鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

臨時J1、J2合同実行委員会開催

2011年03月15日 | Weblog
日程組み直しなどを協議 震災受けJリーグ理事会
 サッカーのJリーグは15日、東京都内で理事会を開き、東日本大震災の影響で3月中の中止が決まった公式戦の日程の組み直しなどを協議した。
 理事会に先だって開かれた臨時のJ1、J2合同実行委員会に出席した鹿島の井畑滋社長は「4月第1週の再開は不可能との意見が大勢を占めた」と述べた。
 合同実行委では被災の深刻な各クラブが現況を説明。カシマスタジアムの損壊などを報告した井畑社長は「(被災地は)日々、復旧しているというよりは悪い方向に進んでいる。ホーム戦の代替競技場開催は極力避けたい。また興行には電気をたくさん使うので、こうした節電の中で(再開して)いいのかというのもある」と話した。

[ 共同通信 2011年3月15日 16:22 ]

地震が起こって四日間が過ぎた。
着実に地震という天災は過去になっていく。
しかしながら、被災は現在進行形であり、まだまだ被害は広がっていくのである。
現実に目を向け、正しく、誠実に物事を進めていって欲しいと願うばかりである。

トップチーム、活動休止

2011年03月15日 | Weblog
トップチームの活動休止に関して 2011/03/15
今回の震災により3月中のJリーグ公式戦が中止されたことを受け、トップチームの活動を休止することになりました。ブラジル人スタッフ・選手は帰国し、選手に関してもそれぞれの実家等に移動して再開を待つことになります。クラブハウスの断水などライフラインが復旧していないことに加え、被災により食糧が不足しガソリン供給が滞る現状では、鹿島エリアで活動を継続することは困難であると判断いたしました。サポーターの皆様には重ね重ねご心配をおかけいたしますたが、何卒ご理解をいただきたいと思います。

未曾有の大災害によりトップチームは一時、活動休止とのこと。
これは致し方のないことと言えよう。
逆に、この判断を下したクラブを賞賛したい。
しばし、チームの情報は滞るが、それ以上に重要な情報が必要な事態である。
状況を冷静に見つめたい。

小笠原満男、安否情報を懇願

2011年03月15日 | Weblog
小笠原、ネットでも号外でも「安否情報を」

神妙な表情で報道陣の質問に答える鹿島MF小笠原

 鹿島MF小笠原満男(31)が、東日本大震災による被災者の安否確認情報の発信を強く要望した。14日、茨城・鹿嶋市内のグラウンドで「なんとかして安否の情報を伝えてもらう方法はないでしょうか」と切実な表情でメディアに訴えた。小笠原は被災した岩手・大船渡市の大船渡高で3年間を過ごした。いまだに消息をつかめない友人、知人も多く、必死な面持ちで記者の取材に応じた。

 3日ぶりの練習に姿を現した小笠原が取材陣に歩み寄ると、深刻な表情で切り出した。「避難所にいる方々の名前とか、リストを出してほしいんですよ。個人情報の問題とかもあるんでしょうが、何とかならないでしょうか」。目は充血して真っ赤だった。

 小笠原の出身県、岩手の被害状況は死者数が500人を超える甚大な被害を被った。高校時代3年間過ごした大船渡市では30人以上の遺体が収容され、300棟以上が崩壊、流失の大きな被害に見舞われた。

 慣れ親しみ、自らの礎を築いた地の惨状に「よく行った場所とか店とかもあるし、友人やお世話になった方の中で、いまだに消息をつかめていない人がたくさんいる。被災者の関係者が一番欲しい情報は、安否確認だと思う」と訴えた。

 一部新聞では「おくやみ」欄で被災で亡くなった方の名前を公表している。岩手、宮城、福島の3県警は前日13日に、安否が分からない人について、家族らからの問い合わせに対応するダイヤルを設置した。

 岩手県ではこの日、県内の避難所にいる住民の氏名、年齢、住所をホームページで公表。だが、アクセスはつながりにくい状況だ。小笠原は「新聞が号外で配るとか。それができなければ、テレビカメラで避難所にいる人たちの顔をなるべく映してほしい」と一刻も早く知人の消息を知りたい思いを吐露した。「行って何ができるわけでもないんですが、すぐにでも現地に行きたい気持ちです」。思いは切実だった。【塩谷正人】
 [2011年3月15日7時48分 紙面から]


鹿島・小笠原、悲痛「安否分かる手段ない」
2011.3.15 05:03


1人でも多く助かってほしい…。小笠原は悲しみをこらえながら、こみ上げる思いを口にした(撮影・中井誠)

