鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

仙台・柳沢、順調に回復

2013年02月17日 | Weblog
【仙台】故障組の柳沢、和田が順調に回復
 宮崎で第3次キャンプを張っている仙台は17日、宮崎市内で練習を行った。前日16日が45分×4本の練習試合だったこともあり、出場組は軽めのメニューでリカバリー。故障で別メニュー調整が続いていたFW柳沢敦(35)やDF和田拓也(22)が復帰へ順調な回復を見せる一方、右ふくらはぎを痛めているMF菅井直樹(28)は練習場に姿を見せなかった。

 手倉森誠監督(45)は菅井について「(延岡第2次キャンプ中に受けた)最初の診断では異常なしということだったが、宮崎でもう1度病院にいったら肉離れしていた」と説明。昨季リーグ優秀選手にも選ばれた右サイドバックが仙台に戻ってから本格的なトレーニングを開始することになり、同監督も「セカンドオピニオンというのは大事なんだな」と苦笑するしかなかった。

 [2013年2月17日18時19分]

負傷から順調に回復する仙台の柳沢である。
主将としてチームを牽引するベテランが復帰することで、メンバーに与える影響は大きかろう。
今季はACLへの参加があり、柳沢としても気持ちが高ぶっておるのではなかろうか。
2002年のACLには出場しておらず、その前身であったアジアクラブ選手権では、様々な壁があり悔しい思いをしておる。
その思いを吹き飛ばすためにもアジアにて活躍して欲しい。
柳沢のアジアでの躍動を期待しておる。

ダヴィ、甲府をJ2優勝に導いた男

2013年02月17日 | Weblog
【J2 9月度MIP受賞インタビュー】ダヴィ選手(甲府):「これだけはきちんと伝えたい。サポーターの力があったから優勝できた」(12.11.16)
昨季7月、甲府のJ1残留のために途中加入したもののノーゴールで期待に応えられなかったダヴィ。しかし、今季は開幕3試合で5ゴールとスタートから爆発。中盤戦以降はセルフコントロールも、うまくなって警告も激減し、終盤戦の厳しい相手との対戦でもゴールを挙げ続けて、甲府のJ2初優勝に大きく貢献した。最終節は累積警告で出場停止となってしまい、今季は32ゴールで終了。惜しくも37ゴールというJ2記録を超えることはできなくなったが、32ゴールという数字は42試合制ではトップの成績。甲府をJ2初優勝に導いた――超現実的――ストライカーは、どんなことを考えているのか。帰国前のダヴィにインタビュー。

咄嗟のシュートがゴールを決めるコツ

Q:9月の月間MIPおめでとうございます。チームのJ1昇格だけでなく、優勝も決めた9月の5試合の中で、一番印象的な試合はどの対戦ですか?
「まず、月間MIPに選んでもらったことを感謝しています。
9月で一番印象的だった試合は、迷いなく第32節・大分戦です。終了間際に同点に追いつかれて、最後は勝点1を拾って帰ろうというようなゲーム展開。でも、最後の最後にボールがこぼれてきて決めることができた(動画)。どの試合でも勝点は重要だけれど、大分から勝点3を挙げたことは大きかったと思う。勝って甲府に帰ることができたことがうれしかった」
Q:ホームで敗れていた第35節・北九州戦も、メンタル的に大事だったのではないですか?
「そうですね、前半戦はホームで悔しい負け方をしていた(第6節)ので、リベンジしたいという気持ちは強かったですね。先制して、逆転されて、同点までいって最後はアディショナルタイムのゴール。勝ちたいという気持ちをみんなが持っていたから最後の1点が決まったのだと思います」
Q:ファン・サポーターから多くの質問が来ています。ここからは、その質問に答えてください。最初は「やす」さんからの質問で、「どうしてそんなに身体が丈夫なのですか」という質問です。
「う~ん、生まれつき丈夫でした。特別なトレーニングはやっていないし、特別なものを食べているわけでもありません。丈夫なおかげで大きなケガはしたことがありません」
Q:次は「ジョニーキルロイ」さんから「味噌ラーメンが好きだということは有名ですが、甲府でお気に入りのラーメン屋さんはできましたか。好きな日本食は何ですか」
「マンションの隣にラーメン屋さんがあって、週に2回くらいはそこで食べています。もちろん、味噌ラーメンです。食べ歩きはしていないので、ほかのラーメン屋さんと比べることはできませんが気に入っています。味噌ラーメンは札幌にいた時に好きになりました。札幌はおいしい店が多くて楽しい街でしたね。日本食はアウェイに行った時のホテルで食べるくらいで、普段はほとんどブラジル料理なんです。ホテルの食事では味噌汁が好きです」
Q:「もっちゃん」ほか、数人の方々からの質問です。多くの人が知りたい内容だと思いますが、「点を取るコツは?何でそんなに点が取れるのですか」
「今は点を取れるチャンスがいっぱい来ている。それをうまく使っているだけ。取れないときは取れませんよ。昨季みたいに」
Q:シュートを打てるチャンスが来た時に、ドリブルしたりボールを持ち直したりなどの余裕がある時と、一瞬だけしかボールに触れない時がありますが、どちらのケースが決めやすいですか?
「状況にもよりますが、日本でプレーしている場合、判断もプレーも速いのでゴール前では考える時間がないですね。とっさに何も考えずにシュートすることが増えています。ブラジルのリーグを見ていると、ゴール前で考える時間があるので、かわしてシュートをする場面もありますが。早く決断したほうが、シュートが決まりやすいし、いいシュートも打てると思います」
Q:「跳ねる親父」さんは「ゴールを決めたあと、天に向かってつぶやいている内容を知りたい」ということです。教えてくれますか?
「普段から常に神様に感謝しています。サッカーでゴールを決めることができるのも神様の祝福だと思っているので、感謝の気持ちを伝えています」
Q:「俺たちのダヴィ」さんは「城福監督ってどんな人ですか」と質問しています。
「日本で出会った中でNo.1の監督だと思います。ブラジル人選手の気質やプライドを理解し、尊重してくれるし、どうやって一緒に生活すればいいのかをよくわかってくれていると思います。チームのブラジル人全員が、仕事をやりやすいと思っています」

