。
そして83分、右CKを山村和也が流したところを落ち着いてコントロールし、左足で強烈なシュートを叩き込んだ。チームのムードメーカーのひとりである梅鉢の一撃は、チーム全体の歓喜を呼び、ベンチの前には大きな輪ができあがった。
梅鉢の活躍はさらに続き、4分後には「練習でもしたことない」と本人が振り返ったように、鳥栖のDF二人を置き去りにする突破からファーサイドのルイス・アルベルトの頭にピタリと合うクロスを送り、3点目を演出したのである。

「途中から出てきた選手のクオリティが高かったことが勝因だと思います」
本山雅志のこの言葉が試合を適確に物語っている。互いに3人の交代枠を使い切ったなかで、チームをよりパワーアップできたのは鹿島だった。
「勝つ、という目標を達成するには、互いの手を握りしめて、隣の人を引っ張っていくしかない」
常日頃から選手にそう言い聞かせているというトニーニョセレーゾ監督。そのモットー通りの試合で勝利を手にした。

以上
2014.04.03 Reported by 田中滋


「より高い質で監督の意図したサッカーを表現したのは鹿島」と評する田中氏のレポートである。
メンバーが大幅に入れ替わって挑んだこの試合であるが、戦術的に今季の戦いが具現できていたように映った。
ユキに代わる西は持ち味こそ違うものの攻撃参加で右サイドを活性化させた。
満男に替わって出場したルイス・アルベルトは、満男の役目を岳に任せ、自分の良さである寄せの速さ、ハイボールの競り合いといったクオリティを見せつけた。
山村の配球も見せ場につながった。
結果的には、ゴールはセットプレイ絡みであったが、チャンスシーンの多さは鹿島のサッカー出来ておった証拠。
また、途中出場の三人も活躍し、采配も冴えたと言わざるをえない。
この試合、ここまで出場機会の少なかった選手のクオリティが改めて証明された。
指揮官は、これから誰をどのように起用するのか頭を悩ませる事であろう。
素直に喜ぶ内容であった。
4月も快進撃を続けたい。
楽しみである。

鳥栖戦報道

2014年04月03日 | Weblog
鹿島ルイスアルベルトの初ゴールで逆転勝ち
<ナビスコ杯:鹿島3-1鳥栖>◇1次リーグ◇2日◇カシマ

 鹿島が逆転勝ちした。

 前半22分、鳥栖MF早坂良太(28)の今季初ゴールで先制を許したが、同38分に追いつく。キャプテンマークを巻いたMF柴崎岳(21)の左FKをDF山本脩斗(21)が頭で後ろにそらし、ファーサイドにいたFWダビ(30)が頭で流し込んだ。

 前半終了間際に追いついた勢いで、後半も鹿島が主導権を握った。決勝点は38分、途中出場のMF梅鉢貴秀(21)が右CKのこぼれ球をゴール前で拾い、左足ボレーで豪快に突き刺した。さらに42分、梅鉢が右クロスを送り、MFルイスアルベルト(30)の来日初ゴールをアシスト。首位を走るリーグ戦から先発5人を入れ替えた一戦を制し、1次リーグを1勝1敗とした。
 [2014年4月2日21時10分]

鹿島「キャプテン」柴崎、先制点演出
<ナビスコ杯:鹿島3-1鳥栖>◇1次リーグ◇2日◇カシマ

 鹿島MF柴崎岳(21)が勝利に貢献した。初めてキャプテンマークを巻いてボランチで先発、途中からトップ下に上がってフル出場した。前半38分には左FKを右足で蹴り、ニアサイドのDF山本脩斗(28)に頭に当ててFWダビ(30)の先制点を演出。MF小笠原満男(34)不在の中盤ではセカンドボールをことごとく拾い、逆転勝ちの流れをつかんだ。

 試合後は「満男さんがいない中で戦う、別のオプションが増えたと思う」と内容に一定の評価をした。同期入団のMF梅鉢貴秀(21)の決勝弾には「僕らも4年目。生え抜きの同期が試合に出て活躍するのはうれしいし、喜びもひとしお」と振り返った。
 [2014年4月2日22時52分]