 東日本大震災で被害を受けたJ1鹿島が14日、練習を再開した。大津波で甚大な被害を受けた岩手・大船渡市で高校時代を過ごしたMF小笠原満男(31)は、同市内の知人とほとんど連絡が取れていない。安否確認を巡り混乱が起きている現地の様子を語り、「安否が分かる手段がないのが一番の問題。何とかならないか」と悲痛な声を上げた。

 憔悴(しょうすい)の表情にもかかわらず、声には力があった。小笠原は練習再開の取材に集まった報道陣の前に自ら進み、切々と訴えた。

 「避難している方々の名簿のようなものはありませんか。安否を確認する手段がないのが一番の問題。テレビカメラは、できるだけ避難している人の顔を写してほしい。自分が今、一番思っていることです」

 連日のニュースには、目を覆いたくなる悲惨な故郷の光景が映る。盛岡市出身ながら、約100キロ離れた県立大船渡高に進学。サッカー部監督の家に下宿してプレーを続けた。その懐かしい町並みが地震に揺れ、大津波にのみこまれた。「同級生、お世話になった人がいっぱいいる。よく行っていた場所も…」

 地震発生から3日間、連絡を取り続けた。何とか電話がつながった知人を通じ安否を確認したが、消息不明は数多い。サッカー部のチームメートや学舎の級友、大船渡高の同級生で同市出身の夫人の関係者…。みな無事でいてほしいという思いで、いても立ってもいられない。

 両親も気掛かりだ。盛岡市内で無事の確認は取れた。しかし、電気・水道はストップ。買い物に行こうにも、ガソリンがなくて動けない。「あと何日かしたら食料も尽きる」と表情を曇らせた。

 「行けるものなら今すぐに行きたい。力になれるものなら行って何とかしたい。被災地に何とか物を届けてほしい、1人でも多く助かってほしい」

 いつもは無口でクールな男が、腫れた目で訴えた。切実な声は、日本中の思いを代弁していた。(佐藤ハルカ)

小笠原 岩手の知人と連絡取れず…現状嘆く

練習後に被災地への思いを語るJ1鹿島の小笠原
Photo By 共同


 岩手県出身の鹿島MF小笠原が被災者の安否確認が進まない現状を嘆いた。

 実家は盛岡市だが、被害の大きかった大船渡市で高校3年間を過ごしており、多くの知人と連絡が取れていない。「すぐにでも現地に行きたいけど、救助活動の迷惑になる可能性もあるので軽率な行動はできない。テレビで避難所にいる人の顔を映すとか、なんとかしてほしい」と訴えた。また、仙台市出身の遠藤は宮城野区にある実家近くまで津波が押し寄せ、祖母と連絡が取れていないことを明かした。チームは14日に3日ぶりに練習を再開。鹿嶋市内のクラブハウスが断水中でシャワーなどが使用できないため、地下水を使用している近隣の施設を借りてランニング中心の約1時間半のメニューを消化した。
[ 2011年3月15日 06:00 ]

小笠原、被災者の安否情報の早期公開を懇願…鹿島
 J1鹿島のMF小笠原満男(31)が14日、東日本大震災被災者の安否情報の早期公開を懇願した。岩手・盛岡市出身の小笠原は、大船渡市内に下宿し、強豪の大船渡高に通学していた。実家の家族は無事だが、高校時代の友人や知人は消息不明の人が多数いる。「現地との連絡手段がない。テレビカメラが避難している人の顔を映してもいいし、メディアの皆さんに協力してほしいと思います」と話した。

 避難所には多くの人がいるものの、個人情報保護などの問題で助かった人の名簿は公開されておらず、判明しているのは死者の名前だけ。「心配で現地に向かっている人もいる。僕もすぐ行って何かしら(援助を)したいけど、迷惑になるから…」と言葉を詰まらせた。

 仙台市出身のMF遠藤康(22)も家族は無事だが、塩釜高時代の友人はほとんど連絡が取れていない。「プライバシーの問題とか言っているけど、そんな状況じゃないでしょう」と話した。

 この日はチームが鹿嶋市内の別グラウンドで練習を再開。鹿嶋市は断水が続き、満足な食事を取れていない選手も多いが、遠藤は「自分は大丈夫です」と気丈に語った。プレーで被災者を勇気づけられる日が来るまで、今は必死に練習に打ち込むしかない。

(2011年3月15日06時01分 スポーツ報知)


被災地への思いを語る鹿島・小笠原

鹿島・小笠原、沈痛…知人の安否不明

 涙をこらえながら訴える鹿島・小笠原=茨城県・鹿島ハイスポーツプラザ(撮影・吉澤敬太)

