鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

日本代表・大迫勇也、欧州へ向け出発

2013年11月11日 | Weblog
サッカー日本代表、オランダ&ベルギー戦へ向け出発

出発する大迫(手前)、柿谷=千葉・成田空港(撮影・山田俊介)

 サッカーの日本代表は11日、ベルギーで行われるオランダ、ベルギー両代表との国際親善試合に向けて成田空港から出発した。柿谷(C大阪)ら国内組はヘルシンキ経由で遠征し、欧州組の本田(CSKAモスクワ)らは現地で合流する。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング44位の日本は12日に全体練習を始め、16日にベルギーのゲンクで同8位のオランダと対戦。ブリュッセルに移った後、19日(日本時間20日)に同5位のベルギーと戦う。(共同)



出発する大迫ら=千葉・成田空港(撮影・山田俊介)


出発する権田(左)大迫=千葉・成田空港(撮影・山田俊介)


成田を出発した日本代表の大迫である。
スーツ姿も板につき、一つステップアップといった感じと言えよう。
是非ともオランダとベルギーの試合に出場し、結果を出して欲しいところ。
楽しみにしておる。

日本代表・大迫勇也、新ユニフォームをお披露目

2013年11月11日 | Weblog
柿谷、遠藤ら国内組10選手が新ユニフォームを披露
13/11/11 14:51

 日本サッカー協会は11日、来年6月に開催されるブラジルW杯で日本代表が着用するホーム用の新ユニフォームを発表し、この日、成田市内で行われた記者発表にベルギー出発前のアルベルト・ザッケローニ監督、MF遠藤保仁(G大阪)ら国内組10選手が出席した。


9月以来の代表復帰となったFW大迫勇也


ブラジルW杯に向けた新ユニフォームを披露する日本代表の大迫である。
背番号は18を背負う様子。
東アジア杯では21番、9月の親善マッチでは20番と定まらぬ番号を背負っておるのは、代表では新参者の扱い故であろうか。
この欧州遠征にて実績を積み上げ、確固たるレギュラーナンバーを5月に頂戴できるよう尽力してきて欲しいところ。
それほど国民の大迫にかける期待は大きいのである。
日本を代表し、ベルギーとオランダという屈指の強豪と渡り合ってくるのだ。
大迫の躍動を楽しみにしておる。

湘南戦レビュー

2013年11月11日 | Weblog
【J1:第31節 湘南 vs 鹿島】レポート:アディショナルタイムのドラマ。湘南が一度は追いつくも鹿島が覆し、勝点3を奪取。(13.11.11)
11月10日(日) 2013 J1リーグ戦 第31節
湘南 1 - 2 鹿島 (13:04/BMWス/11,736人)
得点者:37' 小笠原満男(鹿島)、90'+1 遠藤航(湘南)、90'+2 大迫勇也(鹿島)

先制の場面は37分、不意に訪れた。ペナルティエリアの手前で得たフリーキックを小笠原満男が自らセットし、素早く、そして鮮やかに仕留めてみせた。湘南にとってはファウルが重なった時間帯でもあり、ほんのわずか、どこかに隙が生じたかもしれない。

1万1千を超える声援を受け、両者の戦いは立ち上がりから熱を帯びていた。ことに湘南は大槻周平や梶川諒太、中川寛斗といったフレッシュな面々の躍動もあり、流れを引き寄せんとしていた。人数をかけて攻め入るホームチームに対し、一方の鹿島もカウンターを足掛かりに次第にゴールへと近づいていく。小笠原による先制点は、そんな互いの主導権争いに楔を打ち込む一撃となった。

30分を過ぎた頃、岩尾憲が2枚目のカードを提示されて10人となった湘南は、しかし以降も数的不利を感じさせず、自分たちらしい戦いを示していた。この日は4バックでスタートしたが、後半に入り3バックへシフトし、さらに重心を前に傾けていく。「10人とは思えないぐらいみんながハードワークしてくれた」と大野和成が振り返ったように、ワイドにポジションを移した菊池大介や亀川諒史然り、攻守に足を止めずゴールを目指した。

島村毅の投入に伴い遠藤航がボランチに上がると、永木亮太とともにボール奪取のシーンが増した。鎌田翔雅をはじめ、読みを利かせた粘り強い守備を背景に、チャンスを築いていく。途中出場のステボは前線で体を張り、古橋達弥は間で受けてはテンポを促した。