鹿島逆転勝ち、梅鉢1得点1アシスト

後半、勝ち越しゴールを決め、駆けだす鹿島MF梅鉢(中央)(共同)

<ナビスコ杯:鹿島3-1鳥栖>◇1次リーグ◇2日◇カシマ

 鹿島が逆転勝ちした。途中出場のMF梅鉢貴秀(21)が1得点1アシスト。

 後半38分に右CKのこぼれ球を拾って左足ボレーで決勝弾を突き刺すと、4分後にはMFルイス・アルベルト(30)の来日初ゴールをアシストした。「ゴールは球を浮かさないことだけ考えた。アシストは、その前に拓さん(MF野沢)のパスを決められなかったので何とか決めたかった。拓さんには『人のアシストを自分のアシストに変えるな』と怒られた」と笑った。
 [2014年4月2日22時52分]

鹿島「プラチナ世代」梅鉢から2発
<ナビスコ杯:鹿島3-1鳥栖>◇1次リーグ◇2日◇カシマ

 鹿島は途中出場のMF梅鉢貴秀が1得点1アシストと活躍した。後半38分に右CKのこぼれ球を拾い、左足ボレーで決勝弾。4分後にはMFルイス・アルベルトの来日初弾をアシストした。「プラチナ世代」の同期のMF柴崎、土居、DF昌子が先発の座をつかむ中で出遅れていたが「我慢の時期。努力は怠らなかった」と言った。A代表の国内組合宿招集が期待される柴崎も「同期4人が活躍でき、喜びもひとしお」と喜んだ。
 [2014年4月3日7時24分 紙面から]

「92年組」梅鉢弾!鹿島、3発で逆転勝利/ナビスコ杯

ヘディングで同点ゴールを決める鹿島・ダビ(11)=カシマ

 ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグ第2節A組(2日、鹿島3-1鳥栖、カシマ)後半から途中出場した21歳のMF梅鉢が1ゴール1アシスト。3-1の逆転勝利に貢献し、「勝ててよかった」と喜んだ。同期入団のMF柴崎、MF土居、DF昌子が先発に定着。自身の出場機会は少なく「焦りもあった」というが、「今は我慢の時。コツコツやっていきたい」。高卒4年目で1992年生まれの「92年組」がそろい踏みした一戦で、“第4の男”が躍動した。


勝ち越しゴールを決める鹿島・梅鉢=カシマ

(紙面から)

鹿島3発逆転!梅鉢、途中出場で1G1A「ゴールはたまたま」
ナビスコ杯1次リーグA組 鹿島3―1鳥栖 (4月2日 カシマ)


<鹿島・鳥栖>前半、同点ゴールを決め、喜ぶ鹿島・ダヴィ(右から2人目)
Photo By 共同


 鹿島が逆転勝ちした。0―1の前半38分、左FKからダヴィが頭で決めて同点。後半38分に右CKから途中出場の梅鉢が蹴り込んで勝ち越し、4分後には梅鉢の右クロスをルイス・アルベルトが頭で合わせた。

 1ゴール1アシストで勝利に貢献した21歳の梅鉢は「ゴールはたまたま。あまり覚えていない」と興奮冷めやらぬ様子で喜びを語った。
[ 2014年4月2日 21:20 ]

柴崎 同点弾“演出”で逆転導く!W杯代表候補入りへ吉報を待つ
ナビスコ杯予選リーグA組 鹿島3―1鳥栖 (4月2日 カシマ)


<鹿島・鳥栖>前半、ドリブルで敵陣を突破する鹿島MF柴崎(20)
Photo By スポニチ


 鹿島は大黒柱の小笠原を温存した中、柴崎が逆転勝ちに導いた。

 0―1の前半38分、左サイドからのFKをニアの山本に合わせ、山本が後方にそらしたボールをダヴィが頭で決めた。柴崎は「それまでに何度かニアに蹴っていたし感じてくれていたと思う。FKの練習はしているし、チームとして一つ形になったことは良かった」と笑顔を見せた。プロ4年目で初めて試合開始からゲーム主将を務め、積極的に声を出してチームを鼓舞した。3日には国内組を対象とした代表合宿のメンバーが発表される。逆転のW杯行きを諦めていない21歳が吉報を待つ。


