鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

岳、ベンチ入りへ

2011年08月28日 | Weblog
柴崎14戦ぶりベンチ入り 負傷の大迫は外れる
 右第4中足骨骨折から復帰した鹿島のMF柴崎が28日の福岡戦でリーグ14試合ぶりにベンチ入りする。6月22日の神戸戦で負傷。全治2カ月の診断を受け、長期離脱を強いられていた。

 福岡は4月29日の対戦でプロデビューを飾った思い入れの強い相手。「福岡戦に縁があるのかな。実戦感覚が戻っているか分からないけど出たらやるしかない。自信を持ってやりたい」と力を込めた。24日の甲府戦で両足付け根に裂傷を負ったFW大迫は患部に痛みが残るためベンチ外となった。

[ 2011年8月28日 06:00 ]

大迫の痛みは引かなかったとのこと。
大迫にとっては無念であろう。
ここは、耐え、完全なる状態で新潟戦に照準を合わせて欲しい。
その大迫欠場の替りにベンチ入りするのは岳である。
神戸の悪質なファールで二ヶ月の戦線離脱を余儀なくされておったが、ここに来て復帰である。
本人には試合勘を懸念しておるが、ボールの触れば蘇ってくるものである。
是非とも出場を果たし、勝利に貢献して欲しいところ。
楽しみにしておる。

鳥人・田代、天高く飛ぶ

2011年08月27日 | Weblog
2011年08月27日(土)

明日の福岡戦に向けてシュート練習など軽めのトレーニングで最終調整を行いました。また一部のメンバーは攻撃練習を実施しています。

高い打点の田代である。
チーム内得点王として頼りになるストライカーとして君臨しておる。
後方に走る興梠との2TOPも熟成されて来た。
興梠も怪我が癒え、本調子になりつつある。
田代と二人でゴールを量産するのだ。
鹿島が誇る強力FWに期待したい。
楽しみである。

福岡戦プレビュー

2011年08月27日 | Weblog
【J1:第24節 鹿島 vs 福岡】プレビュー:カシマスタジアムでは対福岡無敗を誇る鹿島。データ通りの結果を残し上位陣追撃を目指す(11.08.27)
大迫勇也とフェリペ・ガブリエルが負傷しており、さらに今節は西大伍は出場停止。3人の選手が出られない事態に見舞われた鹿島だが、代わりに前回の福岡戦でプロ初出場を果たした柴崎岳が戻ってきそうだ。
「なにか縁があるんですかね」
久々のベンチ入りに輝く笑顔を見せた柴崎。練習では美しいパスやシュートを連発していたが、怪我して以降、練習試合や紅白戦を経験せずいきなりの実戦復帰。それだけに、オリヴェイラ監督の期待の高さがうかがわれる。
「実戦的な経験、対人をあまりやっていないので怖い部分もあります。でも、出たら自信をもってやりたい」
怪我をしている間、鹿島の試合を客観的に"お客さん気分"で見ていたという。そのときに、もっとこうしたらいいのかも、ということがいろいろと頭に浮かんだそうだ。鹿島は5連戦の5試合目ということもあり疲労の蓄積は否めない。試合展開にもよるだろうが14試合ぶりの出場となったとき、どういうプレーを見せてくれるのか楽しみだ。

ただ、前節、甲府に勝ちきることができず連勝が止まってしまった。特に、FWの組み合わせが大迫とフェリペのコンビから興梠慎三・田代有三に戻ったことで、パスまわしのイメージが微妙に変わり、甲府戦では効果的な攻撃が出来るようになるまで少し時間がかかってしまった。ただ、興梠と田代もともに練習を積むようになって感覚を取り戻してきた印象は強い。田代は自分の欲しいクロスボールが少ないことから、左サイドバックのアレックスに対して、スピードのあるボールではなくタイミングを合わせやすいボールを要求していた。興梠も「怪我がだいぶ良くなってきた」と話すだけあって、練習でもキレのある動きが戻っている。2トップの活躍には期待だ。

最下位の福岡だが、前節はアディショナルタイムに重松健太郎が起死回生のゴールを決めて、神戸から勝点1をもぎとっている。特に直近の3試合では前半を耐え、後半に得点を奪い返すという粘り強い戦いが出来ている。浅野哲也監督の狙いが徐々に浸透し、監督の考えるサッカーを実践できる時間は増えている証拠だろう。とはいえ、前節では前半45分に、思うような展開に持ち込めていないことが、勝点3を得られない結果を招いている。今節までの短い時間のなかで、どこまで修正できたのかにも注目だ。
ただ、それは鹿島も同じ。前節は一瞬の気の緩みが失点を招き、自ら勝利を手放してしまった。どんな相手でも集中力が切れれば厳しい結果が待っていることを学んだだろう。どちらのチームも、前節を教訓に良い試合をしたいところだ。ちなみに、両チームの対戦成績は鹿島の13勝1分1敗、カシマスタジアムでは負けたことがないそうだ。