そうしてスコアが動くのは、90分を回ってからのことだった。GKアレックス サンターナもセットプレーに加わるなどゴールへの執念が溢れていた湘南は、リスタートからチャンスを得る。右サイドの菊池がクロスを送り、ゴール前に駆け上がった遠藤が右足を振り抜く。それまで決定機を阻んでいたGK曽ヶ端準の手も届かない。

鹿島のトニーニョ セレーゾ監督は振り返っている。
「我々よりも1人少ないなか、相手は運動量を上げ、勇敢に戦っていた。10人になったときも素晴らしいサッカーをやっていた。同点に追いついたところは彼らの実力だと思う」
引き分けで終わったとしてもおかしくない試合だったと、指揮官が触れた試合を、しかしそのまま終わらせなかったのは、チームの得点王だった。同点に追いつかれた直後、キックオフから瞬く間にゴール前へとボールが渡る。「入れるしかないと思っていた」そう振り返る大迫勇也は、冷静に最後の仕事を仕上げたのだった。

湘南の曹貴裁監督は、「際どい勝負の試合経験にまだまだ欠けている」と自分たちに矢印を向けたうえで、こうも語った。
「行くときと行かないとき、またパスやシュート、ドリブルといった選手たちの判断は、10人になったあとも非常に研ぎ澄まされていた。半年前の100%が、いまは50%ぐらいになっている、それぐらいの試合ができたと思っています」

鹿島は優勝争いに踏みとどまり、かたや湘南は厳しい状況となったが、次へ臨む姿勢は変わるまい。残り3試合、勝点3を追い求める戦いはそれぞれに等しく続いていく。

以上

2013.11.11 Reported by 隈元大吾


鹿島が優勝争いに踏みとどまったこの試合を振り返る湘南番の隈元氏である。
せめて勝ち点1でもと思われたアディショナルタイムの同点弾を丁寧に書き連ねておる。
ここで、この夢を打ち砕いた大迫のゴールに至る経緯をこと細やかに書き連ねて欲しかったところ。
JSportsの中継が酷いものであり、カメラが切り替わった瞬間に大迫はゴール前でシュートを打つところであった。
このレポートでは「瞬く間にゴール前へとボールが渡る」とだけ記されており、どの選手がどのサイドに蹴ったのかすらわからぬ。
その経過を楽しめたのは現地へ行った者のみという考えに同意せぬことでもないが、ディレクターがもう少しサッカーという球技に精通しておれば、問題のなかったカメラワークであるだけに残念としか言いようがない。
このシーン以外にも、無理やり選手のバストショットを映し、試合展開を読めなくさせてしまっておった。
不勉強この上ないJSportsの担当者には悪意すら感じさせられた。
こういう部分の進歩も日本サッカーが向上するためには必要なこと。
精進を望みたい。

湘南戦報道

2013年11月11日 | Weblog
鹿島大迫劇弾 逆転Vに望み/第31節

後半ロスタイム、ゴールを決め、手を広げて喜ぶ鹿島FW大迫(撮影・神戸崇利)

<J1:湘南1-2鹿島>◇第31節◇10日◇BMWス

 鹿島がアウェーで勝利し、逆転優勝に望みをつないだ。前半37分、ゴール前でファウルを受けたMF小笠原満男(34)が、FKを直接決めて先制した。

 だが後半ロスタイム。湘南はゴール前のこぼれ球に反応したDF遠藤航(20)がボレーを決めて、土壇場で同点に追いついた。しかしその直後、鹿島は日本代表FW大迫勇也(23)がゴール前で冷静に流し込み、歓喜に沸く湘南を黙らせた。

 湘南はDFハン・グギョン(23)ら主力3人が出場停止の中、前半34分にはMF岩尾憲(25)が2枚目の警告を受け退場。数的不利の状況の中で健闘したが、あと1歩及ばなかった。
 [2013年11月10日17時36分]

【鹿島】大迫「取り返さないと」/J1

後半ロスタイム、ゴールを決め喜ぶ鹿島FW大迫(撮影・神戸崇利)

<J1:湘南1-2鹿島>◇第31節◇10日◇BMWス

 試合終了間際の攻防を制し、逆転優勝へ望みをつないだ。前半37分。MF小笠原満男(34)がペナルティーエリア前でファウルを受けると、自らのFKで鮮やかにゴールネットを揺らし先制した。