<鹿島・鳥栖>前半、ゴールを決め喜ぶ鹿島・ダヴィ(下)
Photo By スポニチ


[ 2014年4月3日 05:30 ]

ナビスコ杯1次リーグ 鹿島逆転、初白星
Jリーグのヤマザキナビスコ・カップ1次リーグ第2節(2日・カシマスタジアムほか=6試合)鹿島は梅鉢の決勝ゴールなどで鳥栖に3-1で逆転勝ちした。通算成績は1勝1敗、勝ち点3の4位。

鹿島は1点を追う前半38分、ダビのヘディングシュートで同点。後半38分に梅鉢のゴールで逆転に成功し、42分にはルイスアルベルトの来日初ゴールで突き離した。


バチの活躍とキャプテン岳にスポットが当たっておる。
今季レギュラーを奪い取った源、途中出場の聖真と同期4人が同時にピッチに立った。
もはや若手という括りではなく、主軸と言える4人が鹿島を背負って立っておることは事実であろう。
これからの鹿島が楽しみである。

筑波大学・車屋くん、川崎を選択

2014年04月03日 | Weblog
川崎F 筑波大DF車屋が加入へ!近日中にも仮契約の見通し
 川崎Fの来季新戦力として、筑波大のDF車屋紳太郎(21)の加入が確実となった。関係者によると、近日中に仮契約を結ぶ見通しだという。

 車屋は熊本・大津高出身で1メートル80、70キロのレフティー。センターバック、左サイドバック、ボランチなど複数ポジションをこなせる万能タイプだ。筑波大では1、2年時に風間監督の指導を受け、1年時からレギュラー。3年連続で大学選抜にも選出されている。複数クラブからオファーを受けたが、2月までに川崎F、鹿島に絞り込んでいた。
[ 2014年4月3日 05:30 ]


鹿島がオファーしておった筑波大の車屋くんであるが川崎を選択したとのこと。
これは残念。
とはいえ、これもフットボーラーとしての選択である。
日本最高峰のクラブでプレイするのか否かは難しい決断であろう。
それを蹴るものまた苦渋の選択であったと思う。
車屋くんとは縁がなかった。
鹿島としては次なるターゲットに狙いを付け未来を託していきたい。

