鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

水戸戦コメント・報道

2015年10月15日 | Weblog
第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦


鹿島アントラーズ:石井 正忠
スタジアムまで来てくれたファン、サポーター、テレビの前で次に進むと応援してくれたファン、サポーターに、負けてしまって申し訳ないと言いたい。選手たちは勇気を持って120分、そしてPKを戦ってくれたが、監督である私の勇気のなさで負けてしまい、申し訳なく思う。天皇杯は終わってしまったが、チームは次に向かって切り替えて、リーグ戦、ナビスコカップを戦っていきたい。

Q 勇気のなさとは?
A メンバー選考のところから、交代枠を1人使わなかった部分。このままのメンバーで勝ちきれると思ったが、最後までいってしまった。チャンスは作っていたのだが、交代が遅れてしまった。

Q 三冠へのチャレンジが終わってしまったが。
A アントラーズは常にすべてのタイトルを獲ることを求められている。天皇杯も当然優勝を目指していた。早い段階で敗退してしまったのは私自身の問題。選手たちはタフに戦ってくれた。

Q 若い選手に求めていることは?
A 試合前のミーティングでは、今やっている守備と攻撃の部分は守りながら、チームのためにハードワークすること、若い選手が自分の持っている力を100%出せるように、周りがサポートしてほしいと伝えた。若い選手は思い切ったプレーが特長。それが実際のゲームでどれだけ出せるか見せてほしいと伝えていた。

Q 試合後サポーターの前まであいさつに行ったが。
A 今回の敗戦の批判は僕自身が受けなくてはいけないものだと思い、行きました。



【本山 雅志】
PK失敗は技術的なミスだった。PK戦でもリズムがあるし、それを作れなかったのは自分の責任。申し訳ない。全タイトルを目指していた中、その可能性を絶ってしまったことが申し訳ない。

【梅鉢 貴秀】
120分間の中で、自分たちが落ち着く時間帯を作れなかったことが敗因だと思う。ペースを自分たちに持っていく方法はいろいろあるけど、単調になってしまった。陣形が間延びしていた中で、うまくコントロールできなかった。

【鈴木 隆雅】
悔しい気持ちでいっぱい。相手が前線からプレスをかけてきて、自分たちはロングボールが多くなった。もう少し、サイドでパスを受けて、ピッチの幅を使えれば良かった。

天皇杯3回戦水戸戦


本日行われた天皇杯 3回戦 水戸戦はPK戦の末、負けを喫しました。

天皇杯 3回戦
2015年10月14日(水)19:00KO カシマ

[ 石井 正忠監督 ]
はじめに、今日も(県立)カシマ(サッカー)スタジアムに観戦に来ていただいているファン、サポーターの皆さん、あとはテレビの前でアントラーズが次に進むと応援してくれていたファン、サポーターの皆さんに、負けてしまったので申し訳ないと思っています。選手も勇気を持って120分間戦ってくれましたけども、監督である私の勇気のなさで負けてしまったということで、本当に申し訳なく思うと選手には伝えました。トーナメント戦なので、当然天皇杯はここで終わってしまいますけど、チームはもう次に切り替えてやらなければいけないので、リーグ戦、あと残されている(Jリーグヤマザキ)ナビスコカップに切り替えてやっていきたいと思います。

天皇杯 3回戦
2015年10月14日(水)19:00KO カシマ

[ 本山 雅志 ]
相手をゼロには抑えられたけど、点が取れなくてPKを外してしまった。疲れと技術的なミスです。申し訳ないなと思います。PKもリズムが大事だと思うんで、それを作れなかったのは僕の責任だし、申し訳なかったと思います。しっかり(パスを)つないでゲームはコントロールできたと思います。なかなか点が入らなかったので、そこは残念。本当に、ボランチだったんでもうちょっと気の利いたパスを前の方に供給してあげて、リズムを作ってあげられたらな、とは思いました。

[ 遠藤 康 ]
細かいけど一つ一つのパスがみんな雑で、もらった方も困っちゃうようなパス、逃げのパスばかりで、これじゃサッカーにならないな、とずっと感じていました。右(サイド)にボールが来たら落ち着かせようと努力したんですけど、なかなかうまく収まり切らず、何回かチャンスは作ったんですけど、決定機までは作れなかった。自分も含めて反省したいな、と思いました。また、次はリーグ戦があるので切り替えてやっていきたいなと思います。

茨城ダービーはPK決着、水戸が鹿島に初勝利!GK笠原が止めて4回戦へ
15/10/14 22:07

[10.14 天皇杯3回戦 鹿島0-0(PK2-3)水戸 カシマ]