 だが追加点を奪えぬまま後半ロスタイムに同点弾を許し、引き分けに終わるかと思われたが、直後にDF西大伍(26)のロングパスをMF遠藤康(25)がつなぎ、最後は日本代表FW大迫勇也(23)が冷静に流し込んで勝負あり。

 前半34分に退場者を出した湘南に対し攻めあぐねたが、勝ち点3を手にした。決勝ゴールを挙げた大迫は「(2点目を)取り返さないと勝てないので、得点できたことはよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 [2013年11月10日21時8分]

鹿島大迫ロスタイムV弾 今季18点/J1
<J1:湘南1-2鹿島>◇第31節◇10日◇BMWス

 歓喜する湘南スタンドを、一瞬で黙らせた。後半ロスタイムに同点とされた直後、鹿島の日本代表FW大迫勇也(23)がゴール前左でパスを受ける。冷静に相手DFをかわすと、狙いすまして逆サイドに流し込んだ。駆けだしながら両拳を握りしめ、静まる相手スタンドの前で仲間と歓喜に浸った。

 前半に先制後、追加点を奪えずに失点。嫌な展開も「ラスト1プレーで決めるしかないと思っていた」と、最後まで得点への意識を切らさなかった。これで昨季の倍となる18得点。クラブ史上初の1シーズン2度目の4戦連発を達成した。

 冷静さが光った。中学時代にMFからFWに抜てきされると、年上の選手と1対1を続け、負けん気の強さで技術を磨いてきた。プロ5年目の今年は代表入りを機に精神的余裕が生まれ、勝負どころで結果を残してきた。この日も、勝ち星を落とせば優勝が遠のく瀬戸際で、冷静さを失わずチームを救った。

 今日11日に欧州遠征に出発する。「(代表は)また違うからね。相手のレベルも高いし、ゴール前で集中して取り組みたい」。欧州の舞台で飛躍する準備は、整った。【桑原亮】
 [2013年11月11日6時56分 紙面から]


鹿島・大迫劇弾!シーズン2度目の4戦連発はクラブ史上初

終了間際に決勝点を挙げ、ガッツポーズの大迫。日本代表の欧州遠征へ弾みをつけた

 J1第31節(10日、湘南1-2鹿島、BMWス)4位鹿島は湘南に2-1で勝利。後半ロスタイムに追いつかれた直後、日本代表FW大迫勇也(23)が決勝点を決め、勝ち点を56とした。首位の横浜Mは名古屋に敗れ、勝ち点59のまま。2位浦和、3位広島はともに引き分けて同58と57。首位から4位まで勝ち点3差の大混戦だ。磐田は鳥栖に敗れ、16位以下が確定して初のJ2降格が決まった。C大阪は同FW柿谷曜一朗(23)の決勝点でFC東京を下した。日本代表は11日、欧州遠征へ出発する。


湘南-鹿島 試合終了間際、決勝ゴールを決め、チームメートと喜ぶ鹿島・大迫(右から2人目)=BMWスタジアム

 劇的な幕切れだった。後半ロスタイムに同点にされた約40秒後。鹿島は喜びに沸く湘南の一瞬の隙をついた。DF西の右クロスをMF遠藤が頭で触り、ボールはゴール前のFW大迫の元へ。一度中に切り込んでマークを外すと、あとは右足を振り抜くだけだった。

 「うまくタイミングをずらせたね。ゴール前では集中してできた」

 決勝弾がネットを揺らし、両手を広げて喜びを爆発させた。引き分けなら優勝が厳しくなっただけに、値千金の一撃。前半34分に相手MFが退場処分となりながら失点する最悪の展開だったが、「悪い雰囲気を打開できてよかった」。クラブ史上初となるシーズン2度目の4戦連発で勝負を決めた。

 今季はこれで18得点。これまでは昨季の9得点が最高だったが、プロ5年目で覚醒した。クラブ幹部は「以前よりも責任感が増した」と説明する。ピッチの外でも後輩を食事に連れ出すと、焼肉を頬張りながら「最近どうだ?」と悩みを聞くなど、面倒見の良さを発揮。兄貴分として慕われている。


