大峰山系、八経ケ岳(1915m)
=残念何も見えない、が お花はちゃんと=
ガスがかかり始めた山道を行く仲間
近畿の最高峰
奈良県の近鉄橿原神宮駅から車で1時間、吉野郡天川村の登山口から
登りました。この国道399号線の行者環トンネル西口にある弥山
登山口からのルートですとピストン(一日で登って下山)が可能です。
そのほとんどを大峰奥駈道(おおみねおくがけみち)を歩きます。
行者環トンネルに車を止めて 弥山登山道口
世界文化遺産、大峰奥駈道
吉野と熊野を結ぶ大峯山を縦走する、修験道の修行の道。
2002年(平成14年)12月19日、国の史跡「大峯奥駈道」として指定された。
2004年(平成16年)7月、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」
の一部として登録された (ウィキペデアより引用)
大峰奥駈道出合
事情ありで決行
滋賀県を出発の朝の天気予報では当日はかなりの雨らしい。 今回の登山
をアレンジしてくださった堺市の友人Yさんのご配慮もありましたが、この
時期を逃すと人気のシャクナゲが、またシロヤシオ、オオヤマレンゲも来年
までお預けになることもあり、雨を覚悟で出かけました。
シロヤシオ オオヤマレンゲ
写真:ウィキペデアから拝借 写真:奈良の山(山渓社)から拝借
晴れ男、Kenny
終日の晴れとはいかないまでも、早朝は太陽も顔をのぞかせ、雨に関して
はトンネル登山口に下山したとたん降り出しまして幸運そのものです。ただ
そうとは言っても登山の日はまだ梅雨まっ最中、山頂は濃いガスの中でした。
でもほんと、私は晴天に恵まれる率、90%の晴れ男でしてめったに雨に降
られることがありません。不思議なくらいです。
予想外の朝日に恵まれて シャクナゲの自生群
早朝、5時登山開始
目が覚めるとなんとまだ真っ暗の空にお星さまが! 早立ち(早朝早くの出発)
をリーダーのYさんのアドバイスであらかじめ決めておいたのでそれが功を
奏し、予想外の日の出を迎えました。しかし高度を稼いで行くに従いやがて
はガスが掛ってきます。八経ケ岳の手前、弥山(みせん)に到着した時には
もう展望は望めませんでした。
聖宝(しょうぼう)の像 弥山山頂、弥山神社
聖宝は平安時代の真言宗の僧。山岳修行の功を認められる。醍醐寺の開祖。
お花を愛で、
そしてまたこの地の修験道の雰囲気を味わいながら歩くことに気持を
切替えました。大峰山系一帯は山岳信仰の聖地でこれまで女人禁制で
あった弥山、八経ヶ岳(八剣山)は今はその禁制が解かれています。
大峰山(山上ガ岳)は今でも女人禁制がしかれていますね。
大峰山系(八経ガ岳) 写真:天川村HPより拝借
山行タイム
お花を愛で、写真を撮りながら、妻ほか二人の4名はいつものように
ゆっくりと散策気分の登山ですが、登山口から大峰奥駈道出合までは
結構きつい上りです。しかしそこにはちょうど見頃のシャクナゲが
綺麗でした。上りが3時間半下りは2時間強の奈良県の、日本の名峰
八経ケ岳でした。
八経ケ岳山頂 1,914.9m
今日もご覧くださいましてありがとうございました
お目当ての花をゆっくり楽しまれたことでしょう。
しかし、山に登って頂上でガスのため眺望がきかないのは、本当に残念です。
やはり、がっくりきます。しかし、それも時には、つきものでしかたないですね。それも含めて、山登りなのでしょう・・・
頂上でガス。何度も残念に思う経験をしました。
山名に興味を持ちました。なぜ「八経」などとなづけられたのか。奥駈け道だから、その関連なのだろうか・・・・
ネット検索してみましたが、山行のブログ類には山名に触れたものは見た範囲ではありません。
ウイキペディアでやっと、少し説明がでていましたね。ウイキを引用されているので、ご覧になったことでしょう。
”地図上では主に八剣山(はちけんざん)・八経ヶ岳などと表記され、また「役行者が法華経八巻を埋納したところ」と伝わることから仏経ヶ岳(ぶっきょうがたけ)とも呼ばれる。”
これを読み、なんとなく納得。・・・我ながら単純!
ちょっと気づいたことを:
今回、ウイキペディアから文を引用されています。その部分は、特定の文字が青字でアンダーラインが付いています。
ウイキの本文では、ウイキ内で用語説明が相互リンクされているところは、青字になっていると理解しています。
ウイキから引用の際、コピー&ペーストされたのだろうと、想像します。
下線付き青字をクリックすると、リンク先のページがみつからないとで出ます。
本文をコピーする際に、その文のコピーにリンクされている部分をカットして、該当本文のテキスト文だけをコピーするやりかたと、リンク先を含めてリンク付けできる状態でコピーするやり方が、別にあるように思います。一度、ご確認ください。