 J1鹿島の元日本代表で、盛岡市出身のMF小笠原満男(31)は14日、東日本大震災で被災した地元に思いをはせた。鹿島自体も、震災の影響でクラブハウスが使用できないため、この日は茨城県鹿嶋市内の鹿島ハイツスポーツプラザで3日ぶりに練習を再開した。近隣で災害情報に関するアナウンスが響き渡る中、ランニングを中心としたメニューを約1時間半にわたってこなした。

  ◇  ◇

 目を真っ赤にして、涙をこらえながらMF小笠原が訴えた。「避難している人の安否情報を確認できるようにしてほしい。何とかならないだろうか」。生存者の情報がほとんど伝わってこない現況の改善を求めた。

 盛岡市の実家は大きな被害を受けなかったが、母校の大船渡高がある岩手県大船渡市は市街地が津波に襲われた。連絡が取れず安否不明の知人が多数いるという。個人情報の問題もあって、いろいろ難しいことに理解を示した上で「名前がダメなら、テレビカメラで顔だけでも映してほしい」とメディアに協力を要請した。

 はやる気持ちを抑えるのに精一杯だった。「連絡手段もないし、(現地に)行けるものなら行きたい」と心境を告白。一方で「軽はずみに言動、行動できない」と自らをなだめつつ「あしたの紙面には(生存者の名前は)載らなさそうですか」と報道陣に“逆質問”する一幕もあった。

 小笠原同様に、宮城県塩釜高校出身のMF遠藤康(22)も「走ってる時も頭から離れない。高校時代の友達も危ない状況。(家族は)車で寝てる」と、生まれ育った地域が深刻な状況に置かれていることを明かし、「一目でいいから母の顔を見たい」と家族を思いやった。

 震災の影響で、鹿嶋市内も断水が続き、余震の恐怖にもさらされている状態。食事、トイレにも困難が付きまとう上、被災地でありながら、計画停電の対象エリアにも含まれている。厳しい状況の中で、何とかサッカーに集中するしかない。

(2011年3月15日)

沈痛な面持ちの小笠原満男である。
すぐにでも飛んでいきたいところであろう。
しかしながら、それは叶わぬ。
軽率な行為は行わず、待つのみである。
満男としては断腸の思いであろう。
メディアには正確な情報を伝えて欲しいと願う。
今は意見など不要である。

洗濯不能

2011年03月15日 | Weblog
鹿島、練習再開!断水続く中…1時間半汗
2011.3.15 05:00

 鹿島が14日、3日ぶりに練習を再開。練習場のクラブハウスが断水しているため、地下水を利用した施設を借り、約1時間半汗を流した。震災発生から2日間は選手・スタッフの自宅も断水が続いたほか、ガソリンが入手できないため、選手は相乗りなどで移動。MF本山は「周りの人に本当に助けられた。まだ洗濯はできないけれど、しなければいいだけ」と気丈に話した。(鹿嶋市)

練習は再開出来たものの、生活はまだまだ通常に戻らぬ鹿島である。
チームは公式戦再開へ向けて、集中するのみである。
いずれ始まる戦いに勝利し、皆に勇気を与えるのだ。
期待しておる。

ヤス、家族を思う

2011年03月15日 | Weblog
【鹿島】宮城出身遠藤、入院中の祖母心配
 鹿島MF遠藤康(22)が14日、鹿嶋市内のグラウンドで練習後、祖母の安否を心配した。遠藤は東日本大震災で被災した宮城の出身。仙台市にいる家族の無事は確認が取れたが、「おばあちゃんが宮城野区の病院に入院していたんですけど、まだ連絡がとれない」と表情を曇らせた。また、宮城・塩釜高時代の友人の安否も確認が取れず、「すぐにでも行って、食料とか足りないものを運んであげたい気持ち」と話した。
 [2011年3月14日15時46分]

宮城出身の鹿島・遠藤「母の顔見たい」
2011.3.15 05:00

 東日本大震災で被害を受けたJ1鹿島が14日、練習を再開した。宮城出身のMF遠藤は、「帰れるものなら帰って母の顔が見たい。落ち着いたら足りないものを持って行ってあげたい」と力を込めた。実家は津波被害を免れたが、母は車の中で寝泊まりしており、入院していた祖母の安否も確認できていないという。断水が続くなか、この日は練習場のシャワーを浴びられたが、「オレだけいいのかなと思う」とつぶやいた。


家族の安否を思うヤスである。
選手も人の子、今すぐにでも現地に向かいたいところであろう。
その気持ちをグッと抑え、練習に励むヤスには感動を覚える。
公式戦が再開された暁には、試合に出場し、活躍することで、被災地に元気を与えて欲しい。