湘南-鹿島 前半、FKで先制ゴールを決め、鹿島・柴崎(左)らと喜ぶ小笠原(中央)=BMWスタジアム

日本代表として強豪のオランダ、ベルギーと戦う欧州遠征にも弾みがついた。開幕前は代表に選ばれるかも微妙な立場だったが、「選手だったら当然選ばれたいし、絶対にW杯は行きたい」と臨んだシーズンで活躍。7月の東アジア杯(韓国)での2得点もあり、W杯切符をつかみ取ろうとしている。

 「代表ではレベルの高い相手とできるし、まずは試合で点を取ることだね」。伸び盛りの23歳がザック・ジャパンでも大暴れする。 (伊藤昇)
(紙面から)


大迫、クラブ初シーズン2度目の4戦連発!逆転Vつないだ
J1第31節 鹿島2―1湘南 (11月10日 BMWス)


<湘南・鹿島>後半45分、シュートを決め喜ぶ大迫(中)
Photo By スポニチ


 4位・鹿島は日本代表FW大迫勇也(23)が後半ロスタイムに決勝点を挙げて湘南を2―1で破った。J1は名古屋に1―2で敗れた首位・横浜から鹿島まで、4チームが勝ち点3差で優勝を争う白熱した展開となってきた。

 最後にドラマが待っていた。4分と表示された後半ロスタイムの1分。鹿島は左サイドを突破されて同点弾を許した。逆転Vに望みをつなぐためには勝ち点3が絶対条件だ。優勝が絶望的となったかに思われたが、失点から約30秒後に劇弾が生まれた。大迫が西の浮き球のパスのこぼれ球に反応。左サイドでボールを持つと、DFをかわして右足で右隅に流し込んだ。4位ながら首位・横浜と勝ち点3差に迫り、その間に4チームがひしめく大混戦を演出した。

 「タイミングをずらして冷静に打つことができた。ロスタイムは4分と出ていたので、まだチャンスはあると思っていた」。4試合連続の今季18得点目。21~24節にも連続ゴールを記録しており、1シーズン2度の4戦連発はクラブ史上初の快挙となった。後半33分の左ポスト直撃の一撃など放ったシュートは両チーム最多の5本。それでも前半34分に退場者を出した相手に苦戦を強いられたこともあり「相手が10人になってダラッとしてしまった。優勝を目指しているので、残り全部勝たないと意味がない」と気を引き締め直した。

 11日には日本代表として欧州遠征に出発。当初は一度、鹿嶋市内に戻り、成田市内のホテルに向かう予定だったが「1時間ムダになることに気付いた」と急きょ試合会場から直行。荷物にスパイクを入れ忘れて車に乗ろうとして直前で気付き「旅行に行くところだった」と笑うなど大物ぶり?も発揮した。「勝って代表に行けるのは気分的に良いけど、代表はまた違うからね。相手も強いし、ゴール前で集中したい」。ザックジャパンは最近2試合連続で零敗中。勢いに乗る鹿島のエースには、低迷する代表の閉塞(へいそく)感を打破する雰囲気が漂っている。

 ≪日本人6人目≫鹿島FW大迫が後半ロスタイムに決勝ゴール。これで28節から4試合連続ゴール。21~24節でもマークしており今季2度目だ。4試合以上の連続ゴールを年間2度以上達成したのは大迫が通算18人目(三浦知良が2度記録)。日本人では福田正博(浦和=95年)三浦知良(V川崎=95、96年)永島昭浩(神戸=97年)福田健二(名古屋=98年)中山雅史(磐田=98年)に次いで15年ぶり史上6人目、鹿島では初めてだ。
[ 2013年11月11日 06:00 ]

【鹿島】大迫、2度目の4戦連発!後半ロスタイムV弾でV争い残った

後半ロスタイムの試合終了間際、決勝ゴールを決め駆け出す鹿島・大迫

 ◆J1第31節 湘南1―2鹿島(10日・BMWスタジアム平塚) 鹿島は日本代表FW大迫勇也(23)の後半ロスタイム弾で湘南を2―1で下し、勝ち点を56に伸ばし優勝争いに踏みとどまった。2位の浦和はFW興梠慎三(27)の2ゴールも仙台に3―3で引き分け。横浜Mは主将のMF中村俊輔(35)の欠場が響き、名古屋に1―2で敗戦も勝ち点59のまま首位をキープ。1位から4位鹿島まで勝ち点差3の大混戦となった。J1優勝3回を誇る磐田は鳥栖に0―1で敗れ、94年のJ1参入から20季目でクラブ史上初のJ2降格が決定した。