鳥栖戦コメント

2014年04月03日 | Weblog
Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第2節




鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・(積極的な選手交代策について)交代させた遠藤は連戦続きだったので、どこかのタイミングで交代させなければいけなかった。またカイオは初先発だったので疲れもあり、戦術的な面で実行できる時間帯と実行できない時間帯があった。本山も体力的に90分は無理であり、想定していた部分はある。しかし試合になれば、不測の事態もあり得るわけでは油断できるところではなかった。
・(交代出場した)土居はもうチームでやるべきことを完全に理解しているし、野沢は経験も豊富だし私が求めていることも分かっている。あのポジションには技術のある選手が必要だし、本山同様、野沢にはその部分で大きな期待をしている。後はフレッシュな選手がチームに変化をもたらす。梅鉢はダイナミックなプレースタイルが特長であり、時には動きすぎてチームのバランスを崩すこともある。そこはもっと成長して欲しい部分だが、練習から常に若々しくイキイキしている。ルイス アルベルトが今季初先発だったので、少し運動量も落ちてきていた。そのサポートも必要だったので、ダイナミックな梅鉢を入れた。また柴崎が前に行くことで前でタメを作られるようになった。
・梅鉢にはこのまま成長して欲しい。私もその部分を考えなくてはいけないが、彼自身も学習していくことが必要。選手としても人間としても成熟することが必要だ。梅鉢のキックは右も左もミートがうまい。後はそのダイナミックな部分をどのタイミングで、またどのように出すのかを学べば、もう1つ上に行ける。試合後のロッカールームでも、みんなに祝福された。
・(柴崎がゲームキャプテンを務めたが)私の考えでは、中盤でレフェリーの近くにいる選手が一番コミュニケーションを取った方がいいというのが、1つ。もう1つは柴崎という選手が、プロフェッショナルとしての意識が非常に高いこと。私は練習時間をしょっちゅう変更するが、彼は常に動ぜず、しかも完璧にやりこなす。日本を代表する選手であり、このクラブを背負っていくことのできうる選手だ。アントラーズでは、若手、ベテラン関係なく、このチームのために全身全霊をかたむけることができる。年下の選手がキャプテンマークをつけたからといって、年上の選手が面白くないというのは、このクラブでは全くない。
・(今季ここまで好調だが)急激にチームができあがったわけではなく、今は作っている段階。選手たちはどの練習でも意識を高く取り組んでいる。またベテランがピッチ内外で若い選手たちを支えている。もちろんプロフェッショナルとしては出場することが1番だが、それが叶わない時にもくさらずに出場する選手たちに助言を与えている。さらにこのクラブの伝統でもある競争力。選手層で言えば、負傷者が出れば駒が足りなくなるかも知れないが、全員が献身的にチームの勝利を目指し、未然に不安要素を取り除くべきやっている。シーズンは長いので、負けたり、色々な波があるだろう。ただ、今日のゲームでもそうだったが、献身的に走り、勝利のために戦った。若い選手たちはいい経験も苦い経験もしていく。しかし、このクラブの将来にとってはそれは必要なこと。みんなで力を合わせて、手を握り合ってやるしか、勝つという目標を達成する方法はないとシーズン前に全員に言っている。





【本山 雅志】
真ん中が混戦になっていたので、低い位置に下りてボールをピックアップしに行って、そうすると(相手選手が)誰か出てこなければいけなくなるので、そこに岳だったりヤスだったりが入ってきてくれていたので、うまく引き出すようにしていた。ダヴィが孤立してしまうから、近くにいてくれということで、途中からは変えたけど。我慢強く、ボールを失わずにポゼッションできたんじゃないかなと。勝点3を取らないとナビスコ杯は苦しくなるから、勝てて良かった。僕自身の課題としては、シュートは打てたし、コースを狙って打てたけど、相手に当たることが多かった。そこを決めて、チームを楽にしたかった。まあ、チームが勝てたのは良かった。その中でボールをしっかり保持して、試合を組み立てることはできた。岳が気を遣ってやってくれたので、やりやすかった。(久々の先発は)楽しかったですよ。時間も長かったし、ボールもいっぱい触れたし。まだまだ試合は続くので、勝てるようにやっていきたい。

【柴崎 岳】
逆転勝ちできたこと、勝てたことは本当に良いことだと思う。ナビスコ杯では勝てていなかったので、勝点3を積み上げられたのは大きい。満男さんがいない中だったけど、チームとして戦う姿勢を見せられたと思うし、相手の特徴のあるサッカーに対して、五分以上に競れた。技術面で僕たちが上回ることができたのは、ある意味では必然というか、目指す勝利の形だったんじゃないかなと思う。(ルイス アルベルト選手とのコンビは)特徴をわかっているので、セレーゾの指示を頭に入れながら、彼のやりたいことや、彼と僕の特徴を照らし合わせながら、バランスを取りながら(プレーしていた)。良いバランスでできたと思うし、多少リスクのあるポジショニングを取る時間帯もあったが、コンビとしては特に問題はなかったと思う。僕にない特長、守備面で貢献してくれる闘争心溢れる選手なので、そこは助かった。彼が持っていない部分を僕が出したので、そういった部分は良かった。

【曽ヶ端 準】
(競り合いに)全部が全部勝てるわけではない。競り負けることもある。そこでしっかりカバーをしていけば良い。難しい試合だったけど、しっかり勝てたのは良かった。

2014年04月02日(水)

本日行われたナビスコ予選 第2節 鳥栖戦は、3-1で勝利しました。

【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 鳥栖】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(14.04.02)
4月2日(水) 2014 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 3 - 1 鳥栖 (19:00/カシマ/6,966人)
得点者:22' 早坂良太(鳥栖)、38' ダヴィ(鹿島)、83' 梅鉢貴秀(鹿島)、87' ルイスアルベルト(鹿島)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
「良い試合だったので質問があると思います」