以上
2011.08.27 Reported by 田中滋


ベンチ入りする岳である。
思い起こせば初出場も福岡戦であった。
連勝が止まったチームに活力を与えてくれるであろう。
また、興梠の怪我もだいぶ良くなったということで、活躍が期待できよう。
広島戦、甲府戦とすべての特典に絡んでおるが、ゴールは記録せなんだ。
福岡戦では得点というわかりやすい結果が欲しいところ。
楽しみにしておる。

日本サッカーに向上に物申したい

2011年08月27日 | Weblog
[鹿島]甲府戦の試合後会見でオリヴェイラ監督がJリーグの判定基準に苦言。「血を流してもがんばれと言うことと、 タフさとは違うと思います」
GELマガvol.19では、鹿島のオリヴェイラ監督が甲府戦の試合後会見の全文を配信いたしました。
ブロゴラでは、今回の会見の全文を無料で配信いたします。
■オズワルド・オリヴェイラ監督


――名古屋とガンバが勝って勝点差が12に開きました。この引き分けの価値は?
「1-0になっていましたし、自分たちがボールを保持しており、あの時間帯は2点目を取れる匂いがしていました。そのあと、自分たちのミスという部分を含め、相手が献身的に諦めない姿勢を見せて戦ったことでボールを奪い返し、カウンターを仕掛けて得点をしたわけです。自分たちが勝てた試合を、自分たちから手放してしまったことは明らかです。ただ、相手のメリットは讃えなくてはいけないし、自分たちも2点目を取れる時間帯は何度もチャンスがあったわけですから、それを決めていれば問題ありませんでした。いままではそれが入っていたのに、今日は入らなかったということに尽きます。あとは相手が努力をし続けたことに敬意を表さないといけないと思います」

――大迫選手の怪我の具合については?
「正直、いままでサッカーを長くやっていますが、こういう怪我を見たことがありません。初めて見る怪我です。ただ、不思議なのはフェアプレーということを訴えているわけですが、うちの選手は毎回怪我をしています。今回も縫う
ような怪我をしましたし、前節も縫うほどの怪我をしています。他の試合でも、鼻を骨折したり、フェリペ選手なんかはあばらのところにスパイクの跡がついています。それほどのことをされているにも関わらず、それを見ていない人が
いるというのが不思議で仕方ありません。このスタジアムの中でも、あるいは他のスタジアムでも、誰一人見ていないのかな、と。そういう報道、そういう指摘がないというのは不思議に思うところです。うちの選手が相手に悪質な怪
我を負わせたということは、5年間監督をやっていますけどたぶんないと思います。逆に、相手の悪質な姿勢を誰も言わない。見て見ぬ振りをしているということが、不思議で仕方ありません。今日の試合でも、前半10分までにサイドチェンジをするたびにアフターチャージに来ているのに、アフターチャージという認識を持ったのは後半の最後の方、もしくは中盤くらいからです。そういった悪質な、反スポーツ的な部分が随所にあって、それを誰も指摘せず、負けた、引き分けた、勝ったという結果しか見ていないのは寂しいことです。建設的な報道や伝え方があると思います。どういう怪我なのか、写真はありますけど、あとで個人的にお見せすることはできます。監督を長くやっていますけど、こんなところを怪我するのかとビックリするような場所です。接触が多いスポーツですので、接触から打撲をすることもあります。ただ、これが毎試合続いているということに関しては、皆さんも疑問に思いませんか。それがもう一つ不思議に思うことです。また、当然ながらその判定を下すものもいます。彼らが不思議に思わないことが、逆に僕は不思議です。考え難い怪我が今日起こってしまい、ビックリしています」

「2007年から監督に就任してやってきておりますが、日本サッカー全体はものすごいスピードで成長していると感じております。技術的な部分でも、だいぶ向上していますし、選手たちの能力もあがってきています。僕はサッカーの指導者をしています。ただ、日本の場合は、ラグビーというスポーツが、あるいはラグビーが混じっているような状況になっています。タフな選手を育てるということは一つのテーマとしてあることはわかります。ただ、タフな選手を育てるということと、悪質なやり方や蹴り方、アフターチャージ、後ろからの接触に関して、そうしたファウルを受けて血を流してもがんばれと言うことと、タフさとは違うと思います。ですので、立ち上がりの10分を見てもらえばわかると思いますが、うちの選手が負傷退場しなければいけない場面が何度もあります。サッカーのルールで、僕が知っている限り、立ち上がりの10分でイエローカードを出してはいけないというルールは無いと思います。逆に反紳士的な行為について撲滅しなければいけないと訴えているにも関わらず、それを見て見ぬ振りをしているということは、いったいどこにその姿勢は消えてしまったのでしょう。僕は批判をしているわけではなく、そういった部分を建設的に報道できないのか、と訴えたいと思います。タフさを持った選手を育てるのなら、どういった選手がタフなのか。相手にぶつけられ、肘打ちをされ、膝蹴りをされ、それで痛みを我慢することなのか。それは違うと思います。その違いの教育をもう少し改善していかないと、サッカーラグビーという新たなスポーツの誕生に繋がってしまうと思います」