 劇的勝利の中心に大迫がいた。わずか40秒足らずで、鹿島を優勝争いに生き残らせた。1―0の後半ロスタイム。10人の湘南にまさかの同点弾を浴び、誰もがこのまま試合終了だと思った。しかし、背番号9は「取り返さないと勝てない。ゴールに向かう気持ちを出した」とあきらめることなく、すぐさまゴール前へ。MF遠藤からのボールを受けると、ペナルティーエリア内で相手をかわし、冷静に右足で流し込んだ。

 クラブ史上初となる1シーズン2度目の4戦連発で今季18点目。エースとしての自覚が、得点量産につながっている。クラブ関係者によると、自身が点を取れなかったり、試合に負けたりすると、人一倍悔しがっているという。普段から積極的に声を出し、チームをけん引。先輩、後輩関係なく檄を飛ばす。プライベートでも若手を食事に連れて行くなど“兄貴分”として頼れる存在だ。そんな姿に遠藤も「苦しいときに決めてくれる」と信頼を寄せる。残り3試合。上位陣との勝ち点差は縮まり、大迫は「優勝するしかない。優勝しないと意味がない」と言い切った。

 結果を残し、いよいよ日本代表として欧州に乗り込む。1トップのライバルとなるC大阪の柿谷もこの日ゴールを決めたことを知ると「お互い頑張っていければ」と笑顔を見せた。「代表はまた違う。レベルの高い相手とできるので切り替えていく」。スタジアムを後にする際には、商売道具でもあるスパイクを忘れて帰りそうになり、マイペースぶりを発揮。オンとオフのギャップも魅力な23歳が、停滞感漂うザック・ジャパンに変化をもたらすはずだ。
(2013年11月11日06時05分 スポーツ報知)

鹿島・大迫 終了間際の千金ゴール
2013年11月11日 紙面から

◇J1第31節 鹿島2-1湘南
 劇的な一撃で、日本代表の力を見せつけた。欧州遠征出発前の一戦で、鹿島の若きエースが逆転優勝に望みをつなぐ値千金のゴールを決めた。
 「ラストプレーかと思い、狙っていた」。FW大迫が振り返るのは、後半ロスタイムに1-1の同点にされた直後の場面だ。キックオフから、右の西が出したクロスを遠藤が頭でつなぐ。ペナルティーエリア左でボールを受けた大迫はフェイントでマークを外すと、冷静に右足でゴール右下に流し込んだ。試合終了寸前の土壇場で決めた自身4試合連続ゴールが決勝点となり、チームにとっても価値ある勝利を運び込んだ。
 この日、首位の横浜Mが敗戦。10月19日に浦和との対決に敗れて、いったんは遠のいた逆転Vも夢ではなくなった。「全部勝たないと優勝はないと思っている。この勝ち点3が優勝したとき、意味のあるものにしたい」と虎視眈々(たんたん)と頂点を狙っている。
 リーグ終盤の激戦の前に、強豪と対戦する日本代表の欧州遠征に挑む。「勝って(代表に)行けるのはいいし、まずは試合に出ることだけど、相手のレベルも高いから、ゴール前で集中して取り組みたい」。大迫は代表で結果を残すことに、早くも目標を切り替えた。 (相原俊之)


大迫一色の各紙である。
やはり試合終了間際のアディショナルタイムに決めた劇的決勝弾はニュースである。
それも日本代表に選出された旬な選手とあれば尚更と言えよう。
「優勝するしかない。優勝しないと意味がない」と言い切るエースの言葉に更なる責任感を感じる。
このゴールにてシーズン18得点となり、今季2度目の4試合連続得点を記録した。
これは15年ぶりの快挙とのこと。
素晴らしい記録である。
エース・大迫、ニュースになる男である。

大宮、関塚監督をリストアップ

2013年11月11日 | Weblog
大宮、来季の監督候補に磐田・関塚氏をリストアップ
 J1大宮が磐田の関塚隆監督(53)を来季の監督候補にリストアップしていることが10日、分かった。チームは7連敗中で、小倉勉監督(47)は兼務するテクニカルダイレクターに専念する見込み。関塚氏の去就は流動的だが、就任すればロンドン五輪代表のスタッフだった小倉氏、里内猛コーチ(56)と再びタッグを組むことになる。
(紙面から)