Q:10分間に3人の選手交代という積極的な策を打って、勝ち越しに成功、3-1という結果に繋げたわけですが、ある程度想定したプランだったのかということと、どのような意図を持って選手を送り出したのか教えて下さい。
「遠藤選手はずっと連戦できているのでどこかのタイミングで代えないといけなかった。あとカイオ選手はずっと途中出場できていたので、今回先発での出場だった。フィジカル的な要素ではなく、戦術的な部分でのポジショニングとかでだんだん疲労からだったり、少しずつチームの戦術や約束事をインプットしてる段階なので、それが実行できる時間帯と実行できない時間帯がまだあるので、どこかで代えなければいけないという考えがありました。もうひとつは、本山選手が残念ながら体力的な部分で90分持続できないところがあるので、いろんな想定をするところがありました。ただ、当然ながら対戦相手と対峙する中で、いろんなことが起こりえるわけで、あくまでも想定だけです。相手がいることなので、そううまくは計画通りにいかない部分もあります。ただ、入った選手が、土居選手は途中出場や先発してるので、チームのやるべきことがわかっています。野沢選手も十分経験がありますし、僕とも長くやっていますので僕が求めるもの、やって欲しいことはわかっています。中央の本山選手が退いた場合、あそこで技術がしっかりしている選手が欲しいと僕はつねに考えているので、そこで技術のある選手を使いました。あとはフレッシュなエネルギーを注入することでチームに活を入れる意味もありますし、途中から入る選手は変化をもたらさないといけないし、チームが上昇する雰囲気だったり、攻撃に対する積極性だったり、そういう意味や意図があるわけなので、選手たちはそれをやらなければなりません」

Q:結果的には投入した梅鉢選手が試合を決めたわけですが、どういう意図で投入したのかと、彼をどう評価していますか?
「非常にダイナミックなプレースタイルを特長としている選手です。ときにはそのダイナミックさであまりにも動き回りすぎてしまって、チームのバランスを崩してしまう、彼が崩してしまうときがあって、もう少しそういう部分を学んで成長して欲しい、というのが僕の正直な気持ちです。ただし、彼が本当に一生懸命取り組む練習の姿勢は、非常に若くて生き生きしてると感じますし、勢いというものは若いときに持っているものなので、同時に大切にしないといけないと思います。こういう試合のなかで彼を入れたのは、ひとつはルイス選手が先発でやるのは初めてでしたし、試合を見ていてちょっとパワーダウンしたと思いました。そこのゾーンでもっと活気をもたらして助けられる選手ということで、梅鉢選手を投入して、柴崎選手をひとつ前に置く。柴崎選手をひとつ前に置くことで、試合展開によってはもう少し前の方でためや間をつくったり、それは自分たちがボールを保持する時間を増やしたり、味方が外からあるいは前の方で動き出す時間をつくってくれるので、そういう意図がありました。
梅鉢選手が今後もこのチーム、このクラブで成長を続けて欲しいというのが僕の思いでもあるし、本人自身の思いでもあります。それをどのようにしていくのかということを僕も考えなくてはいけないし、彼ももっともっと献身的に、あるいは学習するというところを生かしていけば、新たなボランチを育てることができると思います。時間も要することだし、選手の人間としての成熟も絡んでくることです。あと彼はもう一つ、これはなかなか言葉では説明しづらいことですが、ボールのミートが左右両足とも良くて、いろんなパスも出せますし、シュートもクロスもできる選手なので、なかなかそういう選手もいません。そのダイナミックスさをどのタイミングに出していくのか、どのようにそれを活用するのかということを学べば、また新たなステップアップができるようになると思います。ロッカーに帰ってきて、全選手で彼が帰ってきたときに祝ったということは、僕だけでなくスタッフもフロントも、チームメイトも、彼の活躍というものを心から喜んでいると思いますし、今日に限らずこのような活躍をしてくれればと思います」