――今年、レフリングの柱として、フットボールコンタクト、つまりサッカーにあっておかしくないコンタクトは流す、という方針でやっていると思いますが、そのレフリングの方針がこうしたラフなプレーと関連があると思いますか?
「サッカーというのは球技である。足でやる球技である、と。多少、足以外にも頭を使いますし、キーパーは手を使えますが、基本的には足でやるスポーツです。そこに丸いボールがあって、転がるという使い方があるわけです。しかし、どういう風にタフさを身につけるのかを間違ってはいけない。いちばんわかりやすいのは、アウェイのヴィッセル戦で柴崎選手が、ボールに対していこうとして、もう間に合わないという思いでスライディングをしにいった。そのときのヴィッセルの選手の動きを見てもらえればわかると思うのですが、一旦、スピードを出していく、でも、やっぱり間に合わないと思ってゆるめる。ただ、うちの柴崎選手がスライディングをしたところで、もう一回ものすごいスピードをあげて両足でタックルしにいく。で、うちの柴崎を骨折させているわけです。その悪質な行為というものが映像を通して見えているわけですし、試合を通しても見えているわけです。それを見えてないというのなら、技術的なものに達すると思うわけです。ただ、彼らも一生懸命向上しようと、研修会を開いて勉強しようとしていることは聞いています。なにがタフさなのか。ただ、倒れない。撲られても、蹴られても、ずっと立ち続けてボールに行けというのは、なにかおかしいと思います。いまの教育、いまの方針であれば、つねに毎試合怪我人が出るような荒い内容になってしまうと思います。そのまま代表選手となれば、他国と試合をしたとき、そうした行為は重い罰則を受けますし、長期の出場停止に繋がると思います。僕は、サッカーというのは、足技のテクニックを発揮して相手ゴールに到るスポーツだと思いますし、それがサッカーの美しさだと思います。選手たちには積極的にシュート、ドリブル、いろんなアイデアを出してみるということを言い続けています。球際のアグレッシブさは要求してますけど、上から悪質にやるようなやり方(スパイクするなどの行為)はまったく指示していません。どういう方向性で選手を育てるのか、全体で見直すべきだと思います。それが日本サッカーをもっと進歩させることに繋がるはずです。ですので、判定を下す者が、より良い方針や指導や勉強会で考えるべき部分があると思います。

最近、日本対アルゼンチン、日本対韓国の試合を観ましたけど、試合は勝ちましたし、特に韓国戦なんかは悪質なやり方でボールを奪ったりということもなく、サッカーという部分で3-0で勝ったわけです。アルゼンチン戦のときもそうでした。相手に怪我をさせて、血を流させるという行為は代表のなかにはまったく見られず、あれがサッカーの美しさであり、戦いながらゴールにむかっていくことです。それをJリーグのなかでも目指さなくてはいけないと思います。
悪質な、反紳士的な行為というものを罰するべきだし、撲滅するようにみんなで取り組まないといけないと思います。

僕は80年代からアジアで仕事をしていますが、正直、日本が韓国に対してあれだけ圧勝した試合は観たことがありません。あのときは本当にサッカーの美しさがありましたし、悪質な接触プレーもありませんでした。サッカーの美しさ
と醍醐味があり、相手陣内でプレスをかけ続けることを実践していました。サッカーをして勝ったという美しさがありました。では、タフな選手を育てるということで、なぜ怪我人が続出するような判定基準だったり、教育をしているのでしょうか。確かに、サッカーは男らしくとか、タフといったことを求められます。ただ、ひとつは選手生命に関わらない程度の接触というものを考えなければなりません。いまはなにをやってもいい状況にあります。そこを考え直すというか、見直すべきだと思います。今後の日本のサッカーにも影響を与えますし、みんなで良くしていく方向があると思います」


甲府戦後の監督インタビューである。
GELマガにて配信されておったが、田中氏・ブロゴラの厚意で公表されることとなった。
甲府戦で起こったことに関しては、まさにオリヴェイラ監督の申す通りと言えよう。
Jリーグをレベルの低いリーグと切り捨てることは簡単である。
しかしながら、日本代表がW杯に於いてベスト16に入り、アジア杯で優勝するような国のリーグとして考えるのであれば、もっともっと上を目指さねばならぬ。
ジャッジもプレイも高いレベルに上がってこそ、国を代表するナショナルチームの格も上がるというもの。
日本全体としてこの問題について考えて欲しい。