関塚監督を来季の指揮官候補にリストアップした大宮である。
これは面白い組み合わせと言えよう。
今季途中からジュビロの監督に就任した関塚氏であるが、奮闘もむなしく降格が決定した。
こうなっては来季も指揮を採るということはなかろう。
また、大宮はJ1連勝記録を作り、今季前半には好調であったベルデニック監督を更迭したものの、後任の小倉監督は結果を残せずにおる。
何か手を打つことが必要であろう。
川崎、ロンドン五輪にて実績を残した関塚監督に食指を動かすのも頷ける。
今季も終盤戦となり、来季の動きが聞こえてきた。
関塚監督の去就に注目である。

満男のFK、ノミネート

2013年11月11日 | Weblog
J1リーグ戦第31節、J2リーグ戦第40節のノミネートゴール決定のお知らせ
2013年11月10日(日)

 J1リーグ戦第31節、J2リーグ戦第40節のノミネートゴールが決定しましたのでお知らせいたします。

J1リーグ戦
田中 亜土夢(新潟) 11月10日 対 大分戦 得点時間:56
小笠原 満男(鹿島) 11月10日 対 湘南戦 得点時間:37
長谷川 アーリアジャスール(F東京) 11月10日 対 C大阪戦 得点時間:70
J2リーグ戦
金久保 彩(長崎) 11月10日 対 千葉戦 得点時間:36
宮阪 政樹(山形) 11月10日 対 松本戦 得点時間:79
近藤 祐介(栃木) 11月10日 対 北九州戦 得点時間:22


第31節のノミネートゴールに選出された満男のFKである。
ゴール前のFKを相手の守備陣形が整う以前にスポンと決めた。
抜け目ないプレイと評価されよう。
この一瞬の閃きは神が与えしもの。
満男の素晴らしさが伝わって来た。
このような得点を拝めるのも鹿島を応援しているからこそ。
これからも多くのゴールを楽しんでいきたい。
期待しておる。

浦和・興梠、二度の勝ち越し弾

2013年11月11日 | Weblog
【J1:第31節 仙台 vs 浦和】試合終了後の各選手コメント(13.11.10)
11月10日(日) 2013 J1リーグ戦 第31節
仙台 3 - 3 浦和 (19:05/宮城ス/17,183人)
得点者:2' ウイルソン(仙台)、6' 梅崎司(浦和)、31' 興梠慎三(浦和)、47' 赤嶺真吾(仙台)、59' 興梠慎三(浦和)、90'+2 石川直樹(仙台)

●興梠慎三選手(浦和)
「最後は守ろうとして全体的に下がってしまいました。間を使われるのがいやだったので自分としては前に行きたかったのですが、下がってしまったところを攻められてしまいました。
ウチは1点を守るというより攻めきって勝つスタイル。もう2、3点取っていれば、というところを自分自身も反省しています。Jリーグヤマザキナビスコカップで負けたこともそうですが、いいゲームをしながら勝てなかった悔しさはもう味わいたくないと思っていますし、今日もそういうことでは悔しかった。でもリーグ戦はカップ戦と違ってまだ次があります。残り3試合で首位に立てるように頑張ります」

[ J1:第31節 仙台 vs 浦和 ]


前半から点の取り合いとなったこの試合、31分に興梠慎三(写真右/#30)が勝ち越しゴールを決めると、興梠は59分にもゴールを決めこの日2得点の活躍を見せた。

【浦和】興梠「本当に悔しい」/J1

ロスタイムに追いつかれドローに終わり座り込む浦和FW興梠(撮影・下田雄一)

<J1:仙台3-3浦和>◇第30節◇10日◇宮城ス

 よもやのロスタイムの失点で、浦和が白星を逃した。横浜が敗れていたため、首位に立つチャンスを逃した。

 前半2分に失点するが、同6分にMF梅崎司(26)、同31分にFW興梠慎三(27)が得点し逆転。しかし後半2分に同点に追い付かれる。同14分には再び興梠が決めてリードを奪うが、悪夢はロスタイムに待っていた。