 水戸ホーリーホックが鹿島アントラーズを0-0から突入したPK戦を3-2で下した。公式戦では8年ぶり3度目となった「茨城ダービー」。水戸が初の下剋上に成功した。

「粘り強く戦ってくれた。ピンチもあったが、全員が体を張ってくれた」。平静を装う西ヶ谷隆之監督だが、自然と白い歯がこぼれる。GK笠原昂史は「素直にうれしい。リーグ戦に繋げたい」と充実の汗をぬぐった。

 意地と意地のぶつかり合いは、120分で決着が付かず、勝敗の行方はPK戦にゆだねられることになった。しかし、PKスポットの足場が悪かった影響もあり、先攻の水戸1人目FW馬場賢治が枠上に大きく外してしまう。また、鹿島の1人目MF本山雅志もクロスバーに当ててしまった。

 その後は水戸が4人目まで成功。そして鹿島の4人目、MF山村和也が枠上に失敗。ただ、決めれば勝利が決まる水戸5人目のMF船谷圭祐のシュートは、GK佐藤昭大に完璧に止められてしまった。

 しかしここでヒーローの誕生だ。鹿島の5人目はMF梅鉢貴秀。「(PK戦は)全員が決めてくれると信じて、思い切って飛ぼうと思った」。ボールは水戸GK笠原昂史の胸の中に収まった。

 公式戦で初めて鹿島を下した水戸の4回戦進出は4大会ぶり。16強の抽選会は10月22日に行われる。

【天皇杯3回戦】水戸が鹿島をPK戦の末に撃破! 町田の快進撃はさらに続く!
サッカーダイジェストWeb編集部
2015年10月14日


川崎は大久保の先制ゴールなどで快勝!

 天皇杯全日本サッカー選手権大会の3回戦の11試合が10月14日、各地で開催された。

 3日前にMIOびわこ滋賀との再試合を制して勝ち上がった横浜は、J2の大分と対戦。2回戦に続き延長戦に突入する苦しい展開となったが、延長前半の99分に伊藤が決勝点を決め、4回戦にコマを進めた。

 快進撃を続けるJ3の町田は、J2で3位の福岡と対戦。この日もここまでの勢いは止まらず、50分にDFのペ・デウォンのゴールで先制すると、65分には久木野の追加点で2-0と快勝した。同じく2回戦で清水を破って勝ち上がったJ3の藤枝は、この3回戦でもJ1の山形と対戦。23分に大石のゴールで先制したものの、後半に逆転を許し、J1連破はならなかった。

 カシマスタジアムで行なわれた茨城ダービーの鹿島対水戸の一戦は、ともに譲らぬ熱戦となりPK戦に突入。これを3-2で制した水戸が4回戦進出を決めた。鹿島は昨年の初戦敗退に続く早期敗退となってしまった。

 その他、川崎は大久保の先制点をはじめ3点を奪って京都に快勝。神戸は渡邉のゴールで千葉の挑戦を退けた。仙台と大宮の対戦は、PK戦を4-3で制した仙台が4回戦に駒を進めた。一方新潟はJ2の徳島を相手に先制を許し、いったんはレオ・シルバの同点弾で追いついたものの、その3分後に長谷川に勝ち越し点を許し万事休す。徳島が新潟に競り勝った。

 4回戦の組み合わせ抽選会は10月22日に開催。10月10日に湘南を破った松本を含む、3回戦を勝ち抜いた12チームに、G大阪、柏、浦和、FC東京の4チームを加えた16チームの激突が始まる。

 天皇杯3回戦の結果は以下のとおり。

天皇杯3回戦

横浜 1-0 大分
水戸 0(3PK2)0 鹿島
甲府 1-0 愛媛
鳥栖 0(2PK1)0 札幌
徳島 2-1 新潟
山形 2-1 藤枝
広島 1-0 熊本
町田 2-0 福岡
仙台 0(4PK3)0大宮
川崎 3-0 京都
神戸 1-0 千葉


【水戸 0(3PK2)0 鹿島】鹿島は杉本ら出場機会の少ない選手も起用されたが、ゴールを奪い切れず、昨年に続き早期敗退となってしまった。写真:徳原隆元

鹿島3冠消えた「勇気なく」J2水戸に屈辱PK負け
[2015年10月14日22時49分]

<天皇杯:鹿島0-0(PK2-3)水戸>◇3回戦◇14日◇カシマ

 鹿島がJ2水戸に敗れ、今季の3冠が消えた。

 3日前のナビスコ杯準決勝第2戦(神戸戦)から先発10人を入れ替え、若手中心で臨んだが120分間ノーゴール。PK戦では2人目のMF遠藤、3人目のFWダビが決めた一方で1人目のMF本山、4人目のMF山村、5人目のMF梅鉢が失敗した。