田代のゴールに期待

2011年08月27日 | Weblog
[鹿島]8ゴール目のFW田代選手「逆に不安です」
「(ゴール)2桁いきたいんですけどね」と甲府戦を前にゴールへの渇望を口にしていたFW田代選手。すると先日の甲府戦では、途中出場でありながら見事先制点をゲット。今季8点目とし、自身が目標とする2桁得点まであと2点。また、俄然チーム1の得点数もさることながら15試合で8得点。ぐんぐん“得点率”を上げています。
そんな田代選手に今季のゴールについて聞くと、「自分としてはやっぱりセンタリングからのゴールが得意なんですけど、今年はそういう形での得点がないので逆に不安ですね。甲府戦みたいなゴールも必要ですけど、センタリングからの得点がないと自分らしくない」「もっと試合に出なきゃいけない。20試合以上していて半分しか出ていない。怪我をしないということも目標にしないといけないし、そういうところから信頼を得ないといけない」と意外な答えのオンパレード。負傷に泣かされてきた印象の濃い今季、「連戦に出れていないぶん、走り切りたい」とすでに目は次節の福岡戦に向けられていました。
また、その相手・福岡は田代選手の故郷。「元気な姿を見せたかったんですけど、怪我していていけなかった」前回対戦時でしたが、今回はFW大迫選手に代わっての先発出場が濃厚。「(福岡は)小さい頃から育った場所だし、愛情はある。(アビスパ福岡は)昔から知っているチームだし、高校の時に練習に行ったこともある。選手は変わっているけど、小さい頃から憧れているチームとやれるのは楽しみ」と1度目は怪我で叶わなかった“故郷戦・第2ラウンド”を楽しみにしていました。

(鹿島担当 村本裕太)

チーム内得点王も出場機会に不満を持つ田代である。
田代は新人時も初出場で横浜Fマリノスの悪質なファールで負傷退場と、常に負傷に悩まされて来た。
それだけ相手から警戒される怖い存在なのである。
高さもさることながら足元もしっかりしており、相手DFにちょっとした隙が生まれようならば、あっという間にゴールを奪い取る力を持っておる。
大迫が負傷ということもあり、明日の福岡戦は田代にかかる期待は大きい。
生まれ故郷のクラブを恐怖のどん底に落とすのだ。
それが、育んでくれた福岡への恩返しとなろう。
田代のゴールが楽しみである。

レクリエーション・トレーニング

2011年08月26日 | Weblog
2011年08月26日(金)

16時より室内でのミーティング後、グラウンドでレクリエーション要素を取り入れた練習を実施しました。一部メンバーはシュート練習もしています。

レクリエーション要素のあるトレーニングでフィジカルとメンタルの両面で向上するチームである。
8月の無敗を賭け明後日は福岡に挑む。
最下位に沈むチームとはいえ、監督が交代し、手強くなっておると思われる。
ここは、気持ちを高めて戦わえばなるまい。
期待しておる。

シャルケ・篤人、途中出場

2011年08月26日 | Weblog
内田の途中出場に「ウシー」大合唱/欧州L
2011.8.26 10:47


HJKヘルシンキ戦の後半途中から出場し、パスを出すシャルケの内田(中央)=ゲルゼンキルヘン(共同)

 サッカー・欧州リーグ予選PO第2戦(25日、シャルケ6-1HJKヘルシンキ、ゲルゼンキルヘン)スタンドを埋めた5万人以上の地元ファンが、愛称「ウシー」の大合唱で内田をピッチに迎えた。5-1と大量リードを奪い、勝利が確実となった後半33分に登場。守備では相手のクロスを懸命にクリアし、積極的な攻撃参加も見せ、短時間ながら奮闘した。
 今季は新加入のヘガーに先発の座を奪われ、出場機会が減った。必死のアピールだったが「あまり考えずにやった。この時間帯に入って失点につながるのは良くないので」と、普段と変わらず淡々と振り返った。(共同)


EL予選プレーオフに途中出場したシャルケの篤人である。
レギュラーポジションは失っておるものの、地元のサポーターの心は掴んでおる様子。
心折れることなく努力し、また元気に躍動して欲しい。
活躍を楽しみにしておる。

大迫、U-22日本代表候補外れる

2011年08月26日 | Weblog
鹿島・大迫、U-22代表候補外れる
2011.8.26 05:01

 鹿島FW大迫がU-22代表候補メンバーから外れた。前日24日の甲府戦(中銀ス)で相手DFのスパイクが下腹部に当たり、両太もも付け根部分を裂傷。9針縫う傷を負った。縫合部が固まるまで安静が必要で、経過次第では追加招集される可能性もある。
(紙面から)

甲府の悪質なチャージは大迫の負傷はロンドン五輪を目指すU-22日本代表へも暗い影を落とした。
あのようなプレイが横行するのはジャッジの質が低いことから来るもの。
日本サッカーが前に進むためには、サッカー界全体で考慮する必要があろう。
また、大迫には治療に専念してもらい、また好調な姿を魅せて欲しいと願う。
大迫は日本サッカー界を背負って立つ逸材なのだから。

源、出場へ向けて汗を流す

2011年08月25日 | Weblog
2011年08月25日(木)

甲府戦にスタメン出場した選手たちは、ランニングや室内練習など、リカバリートレーニングを実施しました。その他のメンバーは、ミニゲームを行っています。

練習するサブ組である。
中央の源はそろそろ出場機会がありそうな予感がする。
西が出場停止になり、次節は新井場とアレックスがSBとなる。
シーズンも進み、カードの累積が心配となってくる時期である。
岩政も中田コもクリーンな守備をしており、CBとしてはカードが少ないが、それでも累積の可能性はある。
代役の第一候補は青木となろうが、源にも十分にチャンスがあろう。
練習でアピールをし、是非とも表舞台に登場して欲しいところ。
楽しみにしておる。