Q:今日は柴崎選手にキャプテンマークを任せましたが、どういう意図を持って任せたのでしょうか?
「中盤のあたりでレフリーの近くでプレーする選手なわけであって、そのゾーンにいる選手がレフリーとうまくコミュニケーションをとるのが一番重要だと考えているので、そのゾーンの選手を選んでいるというのがひとつです。もうひとつは、このクラブの中で非常にプロ意識をもっているということです。僕はいろんな時間に練習をしてるのですが、顔色を変えず、文句も言わず、つねにこのクラブのために、という姿勢がありますし、何人かは時間を変更したりするとぶつぶつ文句を言う中で、彼は『はい、わかりました』と言って積極的に来ますし、どの練習も完璧に近い姿勢を見せています。代表クラスの選手だと思いますし、このクラブの中で非常に伸びしろの幅がとても広い選手ですので、今後もこのクラブのなかで成長し続けて、このクラブを背負える選手に育って欲しい、という思いもあります。アントラーズというクラブは、キャプテンマークをベテランが付けなければいけないとか、あるいはただの期待だけで付けて欲しいというクラブではなく、ベテランとか若手とか関係なく、チームのために献身的に、全員が犠牲心を持って働くことが、このクラブの歴史です。僕は今後、彼をキャプテンマークにしたからといって、他のベテランの選手が気を悪くするということも存在しません。僕はそう感じています」

Q:シーズンが始まって1月経ちました。好調なスタートを切れたという世間の評価があると思いますが、監督自身はスタートダッシュに成功したと感じていますか?どのくらいの評価でしょうか?
「急激にチームができあがったわけではなく、チームをつくっている段階です。そこには色んな要素が絡んできて、まず選手たちがどの練習にも献身的に取り組んでいる、意識を高くして取り組んでいるということが、まずひとつ。もうひとつは、チームを作る際にはベテランの力も必要です。ベテランがいろんなところで、ピッチ内外でいろんな助言をしている。ただ、当然ながらプロ選手としてはピッチに立つのが一番の目標なのですが、それが叶わないときに、何らかの形で彼らが助言をしたりアドバイスを送っています。あとはこのクラブの伝統である競争力というものが過去に始まり、現在、将来もそのような競争力のある選手編成をできるだけしていくということです。本当の戦力という数でいうと、本当に限られていて、怪我人が出たら大変な状況になりかねない部分があります。ただ、このクラブの伝統である、全員が助け合って起こりうる可能性を全身全霊をかけて実行し、根回しやいろんなことを各自がおこなって、少しでも起こりうることを未然に防ぐことをやっています。まだ若いチームですので、勢いがあったりするところがあるかもしれませんが、経験値というところでは欠けるところがあります。おそらくシーズンのなかで負けが込んだり、負け方が好ましくないこともあると思います。ただ、今日も見ていただいた通り、まず一生懸命走る、がんばる、戦う、というところはうちのチームのモットーであり、もうひとつはつねに勝利を求める、勝つことしか考えないということは僕らがやり続けることです。当然ながら相手の長所をできるだけ抑え、運動量だったり密度をあげて、自分たちが主導権を握る試合運びを理想としていますが、ときにはそうならないときもあるでしょう。そのなかで少しでも若い選手は良い経験も苦い経験もしながら成長していくということが、このクラブのためには必要で、ときには歯を食いしばったり、苦い汁を何事もなかったかのように飲みながら進まなければいけません。全員でやっている作業であり、特に選手たちがやるべきことに関して積極的に取り組んでいます。選手たちに言ったのは、今シーズンはおそらくスタートしたメンバーで、もしかしたら誰かが入ってくるかも知れないけれど、その可能性はない場合もあるので、みんなで手を合わせてやっていかなければならない。今季を通して、手を握りしめて、隣の人をお互いに引っ張っていくしかやる方法はなく、勝つ目標を達成するにはそれしかないという話をしたなかで、選手たちが意欲的に取り組んでくれています」