 クロスのこぼれ球を石川直にたたき込まれ同点。ナビスコ杯では前半ロスタイムの失点が黒星につながっており、勝負弱さはぬぐえなかった。

 2得点でヒーローになるはずだった興梠は「こういう失点の仕方は初めてじゃない。今日も負けに等しい引き分け。Jリーグ(の優勝争い)をおもしろくしてしまった。首位に立ちたかった。今日は本当に悔しい」とうつむいた。残りは3試合は川崎(ホーム)、鳥栖(アウェー)、C大阪(ホーム)と難敵ぞろい。最後に笑うために残された道は3連勝のみだ。
 [2013年11月10日22時48分]

浦和 首位浮上またも失敗…興梠「勝負弱いっす」
J1第31節 浦和3―3仙台 (11月10日 宮城ス)


<仙台・浦和>試合終了間際、同点ゴールを許し、ぼう然とする興梠(30)ら浦和イレブン
Photo By 共同


 興梠の言葉が全てを物語っていた。「勝負弱いっす」。後半ロスタイムにまさかの同点弾献上。残り1分までつかんでいた浦和の勝ち点3、そして10年4月以来の首位浮上は、またも手からこぼれていってしまった。

 前半6分に梅崎が同点弾。同31分には興梠が勝ち越し弾を決めた。追いつかれた後半14分には再び興梠の個人技で突き放した。ペトロヴィッチ監督は山田暢、坪井の両DFを投入。逃げ切りを図ったが、逆に自陣に引き過ぎたことで仙台の攻撃を正面から受ける形になり、土壇場で失点した。

 試合前に横浜が敗戦。勝てば首位浮上へ絶好のチャンスだった。だが、今季は7月10日のFC東京戦、8月28日の横浜戦など「首位」の2文字がちらついた一戦でことごとく勝っていない。さらに2日のナビスコ杯決勝では柏に敗れ準優勝。大一番での弱さはシーズン終盤になっても改善されていない。柏木は「がっかりというよりもいらつく」と吐き捨て、森脇は「ここまで数多くチャンスを逃しているのは運じゃない。何かが足りない」と唇をかんだ。残り3試合。首位・横浜との勝ち点差は「1」に縮まったが、決して喜べる状況ではない。
[ 2013年11月11日 06:00 ]

【浦和】終了間際の被弾で痛恨ドロー 興梠「勝負弱いっす」

前半31分、2点目のゴールを決める浦和・興梠(左端=仙台・GK林)

 ◆J1第31節 仙台3―3浦和(10日・宮城スタジアム) 2位の浦和はFW興梠慎三(27)の2ゴールも仙台と3―3で引き分けた。

 1点リードの後半ロスタイムに仙台DF石川直に同点弾を浴びて痛恨のドロー。浦和の今季初の首位浮上は終了間際の悲劇にのみ込まれた。「今はネガティブなことしかない。言えることはなにもない」とMF柏木はぶ然。この日の2ゴールで12点のシーズン自己タイ記録となったFW興梠も、「勝負弱いっす。誰がじゃなくてチーム全体が…。負けに等しい引き分け」とうつむいた。

 勝てば首位の状況を生かせなかったのはリーグ後半戦で実に7度目。未勝利が8戦(6分け2敗)に延びた仙台との相性の悪さも結果的に表れた形となった。2日のナビスコ杯決勝で柏に敗れた直後は、ほとんどの選手が敗戦の映像を見返さずに気持ちを切り替えたが結果は出ず。それでもペトロヴィッチ監督(56)は、「この順位(2位)がシーズン終了後の順位とは限らない」と逆転Vへあえて前を向いた。
(2013年11月11日06時02分 スポーツ報知)


二度の勝ち越し弾を決めるも引き分けに終えた浦和の興梠である。
1点目はCKのこぼれ球を豪快に、2点目はクロスをDFを背負った状態で受け反転しゴール。
興梠の良さが良く表れておったように思う。
「ウチは1点を守るというより攻めきって勝つスタイル」というコメントは、DFを次々に投入して逃げ切ろうとした指揮官への不満であろうか。
それはそれとして、興梠は多くの得点を決めており好調さが伝わってくる。
1年前に浦和からのオファーを聞いた際は出してはならぬ重要な戦力と感じた。
しかしながら、鹿島に残っておってもこれだけ重用されたかどうかはわからぬ。
大迫の活躍を観るに興梠が攻撃の軸になったようには思えぬ。
様々な恩恵を受けられるクラブに行ったことは、興梠にとって幸せだったのではなかろうか。
興梠の活躍の報は素直に喜ばしい。