甲府戦レポート

2011年08月25日 | Weblog
【J1:第23節 甲府 vs 鹿島】レポート:甲府が鹿島から奪い取った勝点1は満足の「1」ではないが、期待と夢を繋ぐ「1」(11.08.25)
8月24日(水) 2011 J1リーグ戦 第23節
甲府 1 - 1 鹿島 (19:04/中銀スタ/11,959人)
得点者:61' 田代有三(鹿島)、74' 阿部吉朗(甲府)


6月15日のアウェイ鹿島戦(第15節 http://www.jsgoal.jp/game/2011/20110100010220110615.html )のときも「鹿島はスター揃いだなぁ」なんて思ってアップを見ていたが、ホーム・中銀スタジアムで見ても印象は同じ。カシマスタジアムでは、解説の林健太郎氏と「集中力がすごいよね」、「そうでしょ」なんて話をしたが、J1にいると鹿島のようなチームと山梨で試合が出来るのがやっぱりイイ。鹿島のレプリカジャージをネット通販で買いそうにはならなかったが、人気が全国区な理由はわかる。それだけすごいチームだから第15節で勝ったときはうれしかったし、「鹿島に連勝したらすごいなぁ」と不安ながらも夢を持ってキックオフを待った。

この日の甲府は浦和戦( http://www.jsgoal.jp/game/2011/20110100010120110820.html )よりもディフェンスラインが少し低かったように感じたが、立ち上がりから主導権は鹿島に明け渡した。お互いにボール回していても、甲府が足元パスと足元へのリターンかミスパスなのに対して、鹿島はクサビからワンタッチパスを有効に使って裏を狙ううまさがあった。ただ、某J1クラブから求愛されているという噂のダニエルが決定機を潰して鹿島のストライカーに最後の仕事をさせなかった。甲府に最初のチャンスがやってきたのは5分で、パウリーニョが裏を取ったときは記者席のテープルの下で足を動かして一緒にシュートを打ったが、決まらずゲームは膠着していく。ゴールの匂いが強かった鹿島は、29分に負傷し36分まで頑張った好調・大迫勇也が負傷交代する想定外もあったがチーム力は落ちない。リーグ戦で勝った次のゲームを4回連続で落としている甲府が5回目の屈辱にまみれそうな予感を抑えきれない前半だった。

ハーフタイム前から降り出した雨が本降りになった後半、「雨が甲府有利に働けば…」と願うしかなかった。メインスタンドのビキニのように小さい屋根の下にある記者席にも雨が吹き込んできて、ノートを濡らさずにメモを書くシステムを構築していたら試合はどんどん進み、攻撃が噛み合わない甲府に対して鹿島は天候に関係なくゴールの匂いを更に強くする。ミスで甲府を助ける場面も少なからずあったが、手数の多さで甲府の守備陣を疲れさせ、どんどん追い詰めていた。そして、61分に小笠原満男のミドルシュートのこぼれを田代有三が決めてついに均衡が崩れた。感情の均衡も崩れて、「勝った次のゲームでも3人くらいメンバーを代えないと甲府の渇望は足らないんじゃないか」、「ダニエルがいなかったら何点取られていたことか」などの不満が心の中から湧き出してきた。

でも、ピッチで戦っている選手は諦めていなかった。時間と共にそのことをどんどん感じるようになる。鹿島が試合を決める2点目を取り損ねていた面もあるが、甲府の選手はいい内容ではなかったが諦めないという気持ちがこれまでより明らかに強かった。これまでなら失点を重ねていたが、ギリギリのところで踏ん張っていた。まさに気持ちのサッカー。それが74分の阿部吉朗の同点ゴールに繋がった。序盤の9試合で3ゴールを挙げてレギュラーの座を不動にした阿部だが、その後の13試合ではゴールを決めることが出来ず、先発の座も明け渡した。そんな状況でも準備を怠らなかった。
「最初は(ハーフナー)マイクのこぼれを狙おうと思ってファーにいたら、(市川大祐がクロスを入れる瞬間)マイクがファーに来たから『一緒にいても(ゴールの)可能性はない』と思って空いたニアに入った。普段から市川選手とはどんなボールが欲しいのか話をしているので狙い通りのボールが来た。(最近ゴールがなかったが)やることをやっていればゴールは近いと思っていた」と試合後に話した阿部。市川の伝家の宝刀クロスと阿部の泥臭ゴールが耐えに耐えたチームを救った。2点目を取ることが出来なかったことは、それぞれの目標から遠ざかる結果だが、ダメージが大きいのは鹿島だろう。ただ、甲府としては鹿島という成熟したチームと2回戦って勝点4を手に出来たことは素晴らしい経験だし、素晴らしい対戦相手の存在に感謝したい。できれば、鹿島には第32節の大宮戦では大勝してほしい。