■ブラジル代表よりも大事なことがある

Q:「まっちゃん」さんからの質問で、「子供の頃に憧れた選手はいますか」
「ロマーリオですね」
Q:ロマーリオはブラジル代表やバルセロナでも活躍したスーパースターですが、「中込P」さんからは「ブラジル代表は狙っていますか」という質問が来ています。
「子どもの頃からブラジル代表になりたいという気持ちはありませんでした。サッカーでプロ選手になって、ビッグクラブで成功して、しっかりお金を稼ぐことを目標にしていました。ブラジル代表には簡単になれないし、選手として結果を出してお金を稼いでいい生活ができるようになってから、そういうことは考えようと思っていました。だから、子どもの頃からプロサッカー選手になるということがブラジル代表になりたいということに直結することはなかったですね」
Q:成功して手に入れたいものは何ですか?
「欲しいものはほとんど全部あります。自分のことだけではなくて、家族に対する恩返しをすることができて満足しています。来年6~7月に生まれてくる子どもが将来いい生活ができるようにしてあげたい。私はまだサッカーができるので、そのためにも頑張っていきたい。今年のオフは、親戚を集めて日曜日の昼食を盛大に食べることを楽しみにしています。早くみんなに会いたいですね」
Q:引退後の計画やアイディアはありますか?
「まだ何も考えていないけれど、仕事はしたくない。家族と旅行に行ったりして楽しみたい。まだまだサッカー選手としてプレーできるので、現役を楽しんでそれから考えます」
Q:「小松」さんからの質問で、「日本で気に入っている場所はありますか」とのことですが、思い付く場所はありますか?
「妻はよく出かけますが、私は練習と試合以外ではあまり出かけないんです。気に入った場所で思いつくのは、札幌時代に登った山です。ものすごく景色がきれいで今でも覚えています。ただ、その山の名前などは忘れてしまいました」
Q:では、サポーターからの最後の質問にします。「こわじ」さんほか、多くの人から。「来季も甲府に残ってくれますか」
「みんなに聞かれますが、残念ながら確定していません。今の段階で確実に言えるのは、オフシーズンは身体をしっかり休めて次のシーズンの準備をするということだけです」
Q:奥さんが「甲府にいたい」とおっしゃれば、来季も甲府に残る可能性は高くなりますか?
「そういうチャンスはあるかもしれませんが、(契約の問題なので)来季も私が日本でプレーできるかどうかもわかりません。そういう状況なので、甲府でプレーできるかどうかはもっとわからない。残念ながら今は何も決められないのです」
Q:では最後に、甲府のサポーターに1年締めくくりの挨拶をするとすればどんなことを伝えたいですか?
「甲府サポーターの皆さんに感謝していることをまず伝えたいです。ビッグクラブのサポーターのように大勢のサポーターが応援してくれました。私だけでなく、選手みんなが誇りに感じていると思います。J2に降格してホームの観客数が減ったと聞きましたが、今季来られなかったファンやサポーターのみなさんが、来季は再びスタジアムに来てくれたらうれしいです。今季はJ2で優勝し、サポーターも満足してくれていると思いますが、これは選手とスタッフだけの力ではなく、サポーターの力があったからです。このことは、はっきりと伝えたい。サポーターの力があったから優勝できました。なかなか勝てない時でも最後まで応援してくれたことを感謝したいです」