以上

【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 鳥栖】試合終了後の各選手コメント(14.04.02)
●本山雅志選手(鹿島)
「勝たないとヤマザキナビスコカップは苦しくなるので勝てて良かった。僕自身の課題としてはシュートは打てたけれど、相手に当たってしまうことが多かった。そこはシュートを決めてチームを楽にしたかった。ただ、(柴崎)岳がすごく気を遣ったポジションを取ってくれたのでやりやすかったです。久々の先発は楽しかった。ボールもたくさん触れたし、プレー時間も長かった。相手がロングボールを蹴ってくるので、そこでうちらもロングボールを使うと難しくなる。セカンドボールをしっかり拾ってボールを保持する時間を長くすることができたと思う。メンバーは5人くらい変わったけれどバランスを崩さずにできた。途中から出てきた選手のクオリティが高かったことが勝因だと思います」

●柴崎岳選手(鹿島)
「良いサッカーができた。内容も相手の特長あるサッカーに対して互角以上にできたのが勝因かなと思います。
(ルイスと初めて組んだが?)
ルイスの特長はわかっているので、セレーゾの指示だったりを頭に入れて、なるべくバランスを取りながらというのはできたと思う。多少リスクを負うポジションのときもありましたけれど。彼は僕が持っていない闘争心という特長を持っているので助かりました。満男さんがいないときにチームが変わってしまうのはよくないこと。モトさんや(土居)聖真もいたし、ゲーム自体は落ち着いて流れたのはひとつの収穫だと思います」

●昌子源選手(鹿島)
「ペナルティエリアではシンプルなプレーが必要だったが、バウンドさせてしまい不用意なミスから入れられてしまった。また、セットプレーも序盤に迫力をもって入れなかった。あれだけ本数があれば点をとらないといけなかった。あとのプレーに影響する。ただ、1点取られたあとも追加点をしのいでいけば逆転できると思っていた。追加点をやらないことを意識していました」

●梅鉢貴秀選手(鹿島)
「ルイスとダブルボランチということで、ルイスが真ん中にいて僕が攻撃的にいって、攻撃でアクセントを付けられたらと思っていました。得点はちょうど僕のところに転がってきたので入って良かったです。
(2点目のアシストについては?)
あれはあまり得意なプレーではないのでたまたまです。でも、勝負を決めるゴールになって良かったです。チームは良い形になっている。勝ち続けられるようにこれからも練習からがんばりたいです。
(CKがずれたんですか?)
あれはタクさんのボールは正確だったんですけど、僕のミスで、本来なら僕がシュートを打つところだったんですけど、僕の出足が遅くて…。野沢さんも『人のアシストを勝手に自分のアシストにするな』って言ってましたけど(笑)」

●ルイス アルベルト選手(鹿島)
「自分が得点したことについては、素直に嬉しく思っています。ですが、自分が得点したことよりチームが勝ったことの方が嬉しいです。今日は勝たなければいけない試合ですし、得点してチームが勝つことができことを嬉しく思います。チームに貢献できたことが嬉しいですし、私のゴールはみんなが団結して連携がうまく取れたから取れた得点だと思うので、私の得点ではなくみんなの得点だと思っています。
(柴崎選手とボランチを組んだときにどのようなことを意識していましたか?)
柴崎選手はとても賢い選手です。二人で心がけていたことは、二人はどちらかというとボールを持つよりは、ボールをさばきながらチーム全体を活性化させる、うまくリズムを取りながらボールを前線に運んでいくタイプだと思っているので、二人の関係が今日の試合ではうまくできたと思います。柴崎とプレーすることでうまくプレーできたと思いますし、柴崎は私に自信をつけさせてくれたと思います」

[ ヤマザキナビスコカップ:第2節 鹿島 vs 鳥栖 ]

先制を許したホームの鹿島は38分、柴崎岳のFKから山本脩斗が頭ですらしたボールをダヴィが頭で押し込み同点に追い付く。
写真はダヴィを祝福する鹿島の選手たち。

[ ヤマザキナビスコカップ:第2節 鹿島 vs 鳥栖 ]