甲府はここ2試合で浦和、鹿島というビッグクラブ相手に勝点4をもぎ取った。前節なら先制ゴールに繋がった井澤惇の運任せのバックヘッドから積極性と流れを掴んで勝利を手にし、今節なら鹿島の攻撃に耐え、2点目を取り損ねているときに決めた阿部吉朗の同点ゴールで引分けと、ギリギリの戦いの中で少しずつ何かを掴んで勝点に繋げている。試合終了の笛が鳴った瞬間、鹿島の選手は膝に手を置いたが倒れ込んだのは甲府の選手。井澤惇は「最後は相当きつかった。でも出し惜しみしないで気持ちも体力も全部出した」と言う。鹿島のように成熟したチームではないが、青いチームなりの意地では対等以上に戦った。整列した選手の中で山本英臣は遠めに見ても特に消耗していることが明らかだった。佐久間悟監督が会見で「私がやっている守備の隊形は前からプレッシャーが掛かりにくいので、掛からない相手に支配される時間が長く、疲弊していく部分があった」と話したが、それでも諦めず手を抜くことなく選手は戦った。4-3-3にシステムを変えて選手がフィットすればピッチが上手く埋まると思うが、これはすぐには出来ない。次節の名古屋戦(8/28@豊田ス)もこの厳しい戦い方で勝って、その後の2週間で4-3-3をフィットさせることになるだろう。
今年度最初の会見では「J1では守りきれないと残留できない。だから三浦俊也監督を招へいした」という趣旨の話でスタートした甲府だが、残念ながらリーグワーストに近い失点で降格の危機。選手もサポーターも望んでいるのは4-3-3で攻撃的に戦うサッカーではないだろうか。ずいぶんと遠回りしてしまった。佐久間悟監督になって山形には敗れたが、浦和と鹿島との戦いで手にした勝点4とその戦い方の中に甲府に似合う服が見ているように思える。選手からは勝点3を取れなかったことを悔しがるコメントが多かったが、貴重な勝点1だと思う。この「1」にはサポーターの期待と夢を繋げる力もある。甲府はまだまだ戦える。


以上
2011.08.25 Reported by 松尾潤


鹿島をビッグクラブと称する甲府目線のレポートである。
確かに多くのタイトルを獲り、収入もJリーグとしては多い方ではあるが、いささかビッグクラブという表現には違和感がある。
陸の孤島に存在し、Jリーグ参加を99.9999%ダメと言われた過去が、そう思わせるのやも知れぬ。
圧倒的資金力で、強引に物事を進めるようなこともせぬし、謙虚に勝利を狙うだけのクラブと言えよう。
そのようなクラブがビッグクラブであろうはずもない。
その鹿島は、甲府から、今季は勝ち点1しか得ることが出来なかった。
まだまだ、謙虚さが足りなかったということであろう。
相手をリスペクトし、丁寧に弱点を突いていけば、違った結果だった可能性もある。
しかしながら、そうはならなんだ。
これが、歴史として刻まれたのである。
この甲府戦は過去となった。
次の試合はすぐに来る。
次節は勝利して、歴史を作っていきたい。
それが鹿島というクラブの使命である。

甲府戦コメント・報道

2011年08月25日 | Weblog
J1リーグ 第23節
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
勝利を逃した試合。2点を取れるような状況の中で、相手の勝負をあきらめない気持ちで同点にされた。その後は相手にも逆転できるチャンスがあった。2点目をこちらがきちんと取れば、これほど難しい試合にはならなかったと思う。前半は何度もエリア内に侵入できたが、相手は0--0で終わらすつもりだったのは明らかだった。残念だったのは、大迫が退かなければならない状況に追い込まれたこと。我々は全勝するしかない。次からもまた勝ち続ける気持ちを持ってやっていきたい。とても難しいが、全員で気持ちを強く持ってやればいい方向に向かうと思う。

【本山 雅志】
久々にサッカーをした。楽しかったからもっとやりたかった。トップ下でボールを受け、散らすということとボランチをカバーしろと指示を受けた。久しぶりの試合で結果を出したかった。帰ってしっかり練習をしたい。途中出場で300試合達成は、自分らしい。

【曽ヶ端 準】
雨は気にならなかった。(相手のシュートをセーブしたシーンは)ボールの勢いが無かったから。上のチームの事を気にしても仕方がない。自分たちが勝つしかない。6連勝できれば良かったけど、負けなかった事をプラスに考えたい。

【西 大伍】
連勝は途切れても、気持ちは切れていない。今日は前半から重くて、自分もチームもいけなかった。(失点シーンは)マークをはっきりさせれば良かった。頑張るところは、あそこだったと思う。累積で福岡戦に出られないので、次は全力で応援したい。


2011年08月24日(水)

本日行われたJ1第23節甲府戦は、1-1の引き分けに終わりました。

【J1:第23節 甲府 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.08.24)
8月24日(水) 2011 J1リーグ戦 第23節
甲府 1 - 1 鹿島 (19:04/中銀スタ/11,959人)
得点者:61' 田代有三(鹿島)、74' 阿部吉朗(甲府)