 優勝4度を誇るクラブが3回戦敗退。初戦の2回戦でJFLソニー仙台にPK戦で敗れた昨年度に続く屈辱となった。

 公式戦では8年ぶり3度目の茨城ダービーで初めて水戸に負けた。石井正忠監督(48)は交代枠を1つ残した采配を悔やみ「サポーターの皆さまに申し訳ない。(交代は)そのまま続けた方が勝ち切れると思った。選手は120分間よく戦ってくれたが、私に勇気がなかった。私の問題」と責任を背負い込んでいた。

鹿島3冠消滅 茨城ダービーJ2水戸にPK負け
[2015年10月15日7時3分 紙面から]

<天皇杯:鹿島0-0(PK2-3)水戸>◇3回戦◇14日◇カシマ

 鹿島はJ2水戸にPK戦で敗れ、3冠が消滅した。

 3日前のナビスコ杯準決勝第2戦から先発10人を入れ替え。若手中心に戦って120分間ノーゴールに終わり、PK戦では3人が失敗した。優勝4度を誇るクラブが初戦の2回戦で敗れた昨年度に続く早期敗退。8年ぶり3度目の茨城ダービーで水戸に初めて負けた。

鹿島、若手中心で水戸に敗れる…石井監督「判断遅れた」/天皇杯
 天皇杯全日本選手権第8日(14日、鹿島0-0=2PK3水戸、カシマ)若手中心で臨んだ鹿島は、経験不足を露呈して水戸に不覚を取った。序盤からミスが続出し、流れを変えるプレーもなく無得点。23歳の梅鉢は「ペースのつくり方はいろいろあったと思うが、単調になってしまった」と肩を落とした。

 ベンチには主力を温存していたが、交代枠を使い切らなかった。石井監督は「このままのメンバーで勝てると思い、判断が遅れてしまった。私の勇気のなさで負けた」と話した。(共同)

鹿島 格下に不覚…今季3冠消滅 指揮官交代枠1つ残し後悔
天皇杯3回戦 鹿島0―0(PK2―3)水戸 (10月14日 カシマ)

 鹿島はPK戦の末、格下のJ2水戸に敗れ3冠の可能性が消滅した。3―2で迎えた5人目・MF梅鉢のシュートが相手GKに阻まれた。

 11日の神戸とのナビスコ杯準決勝第2戦から先発10人を入れ替えて臨んだ一戦。拙攻で無得点に終わり、石井監督は「監督の勇気のなさで負けてしまい申し訳ない。交代枠を1つ使わなかった。勝ちきれると思ったが、最後までいってしまった」と声を落とした。
[ 2015年10月15日 05:30 ]

【鹿島】主力温存が裏目、J2水戸にPKの末敗れる波乱
2015年10月14日23時22分 スポーツ報知

 ◆第95回天皇杯 ▽3回戦 鹿島0(PK2-3)0水戸(14日、カシマサッカースタジアム)

 天皇杯3回戦が14日、各地で行われ、Jリーグ発足後、最多4度の優勝を数える鹿島がJ2水戸に敗れる波乱が起きた。0―0で突入したPK戦で2人しか決められず(本山×遠藤〇ダヴィ〇山村×梅鉢×)、2―3で敗れた。石井正忠監督は「監督の勇気のなさ、判断のところで負けてしまって申し訳ないと、(ロッカーで)選手に言いました」と交代枠1つを残したまま敗れた試合を振り返り、試合後はサポーターが集まるスタンド下で頭を下げた。

 前試合のナビスコ杯神戸戦(11日)から、先発10人を入れ替えて臨んだ。ナビスコ杯準決勝、リーグ戦と合わせ、週2試合の日程が続くため、主力選手の疲労を考慮した采配だった。試合は前半からFWダヴィ、MF本山らが決定機を作ったが、水戸GK笠原の好守などでネットを揺らすことができず、後半からは水戸にチャンスを作られる場面もあった。

 後半34分までに2人を交代させたが、体力的にきつくなる終盤、延長戦に入っても最後の交代枠は使わなかった。同監督は「使わなかったのは当然、このメンバーでも勝ちきれると思ったから。でも、(交代が)遅れてしまった」と説明。「こういう早い段階での負け。私自身の問題で判断だとか、そういう部分。選手に(敗因は)何もないです」と責任をかぶるように話した。


勇気がなかったと語る石井監督である。
メンバー選考と交代について自分の非を認めておる。
ここは潔い。
日本人監督ならではの部分ではなかろうか。
ただ、過密日程と負傷者の状況から、こうならざるを得なかった部分も理解は出来る。
大きな代償ではあるが、リーグ戦への集中と気持ちを切り替えるところ。
柏戦では勝利を掴み取ろうではないか。
信じておる。