同点に追い付いた鹿島は83分、右からのCKを途中出場の梅鉢貴秀(写真)がワントラップから左足で豪快に決めて逆転に成功する。

[ ヤマザキナビスコカップ:第2節 鹿島 vs 鳥栖 ]

逆転に成功した鹿島は87分、梅鉢貴秀が右サイドを素晴らしい突破で切り崩して中へクロス。このクロスを今季から加入したルイス アルベルト(写真)がヘッドで合わせて試合を決定付ける。

[ ヤマザキナビスコカップ:第2節 鹿島 vs 鳥栖 ]

試合はホームの鹿島が鳥栖に先制を許すものの、3得点あげて逆転してヤマザキナビスコカップで今季初勝利をあげた。
写真はルイス アルベルトを祝福する鹿島の選手たち。


途中出場の梅鉢が1得点1アシスト、J1首位の鹿島が3発快勝
14/4/2 21:21

[4.2 ナビスコ杯第2節 鹿島3-1鳥栖 カシマ]

 ナビスコ杯は2日、グループリーグ第2節を行い、リーグ戦で首位を走る鹿島アントラーズがホームでサガン鳥栖に3-1で快勝し、ナビスコ杯初勝利を飾った。

 リーグ戦で首位の鹿島と4位の鳥栖という好調なチーム同士の対戦。3月29日のJ1横浜FM戦(3-1)から先発5人を入れ替えた鹿島に対し、鳥栖はJ1G大阪戦(2-0)からGK林彰洋、MF谷口博之を除く先発9人が変更となった。

 先制したのはアウェーの鳥栖。前半22分、福岡大在学中の特別指定選手、FW山崎凌吾がPA内左のスペースに飛び出し、ゴール前にクロスを上げると、MF早坂良太が滑り込みながら左足で押し込んだ。前半の鳥栖のシュートはこの1本のみ。少ないチャンスを生かしてリードを奪ったが、その後は鹿島の攻勢にさらされた。

 鹿島は前半38分、MF柴崎岳の左FKをニアでDF山本脩斗が頭でそらし、ファーサイドでフリーになったFWダヴィがヘディングで同点ゴールを奪った。1-1で折り返した後半も鹿島のペース。後半5分、MF本山雅志のスルーパスを受けたMF遠藤康がシュートを打つと、同10分にも柴崎、DF西大伍とつないで本山が狙ったが、シュートはDFのブロックに阻まれた。

 鳥栖の粘り強いディフェンスに跳ね返され続けた鹿島だが、後半23分、MFカイオに代わってMF梅鉢貴秀がピッチに入ると、今季まだリーグ戦で出番のない21歳のMFが大きな仕事をやってのけた。後半38分、MF野沢拓也の右CKにDF山村和也が競り合い、こぼれ球を梅鉢が左足でボレーシュート。アウトにかけた豪快なひと振りでゴールネットを揺らし、2-1と逆転に成功した。

 さらに後半42分、梅鉢がドリブルで右サイドを突破。DF2人の間を抜き去り、ゴール前にピンポイントのクロスを入れると、ファーサイドのMFルイス・アルベルトがヘディングシュートを叩き込んだ。今季から加入したブラジル人MFは今季公式戦初先発で来日初ゴール。梅鉢の1得点1アシストを含め、首位を走るリーグ戦でなかなか出番に恵まれていない選手たちの奮闘で鹿島が今大会初白星を挙げた。

3発快勝!鹿島が初勝利


1点を追う鹿島は、38分にFWダヴィ選手(写真右)のゴールで追いつくと、1点リードして迎えた87分にはMFルイス アルベルト選手(写真左)がダメ押し。3-1で鳥栖を下した鹿島が、グループリーグ初勝利を飾った。


特筆すべきはルイス・アルベルトのコメントであろう。
非常に大人である。
彼はどのようなボランチとも組んで良い仕事をしてくれるのではなかろうか。
この試合では岳、そしてバチと組んで結果を残した。
次は満男、そしていずれは宮内に勝利をプレゼントして欲しい。
良い選手が綺羅星の如く現れ結果を残す鹿島が素晴らしい。
これからの躍進が期待できよう。
楽しみである。