以上

取材日:11月2日
取材・構成:松尾潤


昨年11月に掲載された当時甲府に在籍したダヴィのインタビューである。
32ゴールを決め甲府のJ1昇格に多大なる尽力をした。
甲府のサポーターに愛されていたことが伝わってくる。
結果的にユニフォームを替えることとなったが、鹿島のサポーターも選手に対する愛情は深い。
今季は鹿島のためにゴールを積み重ねてくれるであろう。
そして、我らは大いなる声援を送る。
ダヴィと共にタイトルを目指すのだ。
期待しておる。

浦和・興梠、注目の男

2013年02月17日 | Weblog
浦和 得点力UPは至上命令 興梠「求められるものは分かっている」
J1注目の男 浦和FW興梠慎三


練習後、槙野(左)とじゃれ合う興梠
Photo By スポニチ


 浦和はこのオフ、日本代表クラス4選手を補強し、移籍市場の主役を演じた。ペトロヴィッチ監督の愛弟子で指揮官のサッカーを熟知する広島のDF森脇、仙台からMF関口、柏からDF那須を獲得。そして得点源として大きな期待がかかるのが鹿島から加入したFW興梠慎三(26)だ。

 昨季はMFマルシオ・リシャルデスの9得点がチームトップ。本来はドリブラーながら不慣れな1トップに入ったFW原口は6得点で、FWポポ(現J2神戸)も3得点に終わった。得点力アップは至上命令で、興梠も「FWなんで求められるものは分かっている」。早くもエースの自覚を漂わせている。

 最大の持ち味は動きだしだ。一瞬のスピードを生かしてマークを外し、少ないボールタッチでゴールを陥れる。その動きは昨季MVPと得点王を獲得した広島のFW佐藤と似たスタイルで、3、4人が絡む連動性が生命線となる“ミシャ(ペトロヴィッチ監督の愛称)サッカー”にも適応。1月29日の大分との練習試合で早速ゴールを決めた。本人は「まだまだ。もうちょっと動きだしを良くすれば、マルシオや(柏木)陽介から良いボールが出てくる」と反省の弁が口を突いたが、指揮官は「われわれが必要とする選手で、機能するところを見せてくれた」と合格点を与えた。

 今季、浦和は5年ぶりにアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場する。「ACL出場は魅力的」と国際大会を求めて移籍を決断した興梠にとっても待ち望んだ舞台だ。鹿島では3連覇に貢献するなど勝者のメンタリティーも持ち合わせている男が浦和を再びJリーグ、そしてアジアのトップへと押し上げる。

 ◇興梠 慎三(こうろき・しんぞう)1986年(昭61)7月31日、宮崎県宮崎市生まれの26歳。鵬翔から05年に鹿島に入団し今季から浦和。日本代表では12試合0点。J1通算192試合49得点。1メートル75、67キロ。利き足は右。

[ 2013年2月16日 14:24 ]

注目の男として取り上げられる浦和の興梠である。
浦和の大型補強の中で特に大きな期待がかかるとのこと。
浦和は1TOPの布陣を敷いており、そのポジションに見合う人材として興梠に白羽の矢が立った様子。
確かに、2010年度の天皇杯制覇は興梠の1TOPが機能した結果の賜物であり、興梠の1TOP適性が証明された大会であった。
準々決勝では先制点、準決勝では決勝点を記録しておる。
とはいえ、興梠の1TOPの影に左サイドで尽力した大迫の存在があったことも事実である。
昨季終盤、逆に大迫の1TOPに対して興梠をサイドに配した布陣は機能したように思えぬ。
昨季の天皇杯四回戦ではジョルジーニョ監督の指示を無視しFWのポジションに残ったことでも見て取れる。
しかしながら、この時点では興梠の心は浦和に移っており、正確に判断することは適わぬ状況であった。
1TOPとしては大迫に敗れ、サイドとしては機能しなかった。
これでは、ベンチに置く以外になかったのは、当時の戦術・戦力から考慮された結論であろう。
興梠が新天地をに於いて、輝きを取り戻すとなれば、それは嬉しい報となる。
我らは、それ以上の輝きを増し、その報を霞ませていきたい。
気持ちを込めて新シーズンを迎えようではないか。