●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:この引分けをどう考えますか?
「1-0になっていたわけで、自分たちがボールを保持していて2点目を取れる匂いがしていてその中で、自分たちも含めて相手の諦めない姿勢がボールを奪ってカウンターから得点した。勝てた試合を自分たちから手放した。(連勝中と違うのは)明らかに何度もチャンスがあったのに今日は2点間が入らなかった。相手が努力をし続けたことに敬意を表さないといけないと思う」


以上

【J1:第23節 甲府 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(11.08.24)
●中田浩二選手(鹿島):
「甲府がしっかり守ったということ。でも、もう1点取れていればゲームは決まっていた。勝っている時はもう1点が取れていた。今日のような展開になると難しくなる。試合の入り方は悪くなかったし、ウチのペースで試合が出来ていた」

●西大伍選手(鹿島):
「隙を突いて点を取って、隙を突かれて点を取られた。(失点シーンは)僕がついていくのか、マークをハッキリすればよかった」


[ J1:第23節 甲府 vs 鹿島 ]

13試合得点のない興梠慎三(鹿島)。スピードを生かしたプレーで甲府の脅威となったが、この日もノーゴールで80分にタルタと途中交代となった。

[ J1:第23節 甲府 vs 鹿島 ]

6連勝を狙う鹿島は61分、小笠原満男のミドルシュートのこぼれ球を途中出場の田代有三がつめて先制に成功する。
写真は田代有三を祝福する鹿島の選手たち。


鹿島6連勝逃す…甲府とドロー/J1
<J1:甲府1-1鹿島>◇第23節◇24日◇中銀ス

 鹿島が甲府と引き分け、6連勝を逃した。0-0の後半16分、FW田代有三(29)が今季8点目となるゴールで先制。田代は「ゴールはよかったが、それ以外のプレーで貢献できなかった。勝ち点3に結びつかなくて残念」と振り返った。前半36分に好調だったU-22(22歳以下)日本代表FW大迫勇也(21)が左内転裂傷で交代。2針縫うけがで全治約1週間と診断された。オリベイラ監督も「サッカーの指導者を長く続けてきたが、今まで見たことがないけが」と嘆く痛い離脱。首位との勝ち点差最大18差を5連勝で10差まで詰めた鹿島だったが、この日、G大阪が勝ち、差は12に広がった。
 [2011年8月25日9時0分 紙面から]



後半、ゴールを決め、歓喜する鹿島FW田代(撮影・中島郁夫)



連勝が途切れ、肩を落とし引き揚げる小笠原(左)ら鹿島イレブン=中銀スタ


前半、競り合う鹿島・小笠原(右)と甲府・ハーフナー=中銀スタ


大迫9針縫う裂傷 怒りの指揮官「格闘技か!」
J1第23節 鹿島1―1甲府 (8月24日 中銀スタ)


<甲府・鹿島>興奮した表情で記者会見する鹿島・オリヴェイラ監督
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 鹿島のオリヴェイラ監督が甲府のラフプレーに怒りを爆発させた。前半30分の接触プレーで、U―22日本代表FW大迫が両足付け根を裂傷。一度はプレーを続けようとしたが「すれて痛くてできなかった」と前半36分に途中交代して計9針を縫った。

 今季は柴崎の右第4中足骨骨折、中田の左目上裂傷など負傷者が続出しており、指揮官は試合後の会見で大迫の患部の写真を公開して激怒。「こんなケガを見たのは初めて。日本のサッカーには格闘技が交じっている」とまくし立てた。

 試合は後半16分に田代の今季8点目で先制したが、後半29分に失点。後半35分から途中出場してJ1通算300試合出場を達成した本山の奮闘も実らず、J2降格圏の16位に沈む甲府に痛恨ドローを喫して、連勝は5で止まった。残り11試合で首位G大阪との勝ち点差は12に開き、2季ぶりの優勝は極めて厳しい状況だ。後味の悪い試合となったが、大迫は痛みさえ引けば次節28日の福岡戦に出場できる見通し。中田は「悲観する内容ではなかった。連勝が止まった後が大事」と必死に前を向いた。



[ 2011年8月25日 06:00 ]

オリヴェイラ監督、大迫の左足つけ根負傷に激怒…鹿島
 ◆J1第23節 甲府1―1鹿島(24日・山梨中銀スタジアム) 鹿島のオリヴェイラ監督が試合後、公式会見で怒りの行動に出た。質疑応答が終わると、担当記者を呼び寄せ、FW大迫の負傷部位を写した写真を公開。左太もものつけ根2か所がぱっくり割れ、最終的には計9針縫った深い傷が鮮明に写されていた。「毎試合、骨折や縫う選手がいる。今まで長くサッカーをやってきて、こんな傷は見たことがない」と吐き捨てた。

 前半29分、大迫がスライディングでルーズボールを拾いにいった際、相手DFのスパイクの裏側が下腹部に入った。同36分に「痛くてできなかった」とうずくまり、交代。6月にはMF柴崎が悪質なタックルで足を骨折し、前節の広島戦(20日)でもDF中田が左目上を縫う裂傷を負った。大迫は幸いにも重症ではないが、同監督は「ラグビーと格闘技が交じっている。サッカーラグビーという新たなスポーツが誕生してしまう」と怒りをあらわにした。

(2011年8月25日06時01分 スポーツ報知)

大迫について、ニッカンでは全治1週間とあるが、痛みさえ引けば次節に出場可能と報じるスポニチである。
不幸中の幸いというところか。
連勝は止まったが、次戦からまた積み重ねていくことが肝要と言えよう。
短い時間を有効に使い、次へ備えて欲しい。

山形・川島、PKキッカーを担う

2011年08月25日 | Weblog
[ J1:第23節 山形 vs 清水 ]

1-1で迎えた試合終了間際、山形はPKを獲得。キッカーは川島大地。果たしてゴールなるか!? 

[ J1:第23節 山形 vs 清水 ]

川島大地のPKは惜しくもGKにセーブされ、逆転とはならず。
試合は結局、1-1の引き分けで終了。勝点1を分け合う結果となった。


試合終了間際に裏の飛び出しPKを得た川島である。
惜しくも逆転となるPKは読まれてしまったが、これも良い経験となろう。
川島のドリブルは確実に武器となっておる。
山形で成長を続ける川島に注目である。

大迫、9針を縫う裂傷

2011年08月24日 | Weblog
大迫負傷に怒りのオリベイラ監督「ラグビーと格闘技がまざっている」
J1第23節 鹿島1―1甲府 (8月24日 中銀スタ)

 鹿島はU―22(22歳以下)日本代表の大迫が前半36分に負傷交代した。相手のタックルを受けて両脚の付け根を合計9針も縫う裂傷を負い、オリベイラ監督は「こんなけがは見たことがない。日本のサッカーにはラグビーと格闘技がまざっている」と試合後の会見で怒りをあらわにした。

 チームの連勝も5で止まり、監督は「勝てた試合を自分たちで手放してしまった」と不機嫌だった。

[ 2011年8月24日 22:52 ]

負傷退場した大迫は9針も縫う裂傷だったとのこと。
これには怒り心頭である。
ジャッジ的にはノーファールであったが、明らかに悪質であり、カードの対象であったと言えよう。
ここは主審の見逃しも含めJリーグの未熟さを感じたところである。
チームも痛いが、好調であった大迫本人はもっと痛い。
日本サッカーの成熟のため、向上を促したい。

大迫、昔の感覚を思い出す

2011年08月24日 | Weblog
[鹿島]絶好調のFW大迫選手「昔の感覚を思い出しました」
 前節、広島に快勝し破竹の5連勝。いつしかの奇跡を思い浮かべているファンもさぞ多いのではないでしょうか。「いまは負ける気がしない」(遠藤選手)のも手応えと自信を掴んでいる証拠なのでしょう。
 さて、この5連勝を支えている男と言えば、なんといっても絶好調のFW大迫選手。確実に結果を残し、チームを牽引しているその姿は、もはや「第87回全国高等学校サッカー選手権大会」で鹿児島城西高校を準優勝へと導いた時の“怪物ぶり”を自然と想起させるもの。“超高校級”と呼ばれ、いまだ破られていない「1大会最多得点記録の樹立。多くのサッカーファンを席巻したあの衝撃から3年、いよいよプロの世界でも「半端ねえなんて声が聞こえてきそう。
23日の今日、そんな高校時代のプレーに話がのぼると、
「昔(高校の時)の感覚を思い出しました」
そう話してくれた大迫選手。そういえば……。
 第21節の仙台戦。2つのPK獲得に絡み、ほぼ自身の得点ともいえるMFフェリペ選手の決勝PKをアシスト未遂したあと、その活躍ぶりを問われた大迫選手は、「自分の持ち味は仕掛けだと思う。仕掛けていこうと思った。(中田)浩二さんのアドバイスが大きかった。『失ってもいいから』という思い切りが出た」と話していました。
 結果、第9節のC大阪戦では強烈な無回転ミドルでのゴラッソに加え、驚異的なドリブル突破からMF増田選手の決勝点をアシスト。続く前節の広島戦でも、絶妙なポストプレーでMF野沢選手の追加点をアシストし、終始エースの風格漂う圧巻のプレーを披露してくれました。
 ただ、それでも広島戦に限っては「(シュート)4は少ないッスね……。5か6は撃ちたい」と本人は意外にも反省しきり。アシストよりもノーゴールに終わったことを悔やんでいました。
 このゴールへの飽くなき貪欲さこそ“昔の感覚”なのだと、大迫選手の言葉を聞いてそう思いました。

(鹿島担当 村本裕太)

絶好調の大迫にスポットが当たっておる。
中田コのアドバイスで、昔の感覚を取り戻し、攻撃の核となっておる。
しかしながら、広島戦では無得点に終え、シュート数も少なかったと悔やんでおる。
FWとしてゴールという結果は最も重要なファクターである。
大迫も得点にこだわり、相手に更に脅威を与える存在となって欲しい。
大迫がゴールを量産するストライカーとなれば、チームの勢いは更に増すであろう。
期待しておる。